多様性の中の一様性
多様性(ダイバーシティー)という言葉が巷で盛んに使われるようになって久しい。この単語の対義語は画一性とか一様性になる。今まで統一(画一・同一)的なものが社会的規範や模範として認識されていたことに対して、社会問題として多様性を主張することは充分理解が出来ることである。
性の多様性、例えばLGBTな...【続きを読む】
枝垂れ桜の「枝」から始まる私なりの考察について
「しだれ桜」という桜の種類があるが、これを漢字で書くと「枝垂れ桜」となる(「垂れ桜」との表記もある)。枝が垂れているのでそう呼ぶのは分かるが、何故「し」のところにわざわざ音読みの「枝」を当てているの、以前から不思議に思っていた。訓読みで言葉を整えるなら「えだだれ桜」と呼んだ方がすっきりする。
そ...【続きを読む】
痒い!ー孫の手のナルシシズムー
私の両親はいつも孫の手を愛用していた。父親は茶の間のテーブルに常備していて、母親は寝床に置いていた。私が子供の頃は、父や母の背中が痒いというと、首の後ろから手を突っ込んで背中を搔いてやったこともあった。
実は私も昨年65歳になって、冬場に背中の痒みに襲われることがしばしば起きた。最初は物差しで搔...【続きを読む】
共選の面白味
栃木県では、かつて「雀郎祭り川柳大会」が宇都宮市で毎年開催されていた。県内ではおそらく一番大きな大会で、ピーク時には、関東近県や福島県などから200名近くの参加者が来てくれていたと思う。私も裏方の採点集計係として、ノート型パソコンとポータブルプリンターを持ち込んでExcelでの点数計算を担当してい...【続きを読む】
「肖る」ことについて
自分を謙遜して「不肖私がやらせていただきます」などと言ったりする。「肖」は「あやか・る」と読むが、この場合だと「肖らない」ということになる。国語辞書を調べると、何に肖らないかが分かる。答えは親、特に父親である。つまり、謙遜表現で使う場合の「不肖」には、「立派だった父親ほどではない私がやらせていただ...【続きを読む】
著作権について
私立医科大学の事務員として長く勤めていたが、人事異動で医学図書館に6年間配属されて働いた時期がある。図書館というところは司書の資格がないと業務は遂行できないのではないかと思っている人が多いと思うが、実際にはそんなことはない。資格がなくても勉強すれば書籍の登録や閲覧管理は可能である。私も購入図書・雑...【続きを読む】
車を買って所有するということ
私の自家用車は軽自動車で、これは娘が6年前に結婚した時に置いて行ったものである。それまでに私が乗っていたのは普通車だったが、もう10年以上乗っているので、娘の軽自動車の方がまだ新しく、普通車の方を売り払って娘のお下がりを乗り始めたのである。
もうかなり前から私は車にあまり興味を持たなくなっている...【続きを読む】
「うんてい」について
「うんてい」と言われて、何のことかすぐに分かる人は少ないのではないか。漢字で「雲梯」と書くのだが、小学校の校庭や公園にある遊具のことである。
私も小学生の頃は何の疑問もなく「うんてい」と呼んで、校庭の隅にあるその遊具で遊んでいた。
しかし「うんてい」が「雲梯」と表記することは最近になって知った...【続きを読む】
グラビアを捲りながら
週刊誌などの雑誌にはグラビア写真が付き物で、大方はアイドル歌手やモデル、女優などのお洒落に撮った姿を載せている。当たり前のことだが、これは読者を呼び込むための大事なツールで、出版社は買ってもらうために巻頭から惹きつけようと必死になる訳である。
私も雑誌はいろいろと手にして読む方なのでグラビアペー...【続きを読む】
メガネの更新サイクルについて
高校生の頃に近視が判明し、以来50年近くメガネとお付き合いする生活を続けている。
若い頃は近視の進行も早く、また手荒にレンズやフレームを扱う所為か、2年に一度くらいはレンズを交換し、レンズ交換をしながら2回に1回ぐらいはフレームも新調していた。
40歳を過ぎると老眼も出てきて遠近両用レンズとな...【続きを読む】
立哨当番
20年以上前に遡るが、我が子が小学校に入学すると、立哨当番という役目が保護者に回ってきた。3ヶ月に2回程度だったと記憶している。小中学生の登校時の通学路にある、区域ごとに割り振られた交差点などで、保護者2名が黄色い旗を持って横断する児童・生徒を見守る仕事である。大概はスクールガードの方と一緒にやる...【続きを読む】
我が青春の日本橋
大学生になると大方はアルバイトをするが、私の場合、最初に消臭剤のセールスマンみたいなことを都内の住宅街でやって、あまりの大変さに1日で辞めてしまった。次に大学のアルバイト募集の掲示を見ていたら、時給400円という日本橋の酒店の配達が目に留まった。
昭和50年のことで、当時の学生アルバイトで時給4...【続きを読む】
ドキュメンタリー好き
私はテレビのドキュメンタリー番組が好きである。NHKなら総合テレビの「ドキュメント72時間」や「NHKスペシャル」、Eテレの「ETV特集」など、民放なら日本テレビの「ドキュメント’22」など、これらは必ず録画予約して視聴している。地味な番組だがNHK総合テレビで毎週日曜の早朝に放映され...【続きを読む】
10大ニュースの隙間
毎年、年末が近づくとその年の10大ニュースが発表される。新聞社によっては読者に投票してもらいどれが一番印象に残っているかを選ばせるところもある。1年とは1月1日に始まり12月31日に終わるというのに、11月下旬には早々と1年に満たない期間を総括するような応募が開始される訳である。
その結果を見る...【続きを読む】
災害派遣医療について
阪神淡路大震災や東日本大震災などの歴史に残る自然災害が発生すると、各地の総合病院では災害派遣医療のチームが結成されて現地に送られる。DMATが有名であるが、それとは別に各病院単位のボランティア的組織も立ち上がる。私は私立医大の事務員として長く勤務していたが、東日本大震災の時にたまたまボランティア的...【続きを読む】
学歴という呪縛
学歴コンプレックスなどというが、そういったものは何歳になるまで自分の意識の中に置くのだろうか。少なくともいい年になり墓場が近くなった頃には、どうでもいい代物になるのがノーマルな考え方だろうか。
名門高校を目指して中学生が勉強を頑張る。そしてそこに見事合格して今度は偏差値の高い大学への入学に向けて...【続きを読む】
ラーメン屋のレシートから振り込め詐欺について考える
先月、午前にあったコーラスの練習の帰り、近所のラーメン店に寄って昼飯をとった。ここはチェーン店ではなく、脱サラした人が一念発起で数年前に始めた店で、特製スープを仕込んで作るので評判がよく結構客が入っている。
カウンターみたいなところでいつもの野菜ラーメンの大盛を注文した。相変わらず美味い。平日の...【続きを読む】
和時計の時間意識
またまた大学生の頃の話題で恐縮ではあるが、哲学専攻だったので科学思想史の本を結構何冊も読んだ。そこから更に科学技術史、文明史の本も捲った。
日本の技術史のことを書いたある本を読んでいると、和時計の不定時法のことが書かれてあった。不定時法とは、日の出から日の入り(昼間)、日の入りから日の出(夜間)...【続きを読む】
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