この度「川柳の神様」シリーズの最終作「Ⅲ」を上梓することができた。令和元年12月9日発行の「Ⅰ」から始まり、「Ⅲ」の完結まで約3年半を要した。企画の段階まで遡るとさらに1年以上前の平成30年夏頃に行き着く。
平成30年と言えば定年退職して2年目で、その4月に初孫が生まれた。現在はもう5歳。まだ赤ちゃんだった頃、娘夫婦の家に行って一緒にお風呂へ入ったら散々泣かれたことが急に懐かしく思い出される。今は泊りに行くと、喜んで一緒に湯船に浸かってくれる。もちろん楽しく会話もできる。弟も3月に生まれてお姉ちゃんになった。
現在の私は既に高齢者の仲間入りしている。平成30年から5年間、当たり前のことだが否応なく年を重ねた。体力面は勿論のこと、精神面でも老いてきたことを素直に認める。
うーん、そうは言っても「令和川柳選集」刊行に向けて自作の選句作業が待っている。秋が来る前には何とか着手したいと考えている。年明けにでも発刊の目途がつけばいいかなぁ、と勝手に決め込んでいる(担当編集者のTさん、そこのところよろしく(笑))。第一句集「川柳作家ベストコレクション 三上博史」の掲載作品が平成28年までのものだったので、それ以降に発表した平成29年から現在までのもの(ほとんどすべてが雑詠)を対象に選句する予定である。
「ベストコレクション」の「あとがき」でも触れたが、60歳前後から私の作句も少しずつ枯れ始めたと感じている。意欲が低下したとは言いたくはないが、人生の秋を迎えて作品もそれに向かっている、いや、その真っ只中かもしれない。そういう時期に詠んだものを読み返して第二句集を編むこととなる。そして、今後さらに詠む作品はもっと枯れたものになるのだろうか。枯れることに浸りながら、かつそれを楽しみながら川柳と付き合っていく。特段、不満はない。

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