「♬あ~きよこい♬は~やくこい」立夏とはいえ、日に日に暑くなってきて、肝心のお米も国庫放出の甲斐もなく、高止まったままです。
「米を買ったことがない」頂き農水相はクビ。石破内閣の支持率もダダ下りとくれば、与党の命運もいよいよの感・・・。
また一方、ガザもウクライナもトランプ効果が一向に現れず、とくれば、世界はますます混迷の一途ですね。
そんな世情を尻目に、仙台では恒例の青葉祭りが開催され、仙台の雀っ子たちが「秋の豊作」を願って跳ね踊りました。

早よ米を呉れろと跳ねる雀っ子 文庫
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第177回川柳マガジンクラブ仙台句会
開 催 日 令和7年5月17日(土)
開催場所 仙台市荒町市民センター
参 加 者
田口このはさん、竹井まりこさん、
三浦みちえさん、木立時雨さん、
佐藤安子さん、佐藤岩嬉さん、
島 文庫、の計7名
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第1部 「 句 評 会 」
〇 下りには注意山道も人生も 岩嬉
■句評/登山は下りの方が危険といいますから、ごもっともです。老いの冷や水もまた同じということですね。句跨りにしたことで下句の畳みかけが効果的です。
□句意/特に説明するまでもないそのままの句です。この歳になるとつくづくそう思います。先日も転倒してケガをしてしまいました。
〇 重たくて身の丈に切るハナミズキ みちえ
■句評/はて?句を素直にそのまま受け取ってもよいのかな。身の丈では飾るにも大き過ぎるのでは・・・。もしかして「ハナミズキ」の歌のこと?
□句意/一青窈さんの「ハナミズキ」をモチーフに作りました。歌詞の中の「重たい」というフレーズに惹かれました。人生は身の丈で生きるのが一番、そんな意味合いです。(切るではなく、するの方がいいのでは?との意見)
〇 山も谷もありてスピンオフを生き みどり
■句評/この句で云うスピンオフって、たぶん第2の人生という意味だよね。今までの経験があって次の人生があるってこと。ドラマだったら本線に対する脇道かな。9+8の句ですが、リズムが良くないね。
□句意/破調でも17音の句ってありですよね。(もちろん!)山も谷もと畳み込んで今を生きていると結びたかったのですが、リズムが悪いですね。(6+7+5にして「山も谷もあって生きてるスピンオフ」ではどうだろう?)
〇 雪月花喜怒哀楽之川柳子 文庫
■句評/オール漢字の句とはユニークな。川柳は自然も人情も全部あり、ということですかね。の、を之としたのも拘りですか。
□句意/拙句は漢字が多いとよく評されます。それならいっそ全部漢字でと天邪鬼の句です。その割には中身は薄っぺらですが。
〇 ひたすら生きよう明日があると限らない 安子
■句評/佛教の無常感を表現した句ですか。余計な事を考えず、今を大切に生きるそんな句意ですね。
□句意/身近な人が突然他界して、その喪失感が半端ないこの頃。余計な事は考えず、一瞬一瞬を大切に生きようと思いました。
〇 謎食べて腹を満たした人おらず 時雨
■句評/絵に描いた餅とか、夢で腹は膨れぬとかいいますが、謎とはまたナゾ?ですね。推理作家などはそれこそ謎を売って飯を食っていますが。
□句意/脳に栄養をいくら詰め込んでも、大食いさせても、お腹を壊すということがない。だからセッセと脳トレを、といったところかな。
〇 東風よ満額回答載せて来い このは
■句評/東風は高揚感があって満額回答と良い取り合わせで上手いですね。中八だけどリズムも気にならない。載せては、乗せての方が良いのでは?(これには両論あり)
□句意/中八は気付きませんでした。また、載せては私も悩みましたが、回答は文書で来ますから載せるでも良いかと。東風は(こちかぜ)とルビをふったのですが・・・。
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今月の学び
句にリズムは大事!
あえて破調にする必然性は何か?
よくよく考えてみる。
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第2部 「 句 会 」
今月の宿題・選者および入選句は次のとおり。
■宿題『 パッ 』 佐藤岩嬉選
○佳作
右へ左へ変り身だけは速い 文庫
もがいててパッと閃く五七五 みちえ
ご褒美の時だけパッと現れる 文庫
シャクナゲの如くパッと散る夏賞与 このは
餅まきが終ったとたん皆帰る 時雨
一万二千度一瞬に燃え広島は みどり
一瞬に命を掛けるカメラマン 時雨
この苦境ぬけ出す秘策よしこれだ みどり
○秀句
酒あおりパッと忘れりゃ楽なのに このは
ご用心パッと見た目の良い公約 安子
パッと咲きパッと散るのも悪くない 安子
〇特選
ほめ言葉すぐ出せるようポケットに みちえ
軸吟 本当はうじうじ決めたカツライス
■宿題『自由吟』 島 文庫選
○佳作
亡き祖母が御守りくれた雨の朝 このは
うっかりをデスクの中につい忘れ 岩嬉
鶯の鳴き声春に囲まれる みちえ
造花ではないか微笑む美魔女たち 時雨
薬より夫のダジャレうつに効き みどり
どの党も票のためならえんやこら 安子
根くらーべ レオ十四世明ける朝 みどり
お会計パパッと払い去る上司 安子
○秀句
リバーシブルでも表だけ着続ける みちえ
嫁さんはトリケラトプスかも知れぬ 岩嬉
AIに心は無いが裏もない このは
〇特選
流されるよりも消え去る雲でいる 時雨
満軸吟 ガリレオをまだトランプは信じない

5月の句会風景
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令和7年6月の定例句会
開催日時 令和7年6月21日(土) 13時から
開催場所 仙台市荒町市民センター
仙台市若林区荒町86―2
(地下鉄南北線五橋駅から徒歩10分)
宿 題 「 水 」 「自由吟」 の各2句
参加費用 会員1,000円 会員以外 1,200円
※なお、ご参加の方は、会日の1週間前まで、句評会用の雑詠1句をウエブ申込み時に
ご入力下さい。
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令和7年7月定例句会
開催日時 令和7年7月19日(土) 13時から
開催場所 仙台市荒町市民市民センター
仙台市若林区荒町86-2
会 費 会員 1,000円 会員以外 1,200円
宿 題 「 むんむん 」 「自由吟」 の各2句
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あなたも川柳の句会を体験してみませんか?
見学無料、未経験の方も大歓迎です!
ご自由に、会場へお越し下さい。
句会に参加される方は、下記ホームページから、
「仙台句会」の案内ページに入り、
必要事項を記入してお申し込み下さい。
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https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/
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