一人暮らしになって今年の春は2回目となるが、拙宅裏庭に毎年生えてくる楤の芽を食べ始めた。芽はやたらに出てくる。だからタラの芽というのだろうか。そんな駄洒落を思いついた。Facebookに写真を載せたら、天ぷらにしたら美味いと勧めるコメントが多く寄せられた。一人暮らしには、正直に言って天ぷら料理は面倒くさい。一度に使う油の量が勿体ない(そこらあたりは貧乏くさい)。ということで、味噌汁に入れたり、炒め物に使ったりしてたびだび料理に使った。摘む傍から芽が出てくる。食べるのが追いつかないくらいだった。
去年の春は、蕗の薹を食べ始めた。これも味噌汁の具に使った。夏には茗荷を採った。脹脛みたいな形があまり大きくは成っていなかったが、何とか食べられた。
三つ葉が自生しているが、卵とじに使えるほどの分量にはならない。これはスルーしている。蕗も同じく、煮物にするほどには生えていない。韮も卵とじや炒め物に使いたいが、瘦せた姿であまり大きく育っていないので、なかなか採る気にはならない。
ちなみに、亡くなった老母は手間暇を惜しまず、少ししか取れなくともこれらを料理に使っていた。
近い将来、食糧自給率が著しく低下して、こおろぎなどの昆虫を食べなくてはならない時代がやってくるかもしれいない。自給自足は当たり前になってくるだろうか。春先に川堤をサイクリングしていたら、満開に咲き誇る菜の花の若い芽を摘んでいる中年女性に出遭った。菜の花も芹も蓬も食べられる。ころおろぎを食べることが普通になる頃は、当然これらの野草も食されるだろう。子供の頃によく食べた芹の天ぷらは実に美味しかった。
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