9月30日に「じゃじゃ馬億万長者 | 三上博史ブログ (shinyokan.jp)」のことを書いたが、今回は日本のテレビアニメについての素朴な疑問についての話題である。
小学時代の頃(昭和40年前後)、「エイトマン」を毎週観ていた。オープニングソング「♪光る海 光る大空 光る大地…」が毎回流れる動画の中で、エイトマンが新幹線の列車と同じスピードで走るシーンが出てくる。最後は新幹線より速いスピードでエイトマンが悠々と走り勝つのだが、エイトマンの両腕が全く振られていない。陸上の長距離走者がスタンディングスタートの際にとるようなポーズのまま、下半身だけを動かしてひかり号やこだま号(0系の団子鼻)と思われる列車と並走し追い抜くのである。これは小学生だった当時の私の目から見てどうしても不自然で無理があるように思われた。腕を振らないで時速200Kmを出すひかりやこだまと対等に走ることが出来るのか。まあ人間ではなくロボットなのだから仕方ないと言えばそれまでだが、雑な描写にも見えたのである。
「スーパージェッター」もよく観ていた。これもオープニングソング「♪みらいのくにからやってきた ちえとちからのゆうきのこ…」が流れると、流星号というとんでもない乗り物が毎回出てくる。地上を走るだけでなく大空を飛び、水中も潜れる優れものである。更に地中を深く進む際の動きに無理があった。先端にドリルのようなものが付いている訳でもないのに流線型の車体の先っぽだけで掘り進んでいくシーンがあり、これはいくら何でもおかしいだろうとすぐに感じた。地中を掘って行くなら、掘られた土や岩石はどこかに排出しないといけないのに、そんなことはお構いなしにとにかく先っぽだけで突き進む。物理的に見てどうしても納得できない。トンネルの掘削工事でシールドマシンというのがあるが、地中を掘り進むことがどれほど大変なことか。どれくらいの土砂が排出されるのか。こういったことを考えれば、安直な描写だったのではないか。
いずれも今ではYouTubeで検索すればすぐに観られる。テレビアニメはオープニングソングが流れるシーンを毎回必ず見せつけられるので、しっかり脳裏に焼き付く。何十年か振りに改めて確認したがやはり不自然だった。子供の頃に抱いた素朴な疑問はずっと記憶に残る。私にはこの二つがその典型だった。
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