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昨日は↑でした。
「孫ちゃんが夏休みの間は外出が出来ないわ」というK子さんと、地元の文化関係の役員会と重なった方が欠席でしたが、出席者18人が嬉しかったです。
まずは、ピカッと5句のご報告
泳げない三途の川でおぼれそう       加藤 哲郎
苦い水たとえ飲んでも泳ぎ切る       来本 芳子
顔色を見ながら泳ぐ知恵がつき       石井さちこ
妻が問う何もないのに目が泳ぐ       山口タカシ
どこまでも自由型です泳ぎきる       立山ゆう子

作句時間30分の席題は互選表にします。この表は『宝物』ですので、最終的に全句を披講し呼名をしてもらいます。そして勉強資料にします。
それでも言いっきりでは勿体ないなと思い、次の句会までに添削箇所を赤表示にしA4の表にします。その時にまた(ああ…)と思う作品に。読み手の数だけ解釈がある川柳の奥深さに気付かされる時間です。

ここからは つれづれなるままに(*^_^*)
『川柳豊橋番傘』誌を発行することになった平成18年1月の会員(同人)は6名でした。全員が番傘川柳本社同人歴が長く「近詠」作品は自選句(自分の作句作品の中から自らが4句選する。句会で没になった作品ではありません)としました。
そのことに関して心ない文を書かれたこともありましたが、徹しています。
新人さんに投句を勧める時に、あまり添削はしたくないので「近詠用紙の空いてるところに、もう1句プラスして5句で」とお願いするようにしています。
それでも、水川さんとの校正の中で、作者はどういう思いで作句されたのか…と思いをはせながら、作者の意に叶うようにと願いつつ添削をさせてもらう句に出会います。
約束事の少ない川柳の、せめて中七下五は守るよう、句箋や近詠用紙に清記する前に、音読をすると破調に気付きますので、宜しくお願いします。
昨日、水川さんに8月号の1回目の校正資料を届けました。



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蒲郡川柳会7月句会”にコメントをどうぞ

  1. くみ on 2017年7月22日 at 10:54 AM :

    お早うございます❗
    タカシさん いつも楽しい句を ありがとう
    全ボツ会員 1号 はこの頃 急成長ですね♪
    全ボツ 連盟 会長より

  2. たかし on 2017年7月22日 at 11:33 AM :

    順子さま。おはようございます。

    蒲川の補習授業のようであり、本音らしきが垣間見える貴重なコメントでした。
    今後ともどうぞどうぞよろしく。
    みんなで頂く商工会議所焼きカレーなども楽しかったですね。
    また、声をお掛けください。(by ナンパのできない田舎もん)

    この場を拝借、くみさま。お久しぶりです。

    短い時間での席題の句作りは、潜在意識を引っ張り出しますね。
    添削時間も限られて、あぶないアブナイ。
    全没会員第1号の席は、まだまだ譲るわけにはまいりません。
    厳しくお導き願います。今後ともどうかよろしく。

    それにつけても、暑い熱い。お身体を大事にお取り扱いくださいね。

    • くみ on 2017年7月23日 at 9:02 AM :

      1号は 男性第1号です。女性は 全国に何人か!嘆いてばかりいる方の ための 会です。❗

      • たかし on 2017年7月23日 at 6:28 PM :

        くみさま。こんにちは。
        全没会員はわたくし目の専売特許と思っておりました。
        ホントは奈良へも行って、活躍させて頂こうかと考えていましたが、財政難にて、投稿だけで全没連盟の務めを果たします。
        出来たら、入選をと思ってますが、ハードルが高過ぎますねぇ。まぁまぁいっか。

        千津子さま。暑いなか、フリガナの在り方などナイスなフォローをありがとうございます。いつも洗練された豊かな言葉で、静かに楽しく、分かりやすく解説頂いて、目からウロコ、コンタクトです。
        「しょうがないなぁ」と言いつつ、後進のために美しい姿勢で書いておられることと拝察申し上げます。

        くみさま。千津子さま。8月句会には敷居が高いのですが、雅子さまに後押し頂いて参加させて頂こうかと思っています。
        ご指導がたよろしくお願いいたします。出来たら暴飲暴食は控え目に、お身体お大事にされますよう。

  3. 山田ヤマトミ on 2017年7月22日 at 1:56 PM :

    鈴木順子先生
    今日の蒲郡川柳会のご指導有難うございました。
    猛暑にかかわらずほとんどの方が出席の盛況で,先生の常の熱意が
    皆に伝わった結果と思います。

     今回ちょっと気がつきましたこと、徒然なるままに記しました。
    つまらぬことをグダグダ書きましたがお許しください

     1.振り仮名(ルビ)について
       ・席題で句箋の漢字にルビを振って提出しました。
        「人生の荒波泳ぎ存えて」の「存えて」に”ながらえて”と1字だけルビを振り
         ました。しかし2名の方から、漢字にルビを振るのは選者に失礼だと、
         指摘されました。
       ・時実新子さんの「川柳の学校」によると、「すべての漢字に振り仮名を
        振るのは、選者に失礼」とあります。
        どんな場合にルビを振るのかというと、漢字の読み方により句の意味が
        変わる場合であり、「荒ぶ」の例を出していました。たまたま今日も
        タカシさんの句にありました。
       ・私は「存えて」の句の意味は「人生の荒波を乗り越え今の自分がある」
        の意味でした。そのほか”ながらえる”には「永らえる」と「長らえる」
        があり「長生きする」の意味になります。「存えて」は現在使われない
        語ですが敢えて使いました。
       ・どうか、ルビについて次回の会で皆さんにご教授ください。

     2.エロチックとエロチシズムについて
       ・人間諷詠の川柳に「男と女の蠢き」はどうしても避けられないと思いま
        す。私も時々作っています(駄作であることと言うまでもないですが)が、
        やはり性的興味なもの「エロチック」でなく「エロチシズム」にしたい
        と思います。次回教えてください。

     3.「偲ぶ」のことば
       ・「妻偲ぶ」と入れた句を前回作りました。
        哲郎さんから、奥さんが亡くなったのですかと聞かれました。
        偲ぶには、亡くなった人を思う意味があり、何気なく使っても
        人により、意味を別の意味にとるとわかり、
        言葉の深さを考えさせられました。

    今後ともよろしくご指導のほどお願い申し上げます。

  4. 本多 雅子 on 2017年7月22日 at 4:29 PM :

    順子さま!七月句会は私にとってバタバタで、前日にはMさんより会費五百円と句箋が自宅に届き、Kさんからは夏休みに入りお孫さんのお世話で、七月八月の教室はやむなく出席できないと先月聞いていました!そして当日の選者の律ちゃんは出荷を終えての出席!案の定 出荷が遅れ席題をメールして二句を作り送ってもらい、それを私が句箋に書いて提出 何とかセーフ 律ちゃん到着 事なきを得ました(笑)今までは無理と諦めていたのに何とか助けあいで出来るようになり、腕を上げたなあと感心しました!帰宅してKさんの郵便受けに手紙と資料を入れて来たら遅くに電話をもらいました!来月も行けないけど五百円払って句を出す事にするそうです!そして嬉しいことに八月十二日にも私の車でゆう子さんと三人で豊番句会に出席してくれるそうです!律子さんも出荷を終えてから自分で行くそうです!なかなか覚えも悪くなり、それなりの世界で活躍してきたりっぱな個性的な生徒ばかりで先生は大変ですが、皆さん一生懸命!そこが若いころの生徒とは違うけど(教室はいいなあ)ってつくづく思った一日でした!これを見てくれた蒲郡の教室の皆さん ぜひ時間が許すようであれば八月十二日 豊番句会へ参加してくださいね~

     

  5. たかし on 2017年7月22日 at 5:43 PM :

    順子さま。またぞろおじゃまさせてください。
    私にはない愛妻家で勉強家でマジメなヤマトミさんに触れていただいたので、一言だけ。

    わたくし目の拙句 (政界の荒ぶ質疑を泳ぎきる) について、順子さまにおかれては、「荒ぶ」 を「あらぶ」と読んでいただき、わたくしは口幅ったくも「すさぶ」と訂正させていただきました。たいへん失礼いたしました。

    気になりましたので、ちょっと調べてみましたら、文語体上二活用では 「あらぶ」 とされておりました。句に戻ってみますと、あらぶ の方が気持ち的には近いなあと反省しきりです。

    今朝、TV 「サワコの朝」の中で、ゲストの浅田美代子さんが家庭的に大変な時期に、今で言うおバカキャラを演じていたことを知りました。正に、浅田美代子さんは川柳みたいな人でありながら、実は奥の深い(当たり前ですが)方だったんですね。

    川柳も17文字ですから、詠み手の気持ちはなかなか読み手に伝わりにくい文芸かと思います。読み手が好きに解釈頂ければいいのかなぁ等と思いもします。

    難しいことは分かりませんが、今後ともどうぞよろしくお願いいたします。

  6. 本多 雅子 on 2017年7月22日 at 6:44 PM :

    またぞろお邪魔します(笑)ごめん!タカシさんのパクリで~蒲郡川柳会のレベルの高さが垣間見えるコメントの中で恐縮ですが、私も指摘した一人として責任を感じコメントさせて頂きます!私が席題の書き写しをしたので、ふりがなが打ってあることに戸惑い書くべきか迷い、先生にお聞きしました!ヤマトミさんとは後で知り、席も隣であることからつい生意気にも言ってしまい恥ずかしい限りです!でもこんな形で奥深い話に発展して嬉しくなりました。たぶん順子先生もそう思ってみえるでしょうからコメントが楽しみです!私はたぶん教室の方より三年ほど川柳歴が長いから、色々なところで(ふりがなは打たない選者さんに失礼)という言葉を聞きかじっているだけで、ヤマトミさんのように本で勉強したわけでもないし何でと言われれば返事も返せません(反省)でも実際 私は新聞に五百句近くの掲載されていますが、自分は一度もふりがなを打ったことはありません!でも何句か難しい句にはふりがなが打たれています!こういうのも作者が打っていると思われていますよね!いろいろ考えさせられます!やはり読み手に正しく伝わらないと意味がない気もしますよね~

    • 尾崎千津子 on 2017年7月23日 at 9:51 AM :

       順子先生 お早うございます。
      蒲郡の方達の熱心な勉強に頭が下がります。
      先生の作句姿勢が、そうしていると尊敬です。

       雅子様 私も前から別の読み方にはルビはあってもいいとモヤモヤ思っていました。
      3通りもあると他の言葉で置き換えてもいました。
      この前 本郷教室で正秋さまが たしか やめるをひらがなにしていたので
      学びました。とめると披講されると?とウーンと感じるからです。
      ひらがなの実力は偉大だし、奥が浅いと思ったり、様々です。
       以前、ロザンナさんが、日本国籍を取得するのに漢字の試験があり、とても
      苦労したと言っていましたし、外国の方の看護師試験もしかりです。
      私は、なるべく優しい漢字を心掛けています。というより、根が単純だし、洒落た語彙が少ないとも言えますが。
       時は進んで 英語との造語も多くなりましたね。 最近 感心したのは「ナウい」です。
      今風のことでしょうか、面白いです。だから選者に失礼とは思わない派です。頭の体操にはなるでしょうが、老若男女の楽しみには、古いと感じる次第です。あまりプライドを持ち込むのは、嫌いです。だから私はドライと思われるでしょうね。あっ、間違えました。生意気!でした。
       10人10色です。いずれにしても日本に漢字があって、幸せだなあと思っています。
      ヤマトミ様 たかし様 参考になりました。順子先生のもと「下、元、本」少しでも
      成長できたらと思います。( `・∀・´)ノヨロシク
       雅子様 8月楽しみです。嬉しいです。
       

      • 尾崎千津子 on 2017年7月25日 at 9:47 AM :

        順子様
         暑いですから、どうぞご自愛くださいませ。御身大事に!無理しないでくださいね。

         漢字の間違いを訂正させて下さい。ササッと書くのでミスします。あー恥ずかしい!
        優しいは易しいに。アンテナ貼るは張るに。
         貴重なコーナー、有難うございます。  千津子

  7. 本多 雅子 on 2017年7月23日 at 1:03 PM :

    千津子さま!いつもながら適切な文章に感心してしまいます!先日の投稿もしかりです!私も(におい)のテーマ投稿を久しぶりに投稿しましたが、(没)千津子さんの投稿を読んで脱帽!妙に納得しました!私も四十の手習いと称して一時期 豊田の中日文化センターに通いました!文章を書くよりも恥をかきに行ったようなものですが(笑)なかなか主婦のけいこ事はままならず息子の入院など諸々で長続きしませんでした!でも楽しかった思い出がいっぱい!だから今こうして縁あって蒲郡の教室に通うことが出来て、学生時代には謳歌出来なかった勉強を隣の素敵なジェントルマンたちと肩を並べて勉強させてもらっている事に至福の喜びを味わっています!勉強になるコメントありがとうございました!八月十二日はよろしくお願いします!  

    • 尾崎千津子 on 2017年7月23日 at 4:34 PM :

      順子先生 またまたお邪魔させていただきます。
       雅子さん、この前 高校時代の話を 夫が何気に言いました。
       「お前さあ、午前中は腹が減って、午後は腹いっぱいで眠くならなかったか?」
       この人 ど田舎からケッタマシンを漕いで、10キロ以上 昔は道路も整備されていないので、大変だったんです。
       貴女の、学生時代には謳歌できなかった勉強の・・・・に心から共感です。仕事では自分のため、妻や子を守るために勉強しなくてはならず、通信講座もたっぷりしていました。テストのための一夜漬けではなく、社会人になってからの学びが身に付きますね。ノロケでもなんでもなく、尊敬しています。法律に沿って稼ぐのが基本ですから、世の動きを常にアンテナ貼って退職に無事至るには、それ相当の努力です。学校のそれは大したことではないと思います。
       好きだから読み、詠む。書く、考える。私たち 有り難い時代にいますね。幸せですね。
      死ぬまで楽しく 読み書きをしていきましょうね!

  8. 鈴木 順子 on 2017年7月23日 at 8:50 PM :

    たかしさん、ヤマトミさん、雅子さん、千津子さん、
    とっても意義深いブログにしてくれて有り難うございます。
    日本語には、漢字があって、ひらがながあって、カタカナがあって素晴らしい、って確かテレビで言ってたような…。
    豊番の仲間、渋谷さくらさんは、ひらがなを活かして句意も句姿も素敵に仕立てられてます。
    漢字にもひらがなにもカタカナにも言霊がある、わずか17音字で表現するむずかしさ、奥深さを私も、も一度考えてみます。

    7月23日は次女の命日です。
    豊川稲荷さんの「仏教講座 第82回 -こころの仏にであう -」1日講座を受けてきました。1時間目の講義は「修証義 第3章 受戒入位」
    2時間目は「誓願」という法話が温かかったです
    光明 -生きる願いをもつ 尊い個性という光り
    苦しみの原因は比べることにある
    人生はすべて これ光明である
    人間というのは比べる動物である
    人間というのは欲の動物である  -をあきらかにかる
    ただまさにやわらかな容顔をもって一切に向こうべし

    こんな話を聞いた後の昼食は精進料理、お味噌汁をよそいに来てくれた係りの女性の名札が見えて「鈴木直子」さん、悟りには程遠く たまらんかっです。
    昨日今日情緒不安定で…、夫と菜穂が優しすぎます。

    明後日、水川さんが8月号後半の校正に見えることになっています。
    気持ちを切り替えなくっちゃ…。

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