もうとまだ駆使して八十路生き易し
ここまで存えると周囲から絶えず労わりの優しい言葉をもらっている。加えて、甘えのポーズもすっかり身について、硬軟取り混ぜて、しょろしょろと泳いでいる。時に厳しく、ある時は女々しく思いつくまま自在に暮らせている。ここまで来なければ、見えない景色かも。
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みんなしてなんにも言わぬ無関心
囀ることでは引けを取らない群がっている雀たち。いや無口、そんなはずはないとつぶさに覗いてみると、何のことはないみんなそのことについては全くの無関心なのだ。やっぱり囀って欲しい。だって雀だもん・・・・・・。
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血液型どうあろうとも私の子
性格がどうの、顔が似てないなどこの種のうわさが拡がると始末が悪い。尾ひれがついて、めぐりめぐって留まることを知らない。やがてご当人様の耳にも届く。余りにもう煩いので、確証を得ようということに相成り候。
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思春期は漢字で書くと可愛いね
思春期のいざこざは親も子もしっかりと踏まえて生きて来た。いま振り返っても、決して甘酸っぱい思い出ばかりではない。それでも、ふとその漢字に出合うと「春を想う時期」なんて体験とは似つかない。もう過去のことだから冷静に思い出せる。
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円満と言う不毛から我を呼ぶ
この句のバックボーンは川柳が生まれる土壌は凸凹が良いという、過っての教えに基づいている。だから円満な状況にどっぷりと浸かっていたのでは、何も生まれないという逆説的な結論である。そこを何とかしてくださいと、類は類を呼ぶのか、貧乏神の私を呼んでいる。
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