「ものぐさ精神分析」シリーズ
大学生時代に一番感銘を受けた本は、岸田秀著「ものぐさ精神分析」(青土社)だった。大学の授業の帰り、時間的な余裕があると古本屋を巡ったり大手書店に立ち寄ったりしていたが、月刊雑誌の「ユリイカ」や「現代思想」(いずれも発行元は青土社)などを立ち読みで捲ることが時々あった。どちらも正直に言って難しいこと...【続きを読む】
誰でもなれる大臣
政治についていつも辛口なことを話す友人がいる。ある時、(国務)大臣の話題を持ち出してきた。日本の大臣なんてものはそもそも誰でも務まるんじゃないか。そして大臣職には表に出ない格付けがある。格付けの低いポストがいくつかある。友人曰く、二流の大臣職なら(担当する省庁も低く見られているかもしれないが)俺で...【続きを読む】
消える年金
公的年金の支給開始時期が少しずつ繰り下げられている。私の親は60歳から受給、私は65歳からだった。平成生まれの私の子供などは、いずれ70歳からとなるだろう。世代が下る毎に支給が先延ばしされている。令和生まれの私の孫などは75歳から支給となるかもしれない。年号は何になるか知らないが、曾孫が生まれれば...【続きを読む】
「おもてなし」なんて…
「おもてなし」という言葉が実はあまり好きではない。かつての東京五輪招致のプレゼンテーションで使われて一時期流行語にもなったが、商業主義の世界であからさまにこれを用いられると興醒めする思いがある。
気くばりという言葉もだいぶ前に流行った。鈴木健二さんの書いた「気くばりのすすめ」がベストセラーになっ...【続きを読む】
繰り返すことについて
新聞記者出身で随筆執筆を趣味にしている文芸の先輩がいた。何かの集まりがあって隣席になった際「一つの文章に同じ言葉を二度繰り返さないよう心がけていつもペンを執っている」と私に語りかけてきたことがあった。記者としての現役時代、原稿を書く際にいつもそのことに留意していたのだろう。先輩記者から厳しくそれを...【続きを読む】
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