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 毎月、各メディアの世論調査が行われている。いろいろな論点について賛成か反対の意見を聴いているが、私にはいつも鬱陶しく感じられる。特に内閣支持率の項目が一番不愉快に感じられる。
 私はRDD(Random digit dialing)で調査が来ても満足に回答したことがない。固定電話でも携帯電話でも、いきなり電話をかけてくるなんてそもそも失礼な話しだと思っているからである。どのメディアでも回答率が低いのは当たり前なのではないか。どうしても訊きたいなら事前に予告するとか郵便にするとかしたらどうか。その方が誠意があると受け取れるし、回答も誠意をもって少しは丁寧に記入するのではないか。
 内閣支持率について言えば、内閣を支持するかどうか一々そんなことを考えて暮らしている者はあまりいないだろう。それをいきなり電話で尋ねられたって、答えに窮するのが大方の人間なのではないか。しかし、電話では他の質問項目同様に回答しなければならない。「大いに支持する」とか「あまり支持しない」などと主観的に選択を迫られて、じっくり考える時間も与えてくれない。結論を出すのに時間がかかるので一旦切ってもう一度かけ直してください、などとも言えない。
 おそらく、RDDで回答している者は、気分次第で適当に数字ボタンを押しているケースが案外多いのではないか。そんな雑な回答の積み上げが国政を左右する内閣支持率として扱われ、内閣をいつ解散すべきかの判断材料になってしまう。数字は噓をつかないなどというが、数字に依存し過ぎた数字至上主義には些か呆れ返っている。
 政治家は、ビールケースに乗って毎朝毎夕駅前などで街頭演説し、そこから肌で感じる国民の政治意識の質的変化を大事にしてもらいたいものだ。そこからの判断がいくらか間違っていてもいいではないか。個人的には、無断で我が家に侵入するようなRDDのやり方はとっとと止めてもらいたい。

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