秋深し隣りは何をする人ぞ・・・・・。
唐突な解散、ドタバタの野党再編劇、一転二転して大山鳴動の総選挙で狸?一匹とは如何に。
仙台は、短い夏が終わったかと思えば秋もまた短く、毎日毎日、寒い日が続いております。まだ10月半ばだというのに、紅葉の噂もちらほら聞こえて来て、冬の間近いことを思い知らされます。
今月の仙台句会は、そんな天気のせいもあってか、欠席された人が多かったのですが、少ない人数の分だけ、議論?も白熱し、充実した句会になりました。
第99回 川柳マガジンクラブ仙台句会
開 催 日 平成29年10月21日(土)
開催場所 仙台市太白区中央市民センター
参 加 者
笹 美弥子さん、 鹿野 椿さん、 佐藤安子さん、
柳川ひょうごさん、 佐藤岩嬉さん、 島 文庫、 以上6名
第1部 「 句 評 会 」
定例の句評会からの報告です。
瘤付きの瘤が押してる車いす
句評)コブ付のコブとは未婚の子が年老いて親を介護している老々介護のことかな?子をコブとは好意的意味合いではないよね。孤立感が漂っています。地域の繋がりも薄くなって、国だってどこまで面倒を見てくれるかわからない。
作者)子連れで再婚した人をコブ付というが、昔、虐めたその連れ子から介護されている老親の複雑な感情を表現したかった。瘤はコブのほうがよかったかな?
就活と任期四年と選挙カー
句評)タイムリーですね。就活と選挙の取り合わせがよくわからない。中七の「と」を「の」に読み替えると解り易いのでは?大学生の就活と同じように先生方も就活しているよ。ということかも。
作者)選挙只中で思ったこと。不倫とか、パワハラとか、いろいろ問題を起しながら、いざ選挙となると「お願いします!」本当に政治家の仕事をしているのか疑問。だだ、就活のためだけかも?
一仕事終えても次が待っている
句評)その通りですよね。主婦も会社員も次々と仕事に追われて息をつく暇もないですから。だとすると、表現がそのまんま過ぎませんか?人生はエンドレスと言う事ですかね。
作者)今年は公私ともに本当に忙しかったんです。その実感なんです。少しぐらいはボヤキを聞いて下さい。
モナリザの目と唇に猜疑心
句評)確かにモナリザは不気味ですね。絵を見てピストル自殺した人もいるそうです。モナリザは観る人の気持ちを映すみたいですよ。笑うならちゃんと笑え。でも、日本人も曖昧な笑いだよ。(笑)
作者)モナリザを見ていつも思うのは「この人、タチ悪いよね」なのですが、先ほどのお話で自身の心を映すと聞いて慌てました。私だったんですね。(笑)
好評の入口見えぬ期日選
句評)何が好評なんだろう。期日選という用語はあるの?新聞に載っていたよ。どういう意味なんだろうか?好評=好景気という事だとすれば、まだまだアベノミクスの効果が見えませんよ!ですね。
作者)期日前投票に行って来たのですが、人混みが凄かったんですね。延々待ってなかなか投票できずイライラしました。
古希の目に大きなことは写らない
句評)百歳が珍しくない時代だから、まだまだでしょ。よくわからない句ですね。次の世代にどう受け継ぐか、後継者問題は深刻!なかなか引退はできませんよ。
作者)私、健康で毎日ほどよく晩酌できればそれで充分なんです。決して多くは望みません。

蔵王の麓はもう紅葉しています。
河北新報創刊120周年・川柳宮城野社創立70周年記念
「第66回東北川柳大会」開催
川柳宮城野社が今年で創立70周年を迎え、また、地元新聞社の河北新報が創刊120周年を迎えたことを記念して、共同事業として「第66回東北川柳大会」が10月1日、仙台国際センターで東北はもとより全国各地から260余名の参加を得て開催されました。
当日は、全日本川柳協会前理事長の大野風柳先生(新潟)の講和に始まり、式典セレモニーのあと、森中恵美子先生(大阪)、小島蘭幸先生(広島・全日本川柳協会理事長)、尾藤川柳先生(東京)、矢沢和女先生(兵庫)ほか、東北各県の先生方を選者として句会が開催され、参加者お一人、9課題、2句詠の充実した句会となりました。
河北賞、川柳宮城野社賞を受賞された特選句を紹介します。
(なお、本掲載はニュースとしての記事を掲載したものです。作者の方にはご容赦願います。)
河北賞 宿題「自由吟」 森中恵美子先生選
美しい嘘だと思う母の骨 荒木小菊さん(秋田)
川柳宮城野社賞 特別課題「感謝」 雫石隆子先生選
ブランコを漕げば母の手父の腕 須田隆行さん(宮城)
大野風柳戦線の講演 
第2部 「 句 会 」
今回の課題、選者、結果は、つぎの通りです。
宿 題 『食 欲』 佐藤岩嬉 選
満ぷくのお腹を撫でて秋が好き 美弥子
老境の箸に食欲だけ残る 文庫
食欲に県境なしぶらり旅 ひょうご
秀 句
冬眠のために食べてるような母 椿
食欲に蓋して生きる国がある 安子
お粥からご飯命がよみがえる 美弥子
特 選
おむすびのうまさにころりひとめぼれ 文庫
宿 題 『びりびり』 佐藤岩嬉 選
心身がびりびり生徒正座中 椿
障子張りまずは子供に破かせる 椿
過去剥がし今日から一歩前に出る 美弥子
秀 句
此の海を裂いてあの日の御霊らを ひょうご
新党の火傷の痕がまだ痛む 文庫
文破くおんなごころが乱れてる 美弥子
特 選
退職願破り覚悟の靴を履く 安子
10月の句会風景です。

仙台句会は、来る11月の句会で節目の100回を迎えます。
翌12月に100回記念パーティーを計画していますので、
振るってご参加ください。
詳細は、来月号でお知らせします。
11月句会の開催予定
開催日時 平成29年11月18日(土) 午後 1 時から
開催場所 仙台市太白区中央市民センター 3階
宿 題 「 百 」 2句、 「びくびく」 2句
会 費 会員1,000円、 非会員1,200円
※句会に参加ご希望の方は、下記のホームページから、
必要事項を記入してお申し込み下さい。
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