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7月号近詠作品の中のからの鑑賞を、卑弥呼の里川柳会の真島久美子さんにお願いしました。

○魔女狩りに遇ってしまった友よ酒    桑山 公一

魔女狩りに遇ったのが自分なのか、友なのか。どちらにせよ、一種の集団ヒステリーという現象の恐ろしさは今も続いている。私の住む佐賀県でも、コロナ感染者が出た家の二軒が引っ越し、海外から帰ってきて陽性反応が出た大学生が自殺をした。友と酌み交わす酒の苦さを誰が想像できただろうか。

○小判草今年も飾る部屋中に       山下 信子

小判草を初めて見たのは、全日本青森大会へ向かう道中だった。母が「あ、小判草見つけた!」と嬉しそうに言うものだから、珍しい草なのかと思い調べてみると九州にも生息していて驚いた。上五と下五の順番を入れ替えたくなるが、この不自然さによって小判草の存在が確固たるものになっている。私も飾ろうと思う。

○洗濯機回せば友が呼びに来る      山本 聖子

○留守番で風呂に入るやピンポーン    石黒 石根

「タイミング」というお題を後付けしたくなった。本当にタイミングの悪い人は必ずいて「今来る?」「今言う?」というツッコミどころを与えてくれる。洗濯機が終われば干さなければならないし、ピンポーンにバスタオル一枚で応えるわけにはいかない。あたふたする様子が見えてくる楽しい句だ。

○へそ曲がりだけど正論しか言わぬ    安西 廣恭

確かにそうだと納得した。正論は読んで字の如く道理の正しい議論であるが、その正しさほど鬱陶しいものはない。正しいことを言うのは簡単だと誰かが言っていたけれど、私は反対だと思う。正しいことを真っ直ぐ言うことは至難の業だ。だからこそ「へそ曲がり」と言われてしまうのだろう。

○いい加減見つけてほしいかくれんぼ   住田勢津子

「かくれんぼもう終わったよお母さん」という中学生の句と重なった。川柳人は「かくれんぼ」という具象をただの遊びとして捉えたりしない。この具象には底の見えない哀しみが漂っている気がしてならない。見つかったときに作者は鬼にどんな言葉をかけるのだろうか。本当に見つかりたいと思っているのだろうか。

○合併の町にためらい傷がある      藤森ますみ

私の住んでいる町はもともと村で、合併によって町になった。町になったとたん、村の一部がダムに沈んだ。小さい頃遠足で行った場所はもうダムの底で、思い出の中にしか存在していない。村の皆は、どれだけの傷を自覚しているだろうかと考えさせられた。

○花火まだあげてはいない星空に     伊藤紀雍子

「まだ」が全てで、花火が必ず打ち上がる未来を想像させてくれる一句だ。その花火は自粛の窓からではなく、夜空を見上げる形で眺めたい。アフターコロナの空に広がる希望の大花火だ。

久美子さん、三か月間ありがとうございました。

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今日のドタバタ狂想曲のご報告。

今日の豊川商工会議所での新型コロナワクチン接種希望者として、うちの従業員関係で15名、16時半から7名、16時45分から8名の予約をしていました。

一度会社に「予防接種ご案内」の封筒を持って来てもらい接種券番号を控えさせてもらった時に、封筒の表に①9/5 16時30分~ ②10/3 と記入してそれぞれに封筒を返しました。ところが15時に到着した従業員がいるとの連絡が入り…。

私はといえば16時到着位で行けばいいかなと、夕食作りをしている最中で、眉も描いてない。早速その従業員に電話、「お母さんが来るまで待っている」と言う。パパッと日焼け止めクリームと眉だけ描いて(8月8日と一緒・笑)商工会議所へ。早めに接種をしてもらえる事になりホッ!。

その後からは、他の従業員たちがきちんと来てくれるかどうか、忘れてはいないか、遠く西尾市からの従業員もいたので気になりだし、従業員名簿表を見ながら電話をかけまくり、全員の顔を確かめるまでは、貴重なワクチンを無駄にしては申し訳ないとハラハラハラハラ…、生きた心地がしなかったです。

明日は大丈夫と思うけど、2回目の時には翌日の休みを覚悟しんといかんだろうなぁ…、12人はえらいなあ…、と思いながらの帰宅でした。

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