「うんてい」と言われて、何のことかすぐに分かる人は少ないのではないか。漢字で「雲梯」と書くのだが、小学校の校庭や公園にある遊具のことである。
私も小学生の頃は何の疑問もなく「うんてい」と呼んで、校庭の隅にあるその遊具で遊んでいた。
しかし「うんてい」が「雲梯」と表記することは最近になって知ったのである。雲の梯(かけはし)…、なるほど「うんてい」にぶら下がって手と腕でテナガザルのように前へ進みながら空を眺めていると、この遊具が雲に昇る梯子に見えるようでもある。昔の人はよく言ったものだなぁと一人で納得した。
しばらくして更に気になりネットで調べてみると、Wikipediaで「城壁を乗り越えるために台車の上に折りたたみ式のはしごを搭載し、これを城壁にとりつけて兵士を突入させた」古代中国の兵器のことである、と説明されてあった。これには驚いた。確かに古代の兵器と現代の遊具は似通っている。誰が兵器からヒントを得て、遊具の名称へと転用したのだろうか。そのことはWikipediaには載っていなかった。しかし何処かの誰かが考え出したのには違いないだろう。
そんなどうでもいいようなことなどには全く関知せず、日本全国の元気な子供たちは「うんてい」で毎日遊んでいる訳だ。
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