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「何時の間にか」と言うのが正直な実感である。家族から、少しづつ疎んじられてくるようにはなったけれど、まだ姥捨て山の話は聞こえてこない。記憶がなくなる。思い出せない。ウッカリ忘れて心が他に移る。本当に物忘れするということは辛いことではあるが、「忘れる」という技をしっかり使うのも、重宝な術で上五の「振り」も大切な技法である。ここまで来ればむしろ生きる術として上手に駆使して行きたいね。

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