Loading...Loading...

 ファイル 66-1.jpg

昨日、東京句会では忘年句会を開催いたしました。
おかげさまで盛り上がりまして、良い年が迎えられそうです。

さて、忘年句会の記事の前に、先月の句会のご報告を書いておきたいと思います。

先月は、私(帆波)にイレギュラーな用事が増えまして、とにかく活字になる原稿には穴を開けられないので、その他のことは全く手がつけられない状態でした。

「句箋苦闘」も睡眠状態でしたね。

いろいろとご心配をおかけいたしまして、
申し訳ございませんでした。

第41回、川柳マガジンクラブ東京句会は
11月8日(日)駒込学園にて開催されました。

参加者は、出席22名、投句10名、計32名。
初のご参加は、栗島弥生さん、宮原正吉さんのお二人でした。
今回は司会の竜雄さんがお休みでしたので、録音が途中で切れていたりと、後でもてんてこ舞でした。

まず句評会ですが、
ブレンドで嫁と姑の愚痴を飲む 一平
が評を集めました。
・母親と嫁の間に挟まっている気持ちがよく分かる。
・争うより飲んでしまったほうが、場が収まるのでしょう。
・我が家のブレンドは不味かったのでは、と思いますね。
・嫁姑の句は数あるが、素直に状況を詠んでいるところが良い。
・「で」によって、作者の立ち位置が判りにくかった。
など、たくさんのご意見が出ました。

練炭をそっと買ってるサザエさん 三十六
・最近練炭はいろいろな事件でその名を聞くが、それをそっと買っているのがサザエさん、というところが上手い。
・テレビのサザエさんも新しいことを取り入れなければならない。カツオくんがサッカーを・やる時代。昔のサザエさんが当たり前に買っていただろう練炭も今ではそっと買うことになる。
・サザエさんは庶民の代名詞。本当は秋刀魚を焼くために買うのだが、今ではそっと買うしかない。
・マスオさんが狙われているとしたらブラックジョーク。今の時代だからそっと買う。どちらに取ってもいいが、この取り合わせが面白い。
私は練炭とサザエさんが繋がらなかったのですが、
ご参加の皆さんはさすがに読みが深いですね。

ありふれた店で嬉しい味に会う 芳夫
・嬉しい味という表現、読む人がそれぞれ想像できて良いです。
・お酒を飲む店をイメージした。「おふくろの味」と掲げてあっても、なかなかそういう味には出会えない。嬉しい味という表現に好感を持ちました。

幾星霜御愛顧感謝店仕舞 以呂波
・総て漢字の作品。リズム、文字から受けるビジュアル感、共にまとまっていて良い作品だと思います。
・「愛」「感謝」という活字が含まれていながら、ペーソスのあるところが良い。

ウヰスキー種火を捜す旅である 帆波
・句意が判らない。
・ウヰスキーとあるから、かなりのお年の方の句では。
・ウヰスキーに拘るのは何か意味があるのだろうか。
・種火と旅の関係が判らない。
これ私(帆波)の句ですが、何時ものごとく問題になることを前提に創ってあります。
「ウヰスキー」という表記がどんな効果を生むのか。
「探す」ではなく「捜す」の意味の違い、それが句意にどういう意味を持たせるか。
で、これ「音で聞く」と違いが判らない句なんですね。その辺のところを、今後の作句の参考にしていただければという思いを込めました。
狙い通り、皆さんお悩みになられたようです。
句意は、行き詰った時に、お気に入りのウイスキーを飲んで、もう一度自分を見つけてみたい。、そんなイメージです。

課題吟は「神様」三句詠
利江さん、芳夫さんによる二人選です。

小倉利江選「神様」
特選 八百万の頂点に立つ山の神 団扇

丸山芳夫「神様」
特選 神様が見ているもんとつぶらな瞳 くんじ

二人選ですが、お二人には、没句評を頂きました。
当然、片方が選ばれた作品も、片方では没句評されるということがあります。
作品の読み、仕立てについてベテランお二人の評はとても参考になりました。

課題吟披講・没句評のあとは、それぞれの課題吟で特選に選ばれた作者による五分間吟です。
団扇さんは「扇」、
くんじさんは「歩く」、という課題を出題されました。

結果は次の通りです。

植竹団扇選「扇」
特選 日本の汗をあおいでいる扇子 流子

棚瀬くんじ「歩く」
特選 この坂を歩いた先にある夕陽 帆波

さて、12月忘年句会では句評会はお休み。
課題吟は「今年のニュースから」
お楽しみ企画は、
「一語摘み」
「中七川柳」
「台無し川柳」
おそらくここ十数年は、全国どこの句会でも行なわれたことがない企画だと自負しております。

「一語摘み」は人数が多いので、そのルールと意味を解説した上で、一字詠み込み、いただき選に切り替えました。

「中七川柳」「台無し川柳」は・・
またまた、長文になってしまいますので、解説も含めて12月の模様は、後日UPいたします。

後日といっても、今週中には必ず。。

ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

気軽にポチっと
どうぞ(無記名)

 神奈川から太郎さん 闘句朗さん。 浜松から卓まるちゃんの初参加、恭子ちゃん 和一さんの飛び込みもあって総勢15名。 (カメラを忘れたので写真はありません)  静岡は二時間は句評会、あと一時間強で句会... 「12月6日静岡句会」の続きを読む
     12月6日、お弁当と缶ビール一本付の忘年句会に15名参加で、今月も賑やかに開催できました。 丸三年、過ぎてみれば速いもので、句会報担当の中野六助さん、会計の柴橋菜摘さん、司会の居谷真理子さん... 「川柳マガジンクラブ 忘年奈良句会報告」の続きを読む
11月17日開催されました。12月下旬並みの寒さ到来にもかかわらず11名の参加が有った。 参加者;たにひらこころ、居谷真理子、たむらあきこ、河村啓子     石橋未知、八木侑子、古今堂蕉子、オカダキキ... 「41回大阪句会」の続きを読む
     川柳マガジン茨城句会 11月例会報告2009年11月16日(月) 取手市福祉会館参加者 13名  浅野ゆき子 坂倉敏夫 中村裕子 本荘静光 岡部洋子 木村昭栄            高橋まさ... 「川柳マガジン茨城句会11月例会」の続きを読む
     中野六助さんが頑張って、毎月発行してくれていました「センマガ奈良」①句評会の要点 ②宿題の入選句・選者二名分と互選の結果および、投票者の名前 ③川柳マガジンの入選句 ④孝志のワンポイントアド... 「奈良句会・会報の縮小のおしらせ」の続きを読む
     ①持ち寄った句(ほとんど没句)の原因を検討する、合評会の中から、抜粋。  ☆雨斜め鵙も私もさらわれる 初子   鵙の字になじみが少ないから,百舌の方が良かった   百舌に代えて、さらわれるを... 「第35回川柳マガジンクラブ・句会報告」の続きを読む
     川柳マガジン茨城句会 10月例会報告2009年10月19日(月) 取手市福祉会館参加者 12名   鈴木広路 興津嵐坊 本荘静光 木村昭栄 山口幸          大谷仁子 坂倉敏夫 岡部... 「川柳マガジン茨城句会」の続きを読む
   昨20日に開催、9名と淋しい句会でしたが、その分じっくりと議論でき、中身の濃い句会となった。 句評に寄せられた句の上位得点は下記の通り。・ちょっとしたことで壊れるアップルパイ(7点)・絵を掛けて... 「第40回大阪句会」の続きを読む
  11日に開催いたしました、第40回東京句会。出席23名、投句6名、の29名のご参加でした。 三連休の中日、川柳大会の季節という中、沢山のご参加をいただきました。今回初めてのご参加は 道雄さんでした... 「第40回東京句会」の続きを読む
Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K