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6月4日 快晴。入梅直前ながら爽やかな風が吹き抜ける奈良は、修学旅行の生徒の集団があちこちに見受けられ、会場の『かえる庵』もエアコン不用の勉強会日和。
会場の目印になっていた喫茶店が立ち退きになって横に折れる場所を行き過ぎた人多数。
久し振りに15名の参加(山本一光・山崎夫美子・山中あきひこ・木嶋盛隆・田中薫・居谷真理子・佐藤かえる・池田みほ子・柴橋菜摘・林ともこ・木村宥子・香依古・中堀優・西久保隆三・板垣孝志)

★第一部(合評会)
金バッジ明るい嘘に立ち眩み→明るいに違和感
雨こぼる明治の校舎静かなり→俳句かなア こぼるよりもしとどが分り易いかも
鯉の街黒田マエケンありがとう→広島東洋カープの存在はこの二人の存在が大きい
過ぎ去った愛の欠片を掬う笊→未練心は分るが笊がねエ との声も
鳶が鷹生む訳ないと山嗤う→山嗤うを俳句の季語と解釈した人には分りにくかった
などなど、没になった句の原因究明のお時間(司会は中堀優さん)

★第二部・句会(木嶋盛隆・板垣孝志 共選・宿題=まぐれ)
木嶋盛隆選
欲のない子供福引よく当たる かえる
テーブルに卵が立っただけのこと 孝志
乗り遅れ命拾いの羽田発 ともこ
一発芸受けてるうちが稼ぎ時 菜摘
鳶が鷹その鷹やはり鳶を生む 眞理子
〇椅子取りゲーム椅子にまぐれが置いてある 夫美子
〇欲の無いボールが風に乗りました みほ子
〇神風の二度のまぐれの罪つくり 眞理子
源平の歴史をかえる与一の矢 あきひこ

板垣孝志 選
ビギナーをおだてる術を神は知る 薫
椅子取りゲーム椅子にまぐれが置いてある 夫美子
一発芸受けてるうちが稼ぎ時 菜摘
源平の歴史をかえる与一の矢 あきひこ
パドックのまぐれが家を傾ける 隆三
〇欲のないボールが風に乗りました みほ子
〇鳶が鷹その鷹やはり鳶を生む 眞理子
〇釣り上げた鰯でカモメまで釣れる 薫
神風の二度のまぐれの罪つくり 眞理子

互選最多得点句 テーブルに卵が立っただけのこと 孝志
欲の無いボールが風に乗りました みほ子

壁に貼られた句の互選中

 

★第三部(印象即吟)羽根つき水時計
永遠にわたしを生かす循環器 香依古 6点(か盛菜孝夫み)
血流の浄化と清酒めぐってる 菜摘 5点(あか一盛宥)
戦争への時間を示す水時計 あきひこ 4点(真薫隆優)
赤い血の因果は巡る水車 孝志 4点(あと夫優)
炎天下一息ついた紫蘇ジュース みほ子 3点(菜一隆)
エコライフ竜宮城のエネルギー 一光 2点(孝宥)
以下省略

番外編

今日のご馳走は盛隆さんの創作料理、新生姜を細かく刻んだベースに揚げた鯵。みほ子さんの淡竹煮(山椒風味)他にホウレン草のおひたし、本場の天麩羅。差し入れのお菓子などなど。美味しいお酒は4段仕込み赤米酒に人気が集まりました(^_^)v 今日もご馳走さまでした!

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奈良句会・6月報告(126回目)”にコメントをどうぞ

  1. 岡本 恵 on 2017年6月12日 at 7:49 AM :

    こんにちは。
    梅雨の季節とは思えないくらい爽やかな毎日が続きますね。
    印象吟の水時計をお店で見たことがあります。その不思議な動きにしばらく見とれてしまいました。一つのおもちゃからも豊かな世界が広がるものですね。川柳の世界の広さに驚かされます。
    いつも思うのですが、合評会での没句の原因究明はいいですね。自分では何度読み返しても、なかなか他人の目線では捉えきれないものです。実力アップには何よりの近道だと思います。忌憚のない意見を聞かせてもらえるのは有難い時間ですよね。
    ところで、写真の通りには電信柱が見あたいませんね。美しい街並みはさすがに世界遺産都市。どんな季節でも気持ち良く歩いたり走ったりできそうで羨ましい‥‥。
    みなさまにとって、六月もいい時間でありますように。

  2. 板垣孝志 on 2017年6月12日 at 8:41 PM :

    恵さんこんばんは
    水時計も100円ショップで楽しめますが、デパートの水時計や
    万華鏡(カレイドスコープ)売り場にはド肝を抜かれるような
    仕掛けの物もありますね
     動画で投稿できないのが残念ですが、目の前で変化していく
    ものを詠むのも面白いですよ 頭の中を掻き混ぜられる感じ ^^;
     合評会も各自の自信作の没句、作者は当然理解してもらえるもの
    との前提で作っているのに、案外わかって貰えていないのですョ
     たとえば重さの単位で一斤とか一匁、ある年代以下にはまったく
    分らない (歳がばれる)若い選者に出すと没かな?
     さて電柱ですが、実はあります、立っておりますが電線がかなり
    高いところを走っています ビルの稜線と重なると消えたように
    見えます 偶然なのか計算されたものか知りませんけど・・・
     今月もコメントありがとうございました
    寝苦しい夜が来る前に今のうちにぐっすり寝溜めをして置きましょう (^_^)/~

  3. ケンジロウ on 2017年6月13日 at 9:48 AM :

    板垣さんお久しぶりです。身体の調子はいかがでしょうか?私は今、無所属で気まぐれに作句しています。
    ところでで課題についての質問ですが、「まぐれ」という題で気まぐれという言葉を使うのは駄目でしょうか?まぐれという題だったら偶然を表現するべきでしょうか?句会でちょっと意見が分かれました。

    • 板垣孝志 on 2017年6月13日 at 10:36 PM :

       ケンジロウさん こんばんは
      奈良句会でも同じ質問が出ました
       英訳すれば まぐれ=ラッキー 気まぐれ=ムウデイ が近いのかな?
      別物の気がします 提出された30句の中に気まぐれと書いた句が
      4句ありましたが 互選でも0点でした
       なんとなく違和感があったのかも・・・
       結局 字かむり・字結びの可、不可 にかかわることで
      (特に表記がなければ字かむり不可)の意識が働いたと思えます
      ただ柳社、結社、地域によっても判断が分かれます
       奈良句会では互選でも0点という結果が出ましたが
      これが正解であると押し付ける気はありません ご参考までに

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