中学校の同窓会やクラス会のことについては、以前にこのブログで書いてきたが、私しか知らない誠に残念な「幻のクラス会」がある。
60歳の還暦を迎えるというので平成28年の春に、昭和47年に卒業した我が中学校の学年同窓会を開いた。その時に今後は3年毎にやろうということですんなり話しがまとまり、3年後の令和元年の夏に予定どおり再び開催。その時に、当時3年5組だったメンバーだけのクラス会をしようぜと誰かが言い出して、その年の秋にクラス会を開催。結構な人数が集まって盛会だった。そしてクラス会の方はなんと毎年やることに話しが決まった。その後、コロナで同窓会もクラス会もすべて中止となり現在に至っている。
同窓会については、実は、40歳を迎える平成8年の時に初めて開かれていた。そこそこの人数が集まったようだが、私は躊躇いがあって参加しなかった。だからよく知らない。
クラス会は20歳の成人になった翌年の昭和52年、大っぴらに酒が飲めるようになり、地元の寿司屋で開かれた。これはよく憶えている。アルコールが入ると一気に盛り上がるもので、二次会もあって深夜までワイワイ騒いだことが思い出される。
さて、私が言うところの「幻のクラス会」のことだが、高校2年生の春休み、つまり3年生に進級する直前の3月下旬に、母校の3年の時に学んだ教室で開いたものである。はっきり記憶しているのは、当日までの約1週間、私は京都・奈良の神社仏閣巡りの一人旅をしていて、かなり遅刻して途中参加したことである。どんな内容のクラス会だったか、誰が来ていたのかの記憶がほとんどない。思い出せることは、開催時刻には到底間に合わないので、東京駅辺りの公衆電話を使い、かなり遅くなる旨を中学校へ連絡したことである。電話に出た先生が何とか幹事へ取り次いでくれた。
還暦を過ぎてからは今までに2回の同窓会と1回のクラス会が開かれた訳だが、参加者にその都度、40年以上昔に開かれた高2の時のクラス会のことを私は必ず話題に持ち出した。しかしそれに反応して思い出してくれる者が旧3年5組の中に誰一人としていない。これは非常に淋しい。私の思い過ごしか、勘違いか。そんなことはない。ねばり強く、機会があればみんなにしつこく訊きたい、確認したいと思っていた。
ところがである。先日、捜し物をして家の中を歩き回り、子供の頃に使っていた学習机の抽斗を開けてみたら、往復はがきの切り離された往信部分が偶然にも出てきた(下の写真を参照)。何と私だけがしっかり記憶している、あの高2の時に開かれた中学校旧3年5組クラス会の開催案内がきちんと記されているではないか。消印は昭和49年3月15日。開催日は3月29日(金)。会費はなんと550円(ジュースとお菓子代か)。手書きの文字は誰のものだろう。女子と思われる丁寧な書き方だ。
私の記憶に間違いはなかった。「幻のクラス会」は決して幻ではなかった。ほっとした。素直に嬉しい。いや、もし万一私の記憶違いだったら、決して気持ちがいいものではない。精神に異常が起きそうなくらいの気味悪さだろう。
実は今月、有志が集まって久しぶりの中学校のクラス会もどきが開かれる。このハガキを持参して、50年前の事実をみんなに改めて確認したい。反応はどうか。やっぱり思い出す者はいないか。このブログでその結果を報告したい。

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