4月下旬の大型連休に入った初日の29日に、我が家の冷蔵庫が突如冷えなくなった。壊れたのである。冷蔵庫の場合は、壊れるのはある日突然の出来事になるのだろう。予期してそうなったという事態は滅多にないのではないか。夜寝るまでは確かに冷えていたと思う。何かの兆しがあった訳でもない。朝起きて庫内が生暖かいことに気づいた。
これに伴う損失は、冷凍保存していた赤魚の粕漬と鰤の切り身が傷んで駄目になってしまった程度で一応はそれで何とか済んだ。前日にスーパーで大量の買いだめをしていたら悲惨だったかもしれない。想像したらゾッとする。パックの牛乳、納豆、マヨネーズなどの調味料は、一晩冷えてなくても何とか大丈夫だった。
実は私の学生時代、今から50年近く前に東京の秋葉原で買った小型冷蔵庫が物置にまだ仕舞われていて、急遽それを持ち出して使用することにした。何とか冷える。食料品の大移動(少し大袈裟か?)をして、その後、開店時刻に合わせて近くの家電量販店へ行くことにした。
壊れた冷蔵庫は保証書とレシートが残っていて、平成18年6月の購入となっていた。丸17年働いてくれた訳である。その前の代の昭和時代に買ったものは30年以上使っていた記憶がある。平成時代の家電はどんなものであれ、大体が寿命は短くなっていて、修理より即買い換えというやり方が主流であろう。
家電量販店に入るとちょうど同じサイズのものがあって、この物価高のご時世でも値段は何と17年前より殆ど上がっていない。消費税が高くなり、家電リサイクル料が上乗せされるだけである。一番有り難かったのが、大型連休中のことなのに中一日で届けてくれたことである。学生時代購入したものはあまりにも古いので、暫定的な使用期間でも火事になったら大変だと内心びくついていた。サーモスタットが一応機能していることは確認したけれど、やはり不安があったのである。
新しい令和の冷蔵庫は、前と同じくらいの年数を使用できるのだろうか? もしそうなら、17年後の私は83歳になっている。私もどうなっていることだろうか? 冷蔵庫と違って少しずつ体にガタがきていることだろう。それは間違いない。
Loading...















































