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川柳マガジンクラブ神戸句会(第四十七回)

平成二十八年四月二十一日(木)神戸市立婦人会館

参加者十九名(順不同、敬称略)

鱸紅雷 河合受身 田中おさむ 矢野野薫

毛利きりこ 宮崎美知代 城戸幸二 末盛ひかる  河内谷 恵  吉田節城  小池桔理子 今津隆太  小倉しゅういち 長島敏子 吉井扇久 山本としや  鰕原春慶 中桐 徹 大石希世(初参加)

 

席題 「やがて」 今津隆太 共選

「佳句」

やがて来る棺の世話になる時が      野薫

角界にやがて和製の横綱か         紅雷s-027

一年後どうなるだろう消費税       きりこ

年重ねやがては消える嫌なこと    しゅういち

かすむ目にやがて眼鏡の世話になる   希世

やがて来る医者の告示にふるえてる   としや

地震国だけど始まる再稼働        おさむ

「秀句」

孫の世界やがて戦のない地球       紅雷

今は泣くやがては一歩踏み出せる    桔理子

「特選」

同情がやがて愛して恋になる       幸二

選者評

恋の句は「この一句だけで新鮮で昔の自分にあてはまったようで……

「軸」

苦労したやがて実と信じたい       隆太

 

 

席題 「やがて」 吉田節城  共選

「佳句」

子や孫にやがて邪魔だと追い出され   野薫s-026

年重ねやがては消える嫌なこと    しゅういち

やがて喜寿 まだ糊代を模索中      敏子

激震もやがて夫婦は和を保つ        扇久

今は泣くやがては一歩踏み出せる     桔理子

先送りした傷口がうずき出す       扇久

「秀句」

大地揺れ人生感を問い糺す        受身

敗れ太鼓やがて静かな父寝息       受身

「特選」

AIがやがてひねるか五七五        幸二

選者評

人工頭脳に負けないように頑張ろう。

タイムリー秀句。

「軸」

ハイハハイ妻の天下に備えてる       節城

 

 

宿題 「文房具」 城戸幸二 共選

「佳句」

世の中を胸の定規で推し測り     野薫

兼力をずばっとペンが刺殺す      節城

特ダネを掴んだペンがよく喋る   紅雷

お祝いの便りに添える笑みの筆    受身

減ってない色エンピツと春のウツ    ひかる

分度器の君への傾斜なんて嘘      恵

子との縁 印が引き裂く親のエゴ   節城

「秀句」

背の低い6Bの句が天を奪る  としや

画仙紙に墨の濃淡自己主張   受身 

「特選」

病院と居酒屋同居する手帳     紅雷

選者評

老境にはいりますとこういうことになります、薬を肴に酒を飲む私も実感同感です。

 

尖がったこの児もやがて 空白む     桔理子

「軸」

役人の得意は杓子定規です    幸二

 

宿題 「文房具」    末盛ひかる共選

「佳句」

大震災まずはペンより握り飯     徹

恋だってリセット消せるボールペン  敏子

筆記具は画面に触れる太い指    扇久

特ダネを掴んだペンがよく喋る   紅雷

一筆箋君への愛はかけぬまま     美知代

ペンダコの跡と言い張る指のコブ   おさむ

消しゴムにまた添削を急かされる  徹

「秀作」

権力をずばっとペンが刺殺す     節城

分度器の君への傾斜なんて嘘     恵

「特撰」

古日記捨てたいページ二,三枚   美知代

「選評」

破って捨てて仕舞いたい日記のページ、二,三枚と言うところがぴったりだと思います。誰でも思い当たることでしょう

「軸吟」

減ってない鉛筆と春のウツ   ひかる

 

「句評会」   司会 毛利きりこ

 

お荷物と気付き故郷の風を吸う   受身  2点

ツバメもう来たか故郷に母ひとり  敏子   4点

煮魚はいつも片身で膳に乗り     野薫   4点

堰き止めていたから流れ出す言葉  桔理子 9点

もどかしく狂おしく待つ花の下    ひかる  2点

人生を変換できるキー欲しい     扇久   5点

一目づつ縫えば絆になる裂け目   としや  5点

新しい矢印になる途中下車      恵    11点

こく捏ねて育てた息子親捨てる   紅雷   1点

愛された日日を抱いて舞うさくら 美知代  4点

インバウンド日本アニメで夢の国    春慶  0点

モバイルで再会なつかし文字弾む しゅういち 0点

遊んでよ鍵っ子が哭く日曜日    節城   0点

打つ手なし言って秘策はひた隠し  幸二   4点

トップの座狙う男にある孤独    おさむ  3点

家族葬遺影が何か言いたそう    きりこ 13点

背負われて未だ余りある父の背   希世  1点

隙間から大きな目玉見合い席    徹    3点

 

近況報告等

▼九州の地震にあの日のことを思い出しました。あのころは若かったし気力もあった。今なら・・・・.と思うと心細い。大変ね、と言いつつ平凡な日常を願う日々。▼万博シティに行ってきました。聞きしに勝る規模にびっくりポン。是非一度行ってみて下さい。▼結膜下出血で左目が不便した。相変わらず句会続きで家族(子・孫)と音信不通でさびしさを感じている。こういうのを心の貧乏人というのでしょう。▼玄関の玄に鳥と書いてげんちょうと読みます。つばめの異称と辞書にあり先日知りました。▼三月はお祝いのパーティが多くありよく出かけた。体調も良く日々が楽しい。▼孫七人のうち二人が高校、一人が中学を今春卒業した。先日三人を呼んで食事をしてお祝いも上げた。その時高校卒の二人が二年後成人になると驕るから一緒に飲もうと言われた。いまから楽しみにている。▼新学年になりいろいろな役割が肩におしよせて落ち込んでいます。川柳の句会だけが救いです。▼夏野菜の苗を沢山植えました。▼ガンは小康状態。川柳はスランプ。世の中上手くいかんもの。▼「夫婦でも趣味は別よとうそぶいて」妻は山の会で今日は屋久島へ。来月は大峰山へ三泊四日と毎月山に生きがいを感じています。▼兵庫勤労センターの川柳教室をこの三月に卒業しました。これから川柳マガジンの句会には出席させてもらいます。▼青春切符を利用して妻と琵琶湖一周して海津桜、彦根桜などをみてきました。▼歯科の検診で半年に一回の歯のクリーニングをした。歯科衛生士さんが歯石取る時に昔のかぶせがはずれ結局後日治療することに。それっておかしいんじゃないのと思いつつ治療費を払いました。▼友達と三木市吉川町にある「山田錦の里」と言うところに行った。三木市に住んでいるのに初めて!「よかたん温泉」がここにあったのか!足湯もあり野菜も打っていてよ温泉」がここにあったのか!足湯もあり野菜も打っていてよかったです。▼久しぶりに女性と二人で喫茶店に行った。話は意外に弾み見合いの時の想いが読み帰った。新鮮な気持ちだった。パーキンソン病友の会の役員になった。休むこと増える。▼全国川柳作家年鑑の担当となり私なりにがんばっています。温かい手紙を添えての応募句もあり毎日何通か入っているポストを覗くのが楽しみになっています。▼四月のCTは証拠不十分。七日は謡の会で欠席。▼川柳マガジン四月号虫食い川柳に当選。正解率0.04パーセントというからラッキーを通り越して奇跡。ジャンボくじ〇〇辞める夢を買う、で当然「会社」とすぐ分かったがみなさん最難関だったとか。商品の図書券はまだ来ない。

 

 

 

(選者・司会者)

四月句会 句評会司会    毛利きりこ

席題共選    今津隆太 吉田節城

宿題共選    末盛ひかる 城戸幸二

 

 

五月句会 五月十九日(木) 十三時開始

場所 たちばな職員研修センター(今月より変更、注意)

宿題「そんな」席題一題   各題二句

なお、句評会用の雑詠一句を句会日十日前までに

新葉館出版へ投句をお願いします。

(報告者 城戸幸二 今月からよろしく)

 

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