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みなさん、おはようございます。何とか仕事の方も落ち着きまして、川柳のノルマもトンネルから光が射してきたので、しばし小休止し、遅くなりました標記のご報告。

五月号近詠作品から卑弥呼の里代表の真島久美子さんに鑑賞していただきました。

○何となく平和ソーシャルディスタンス  本多 雅子

人と人との距離に安心するのは、決してコロナのせいだけではない。割り込みされないように詰めて並んだ日々も、マスクもしないで大笑いしながら食事した日々も、白黒映画の世界になってしまった。上五の「何となく」には、コロナ後の希望を感じるとともに、妥協することが当然になった時代が置かれている。

○心太のようにでてくる花疲れ      船木 正子

心太という漢字を見ただけで、音もなくスルリと出てくる場面が思い浮かぶ。可も無く不可も無く、抵抗力などゼロに等しい存在と対比されている「花疲れ」の存在がとても美しい。上五と下五以外をすべてひらがな表記したことで、その様子が視覚的に伝わってくる。

○2年ぶりお点前披露胸躍る       渡辺いく代

我が家も裏千家の教室をしているので、この気持ちはとてもよく分かる。大舞台でお点前をするのは生徒さんであり、私や母は完全に裏方に徹している。お点前を披露するのには心の準備だけでなく、生けられた花、掛け軸の意味など、たくさん心に止めておかなければならないことがある。「胸躍る」までの時間は果てしなく長い。

○もしかしてもしかしたらという秘策   小林ふく子

なんに対する「もしかして」なのか、秘策がなんなのか、全てが読み手に委ねられていて掴みようのない空間が漠然と広がっている。だが、その空間で好きなように遊ばせてくれる大らかさも兼ね備えた懐の深い句だと思う。想像力をどこまでも突っつかれて、秘策をしゃべってしまいそうになる。

○隣人は宇宙人我もその類        立山ゆう子

「汝の隣人を愛せよ」が頭に浮かんだ。自分を愛するのと同じように隣人を愛すべきだとすれば、まず同じ土俵に立たなければならないだろう。隣人のしゃべる宇宙語が理解できれば、自分も宇宙人に違いない。崩れたリズムがとても魅力的に映る。

○付き添いに半病人がついていく     藤森ますみ

私のおばあちゃんを思い出す。もう九十過ぎているくせに、近所に住む年下の友人の心配ばかりしていた。自分の風邪では病院に行かないくせに、友人が風邪を引こうものなら無理矢理にでも病院に連れて行く。半病人が二人並んで一人前だったのだろう。

○訃報欄ただ立ちつくす桜闇      やまぐち珠美

私は閑雲さんにたくさんの宝物を与えてもらった。「おい久美子」「お嬢っ」「オマエなぁ~」どこを向いても、もう閑雲さんに名前を呼んでもらえることは無い。なんの恩返しもしていないからこそ、これからの私を天国から見ていてほしいと思っている。閑ちゃん、私頑張るけんね!

久美子さん、忙しいなかをありがとうござそいます。私も頑張るけんね!

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