4月号の『好句往来』をアップしないと…と思っていたら、なんと3月号を忘れているわ(ゴメン!)
まずは3月号の『好句往来』鑑賞は川柳塔社の新家完司さんにお願いしました。
○ 人生は適当が楽ケセラセラ 朝倉 立子
そう、誰のものでもない自分の人生。肩の力を抜いて気楽にゆこう。実体以上のものに見せようと無理を重ねるから疲れてしまう。どれほど見栄を張って良い恰好をしても、いずれ正体は必ず現れる。自然体で行こう。
○ ライバルが欠席と聞き拍子抜け 油谷 克己
仕上げた句を取り出しては「これでは駄目だ」と推敲を重ねるのも「彼にだけは負けたくない」という想い。その相手が休みと聞いてガッカリ。好敵手がいるから気持ちに張りができる。互いに長生きして刺激し合おう。
○ 釣銭を多くもらって黙り込む 石黒 石根
気がついたときに、「あっ、多いですよ」と言えば済んだこと。そのタイミングを逸したのは、こころの隅で「儲かった…」と思ったからだろう。そして、そのことを率直に述べたのは、一瞬の迷いをずっと恥じているから。
○ 八代亜紀一度デュエットしたかった 加藤 哲郎
過去形で言うのは早すぎるのではないか。八代亜紀がゲストの時のNHKのど自慢に出場して、八代亜紀の持ち歌をやると一緒に歌ってくれる可能性あり。ただし、のど自慢の予選は極めてハードルが高い。
○ 風邪ひいてまた正月が来るらしい 田口 勝義
風邪と正月には何の因果関係もないが、作者には「冬」「風邪」「正月」が連想ゲームのように繋がっているのだろう。「…来るらしい」という他人事のような表現に、歓迎もせぬが拒みもせぬという無関心さが滲んでいて愉快。
○ 私がここにこうしている奇跡 本多 雅子
宇宙が始まって137億年。その一瞬を、72億人もいるこの地球の片隅の「日本」という国ですごしている私たち。日本語を話して書いて、川柳という文芸を生み出し、多くの人を感動させている。まさに奇跡ではないか。
○ 元気かと聞かれてばかり情けない 山田 優
久し振りの挨拶で「お元気ですか」というのは普通。だが、あまり元気ではない身にとっては「案じられている」と思ってしまうのはやむを得ない。「元気そうですね」が良いのかも。表記としては「訊かれて」がベター。
○ 初恋の君は前立腺肥大 尾方 静子
高齢の男性に多く見られる前立腺肥大症。その症状としては頻尿や残尿感や排尿困難など。ロマンチックな話でないのが残念だが歳には勝てない。初恋の君だけが青年のようなら妬ましいが、一緒に老いているのだから仕方なし。
○ 気分よく歌いませんか冬だもの 高柳 閑雲
そう、その意気! 寒いからと縮こまっていると一年のうちの90日ほどは損。前向きに動くとハートも元気になってくる。そのウォーミングアップに歌は最適だ。
順子さん!こんばんは! 三月号の新家完司さんの好句往来を載せて下さり有難うございました!すばらしいコメントを大先生に頂いてとても嬉しかったのを、またも掲載いただき感無量です!
今日の午後 律ちゃんの家にお届け物をして、なんと豊川の桜を見にドライブに連れて行ってもらいました!(順子さんの工場は海軍工廠の跡地にあり、近隣の桜が綺麗らしいね!)などの会話をしていたら、何と対向車線を順子さんの車が行き過ぎて行きました!二時半ころかな?香月堂辺りでした(笑)すごい偶然! びっくり!でした!十六日また豊川でお会い出来ますように!
テストです
雅子さん、家のPCが11日の朝からご機嫌がななめです。
で、今、会社に居るうちにお礼を書かなくったはと思ったらこっちもご機嫌斜めだったわ。
12日は多分、ラブレターをクロネコさんへ持ち込んだ時にすれ違ったのかも…。
16日を楽しみにしています。
今度は無事送信できますように