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第154回川柳マガジンクラブ東京句会      

第154回川柳マガジンクラブ東京句会が平成元年12月8日に東京都文京区「駒込学園」にて開催されました。出席者はお世話役の植竹団扇さん、松橋帆波さん及び大谷仁子、小野六平太、菊池順風、佐道正、菅野直訓、高田以呂波、唯夕、高塚三郎、辻直子、とくろう、丸山芳夫、宮川令次の各氏と星野睦悟朗の15名、欠席投句は伊藤聖子、長谷川渓節各氏の2名でした。

当日の題、選者、入選句などは次の通りです。

Ⅰ、自由吟互選と句評会

句の上の数字は得票です。

コメントの名前に?をつけたのは、選ばなかかったが発言したいと印をつけた人。

  子を背負い焼場の写真主よ神よ    三郎

  団扇「本当は子でなく弟。(長崎に教皇様が来られた時に報道されて)全世界に広めた」

  乗車位置争奪始発駅都塵       帆波

作者「始発駅で実際の争奪を見た。かわいそうに太ってゼーゼーする人がいた。生渇き

の臭いもした」

  安倍総理桜をエサに跋扈する     順風

川マガ東京句会様「人生会議」有難う 聖子

厚労省のポスターががん患者からのクレームで取り下げられたことがあった、という。

(注)厚労省の広報より『今まで「ACP:アドバンス・ケア・プランニング」として

普及・啓発を進めてまいりましたが、より馴染みやすい言葉となるよう「人生会議」

という愛称で呼ぶことに決定しました』

作者にはお休みで聞けませんでした。

1 ゴキブリとバスケやったら面白かろ  直子

芳夫「テレビでバスケがよく出るが、ゴキブリホイホイの蓋を開けたみたい」

帆波「ゴキブリの速力は最速」

団扇「真似のできない句は良い句」

1 冬空を飛ぶ鳥の羽銀の色       直訓

1 妻以外の人と行きたいディナーショー 正

票は一票でしたがいろいろにぎやかでした。

作者「ホテルで3万円ほどです。場を盛り上げるのが上手い人が高い」

2 はいはいと当分妻に逆らわず     唯夕

  作者「おじさんがなくなって後処理を手伝ってもらった」

2 気が急いて歩行姿勢が前のめり    以呂波

  睦悟朗「横断歩道でよく見ます」

仁子「忘れていても姿勢がこうなります」

団扇「(視点に)愛情がある」

作者「最近自分を見ているような気がします」

2 近未来姥捨て山を法制化       六平太

  以呂波「面白いところに目をつけた」」

直子「年寄りがあふれていて地震などでも避難場所の入れないとか」

作者「昔からある伝説。60歳になると捨てられ、食料がななると出稼ぎに里に来るとか。いまや100歳以上が8万人・・・・・・」

2 「本心」を言えば大抵嫌われる    とくろう

  作者「「  」を付けたのは僕も本心を言って嫌われたが、それでも本当の本心はまだ言ってない。揺れているところを「  」とした」

2 背を見せ俺に似るなと児を諭す    睦悟朗

  俺に似よ俺に似るなと子を思い 麻生路郎 の本歌取りという声が。

作者「別の会で「背」という課題に対して本歌取りは承知で作りました」

3 猫好きの共通点は猫が好き      団扇

  ?唯夕「僕は犬嫌いが共通点」

?芳夫「疑問でなく次点。よく句にしたと思う」

令次「うごくが、単純でいい」

六平太「何にでも使える」

とくろう「当たり前なことを言っているが、共通の友ができる。女好きだと仲良く

なれない」

 作者「猫が好きな人にほかの共通点はないということ」

3 旅が無事終わる我が家のウォシュレット 芳夫

成程、で3票集まった。

  作者「体調の関係で時間がかかるので外では気が引ける」

5 大河でも小川のような視聴率     渓節

  昨年の「いだてん」は8.2%で初めて一桁に落ち込んだらしい。

6 立ち話まだかと犬が鼻鳴らす     仁子

  こんな風景をよく見かける、ということで票とコメントが集まった。

6 星座にも干支にもならぬ猫の意地   令次

今月は「犬」と「猫」が票を集めたが、最後は引き分け。両方に入れた方が3人。

作者「今年の春、猫座はないというのを詠んで作った句を作り替えた」

団扇「インドや東南アジアでは猫が入っている」 とくろう「猫座はあったがなく  なった」 帆波「ヤマネコ座があったがなくなった」などのコメントもあった。 

Ⅱ、宿題

宿題は「今年のニュースから」で松橋帆波さんの選でした。

作者「日韓、安倍総理、ラグビーなどが多かった」

見る会の証拠こっそりシュレッター    三郎

品位なき閣僚席の奢る野次        とくろう

青テント剥いで台風雨そそぐ       六平太

隠蔽へウソ満開の花の宴         渓節

ローマ教皇被爆地訪ね平和説く      仁子

香港人現政権にノーと言い        順風

化石賞に開き直った進次郎        団扇

シブコスマイル世界をあっと驚かせ    順風

菓子折に関西電が組敷かれ        六平太

白鳳の肘には鉄が巻いてある       芳夫

まずまずと言って激甚指定する      睦悟朗

黒い粉吉野フェローを輝かせ       睦悟朗

流行語よくわかるのは令和だけ      睦悟朗

仕事でも家事でも増えたノックオン    渓節

マラソンは冬の五輪で走りたい      芳夫

メーデーをひっそりやった改元日     令次

世界危機トップがみんな狂い気味     直子

「秀句」

24時間戦えませんコンビニも      正

キラキラの名が虐待に耐えている     正

積ん読に万葉集が仲間入り        正

「特選」

気付かせた地球の縮図ワンチーム     以呂波

「軸」

ワンフォーオール強いるわが社はブラックス 帆波

 

Ⅲ、五分間吟

宿題特選の高田以呂波さんの出題及び選で五分間吟を行いました。題は「アメとムチ」でした。

「佳句」

大臣をエサに議員を従わせ        正

クリスマスサンタがくれた参考書     とくろう

働いた日だけ晩酌つけてくれ       睦悟朗

名コーチしごいた後に飯おごる      正

饒舌がチクりと刺した泣きどころ     直子

父はムチ母はアメーとドラが言う     唯夕

左遷地は釣りの名所が数多く       とくろう

「秀句」

鞭はともかく飴は舐めない競走馬     団扇

叱ってもほめても猫はマイペース     帆波

子育ては仏のような鬼になり       令次

「特選」

所得税減税消費税増加          帆波

「軸」

手なずけるコツは誉めたり貶したり    以呂波 

Ⅳ、難解句鑑賞

最後に難解句鑑賞を行いました。

半径をのばして夢とすれ違う    たむらあきこ

ゆっくりとガウディが立つ崖っぷち 星出冬馬

天国へ来て気がつく あっ、便所がない 普川素床

Ⅴ、今後の予定

今後の予定は次の通りです。

1、令和二年一月の予定

1月12日(日)

句評会はございません

宿題は「登る」」です。三句ご持参ください。

特別企画を行う予定で、茶菓・弁当があります。

2、令和二年二月の予定

2月9日(日)

句評会 一句事前にご提出ください。既発表句でも可とします。

宿題は「酒」です。三句ご持参ください。

 

席上で話題にするために、「わからない句(難解句)とその作者名」を、該当する句がある方は一句ご持参下さい。

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