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灯火会8月5日から始まった燈花会(とうかえ)。夕方になれば沢山の人出となるのだが、猛暑の真昼、奈良三条通りの人通りは少ない。(写真は近鉄構内のパンフレットから)
会場の蕎麦処「かえる庵」に集まったのは、佐藤かえる・柴橋菜摘・木嶋盛隆・山下怜依子・上鳥羽香依古・池田みほ子・林ともこ・森吉留里惠・西川國治・山崎夫美子・居谷真理子・山中あきひこ・田中薫・板垣孝志の14名。
★第一部(句評会)
売れますかなどと源内ただで食い(時代吟の没句)→平賀源内と鰻の逸話を選者が
知らないはずは無いから、同想句の相打ちまたは既に発表された句があるのかも
戦争が壁の向うで立ち上がる→渡辺白泉の「戦争が廊下の奥に立ってゐた」に似すぎた表現とに指摘が多かったが、作者はこの俳句は知らず、今の日本の状況を詠んだ作品。
その他12句の検証。

★第二部 宿題・交換の共選
田中薫 選
ポケモンGO引っ張り出した引き篭もり 留里惠
古家を相続オカン付いて来た あきひこ三条通1
少し猫背の影を交換したくなる 夫美子
ホワイトデイ割の合わない義理の数 みほ子
背泳ぎの鮎に替わっている囮 怜依子
〇横文字に換えて商運走り出す 國治
〇トレードにリベンジパワー燃え上がる 菜摘
〇電池交換ピエロも踊り出す真夏 ともこ
◎特攻の命と替えたものは何 孝志

板垣孝志 選
トレードに出した選手のサヨナラ打 薫
諭吉っあん両替したらすぐ家出 あきひこ
勧誘は美人新聞また替える 國治
ホワイトデイ割の合わない義理の数 みほ子
少し猫背の影を交換したくなる 夫美子
〇ポケモンGO引っ張り出して引き篭もり 留里惠
〇ママねえママぼくとスマホととりかえて 真理子
〇ひとを恋い泡になった人魚姫 留里惠
◎花いちもんめ妹ばかり入れ替わる 夫美子

互選最多得点句  特攻の命と替えたものは何  孝志

★第三部 印象吟 (粘着タイプの耳かき)耳かき
肝心の骨が一本抜けてます 留里惠 7点
耳ざわりええ嘘やから怒らへん あきひこ 4点
取らなくていい物ばかり付いてくる ともこ 4点
真夏日にハエとり紙を踏んだ猫 孝志 4点
またしてもあと一押しの粘り負け 菜摘 3点
一度だけ役に立ちます霞です かえる 2点 (一点句以下省略)
番外
お馴染みなった奈良句会鮎の大皿焼きの出番に成りました!8月奈良句会 031
山下名人、体調不良といえども60匹も提供して戴きました。
キンキンに冷えたビールで乾杯のあとは何時もの「風の森」そして夫美子さんからは川柳大賞受賞式四国の縁起の良いお酒。
盛隆さんの創作料理は春巻き それぞれ具が違うのであれこれ戴くとお腹が一杯!!
大きなコロッケはみほ子さん、 勉強会3時間・懇親会3時間 賑やかに話し込んで、散会。駅までは浴衣姿の人通りを抜けて機嫌よく帰宅と相成りました。8月奈良句会 0308月奈良句会 029

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8月奈良句会報告(116回)”にコメントをどうぞ

  1. 大田かつら on 2016年8月10日 at 10:19 AM :

    おはようございます。今月の句群の中でとりわけ次の句に釘付けになった。「特攻の命と替えたものは何」、、。今月は終戦記念日もあります。特攻隊の若い命が沖縄の海でも散っていった、、。何のために生まれてきたのでしょう、、。蕾のままで海のもくずとなる、、これほどの哀切の極みがあるだろうか、、私の部屋の窓からは海軍慰霊塔が見えます、、そこの展望台は散歩コースです、、風が頬をなでるたび「僕たちの犠牲の上に今の幸せがあることを忘れないで欲しい❗反戦平和を叫ぶ代弁者になって、、」と、声なき声が迫ってきてどうしょうもなく涙がわき起こり動けなくなったりします、、。沖縄の人達はヌーチがタカラ、、「命が宝」、、何といっても、いのちが一番だよ❗と、かの大戦でこのことを身を持って深く味わったのですね。日本いいえ世界の恒久平和を願ってやみません。亡くなられた方々へ不戦を誓い哀悼のまことを捧げたいとおもいます、、合掌

    • 板垣孝志 on 2016年8月10日 at 12:26 PM :

       かつらさん こんにちは
       午前中に奈良でも35℃沖縄は32℃ 沖縄が避暑地になりそう ^^;
       今年の夏は山梨あたりで新記録が生まれそうです。
       特攻隊員のの命と引き換えに得たもの・・・ 何だったのでしょうね?

  2. 岡本 恵 on 2016年8月10日 at 5:16 PM :

    こんにちは。暑中お見舞い申し上げます。
    番外編が気になって仕方がありません。なんて美味しそうなご馳走の数々!見て聞いただけでこちらまでお福わけを頂いた気分です。ごちそうさまでした。
    燈花会とは風情のある行事‥‥さすがは世界遺産の地、奈良ですね。外国のお客さんも多いことでしょう。
    印象吟は面白いグッズを見つけましたね。これを見て骨が抜けているという発想は素晴らしくオリジナル。留里恵さんの切り口に参りました。
    特攻の命は八月にふさわしい重みのある作品ですね。孝志さんの引き出しにはどれだけの川柳の種が詰まっているのだろうと羨ましくなります。
    商運が走り出す、リベンジパワーという表現が上手いなぁと思いました。ママへの訴えも本当に有りそうな悲鳴です。川柳ってこんなに色々な世界を詠めるのだと改めて勉強になりました。ありがとうございます。
    気温が35℃ではなるべく外出は控えた方がいいですね。みなさまどうぞご自愛くださいね。

    • 板垣孝志 on 2016年8月10日 at 6:51 PM :

      めぐみさん こんばんは
       やはり番外に目が行きますか (^_^)v
      「こんなん出来たよ~」って持ち込んで来てくださる腕自慢の皆様と
      「ウチで作らんでも済むから助かる」という鷹揚なかえるさん御夫婦の
      お蔭で色々な料理を戴いて居ります 
       毎回丁寧に読んでいただいてありがとうございます
       奈良公園の周辺を幻想的にいろどる燈花会、歴史は浅くて1999年からと
      なっていますね。年毎にロウソクの数が増えているようです
       夜は七時過ぎに商店街が閉まってしまう奈良としては珍しいイベントです
      奈良の町の人々が早寝をする理由には神様のおつかいとされる鹿が絡んで
      居るようです 詳しくは「奈良の石子詰め」で御検索を・・・
       黒い耳かきを初めて手にしたときはビックリしました!
      ネチャッとするけれども、後に無いも残らない、不思議な感触です
       ハエとり紙とは大違いです ^^;
       奈良句会も116回、マンネリになりかけたところに森吉留里惠さんと
      山崎夫美子さんの御参加は勉強会に大きな刺激となって居ります (^_^)v
       ほんま有り難いことです!!

       

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