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雛の節句も過ぎたけれどまだまだ寒い毎日が続いています。そんな中、先日は私が担当させていただいている標記の川柳教室の発表会が今年も吹田市のメイシアターで開催されました。川柳は各受講生がそれぞれの3作品を揮毫した短冊を用意し、前日の3/5に展示準備、翌3/6の式典(修了式)、3/7は作品撤去とメイシアターへ通い詰めの三日間。緊張もあり少々疲れましたがなんとか無事に終了することができました。

一年単位の教室なのですが、スタート時に「川柳は初めて」と言っておられた受講生さんたちから「楽しかった」という声を頂戴できたのが何よりうれしかったです。写真は展示会場にてのスナップ。川柳以外には水彩画、書道、アレンジメントフラワー、パッチワーク、折紙、刺し子他、たくさんの教室の作品群とご一緒で楽しませていただきました。令和6年度の教室は来月4月に募集、6月から新しい年度がスタートの予定。今年はどんな新しい川柳との出合いがあるのか今からわくわくしています。

さて、今回ご紹介する川柳句集は令和川柳選書として発刊された北山まみどりさんの一冊。川柳文学コロキュウムの元会員メンバーで、エネルギーの塊のようなまみどりさんから、私はいつもまみどりパワーをいっぱい頂戴していました。そんな彼女の第三句集『笑わなきゃ』は2018年に出された前回の句集以降の作品が納められていますのでどうぞ御覧になって下さいね。

第一章「そこかしこ」

語らいを見守る薄切りのりんご

福引きの福は居留守をするらしい

いただいたもてなし返せないこころ

出発はさくらの頃と誰もが言う

葉には葉の花には花のうれいごと

まっすぐな目元でいつも追っていた

葉桜のちょっととぼけた武勇伝

第二章「めくるめく」

ペタンコの靴は我が儘し放題

めくるめく扉へ風の聞き上手

先手必勝ひたむき過ぎた花ごよみ

それそれを寄せ合う休日のグラス

待ちぼうけじっくり焦げ目つけておく

わたくしの空です飛んでごらんなさい

傘開くもう迷わない戻らない

第三章「あうん」

シーソーの相手はいつも風だった

ひと粒の種を手にした日の迷い

言い放つ言葉のかけら吹きだまる

だからキライほんとにキライ春の雨

ゆりかごになって話を聞いてやる

またひとつ悩みをくれてありがとう

迷ったら音符になって突き進む

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