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 18・19日は、仙台の「青葉祭り」がコロナ禍以降、久々の全面開催となり、市街は大変な人出でした。

天候に恵まれ、25℃の夏日でしたが、湿度も低かったせいかとても快適な祭日和でした。

 また、句会ですが、8名の参加者に見学者も来られ、数年ぶりに9名の開催となり、大いに盛り上がりました。

コロナ禍では、参加者4名の細々とした句会だったことを考えると、大袈裟ではなく、大きな復興です。世話人の歓喜はもとより、会員の皆さんも喜んでおられました。来月以降もこの調子で人員の充実を含め、頑張っていこうと思います。

竹藪を出でて雀の夏祭り 文庫

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第165回川柳マガジンクラブ仙台句会

 

開 催 日   令和6年5月18日(土)

開催場所   仙台市荒町市民センター

参 加 者

竹井みどりさん、三浦みちえさん、

橋爪志津代さん、佐藤安子さん

荒井まさきさん、木立時雨さん、

佐藤岩嬉さん、島文庫(管理者)

見学者・田口美奈子さんの計9名

 

第1部 「 句 評 会 」

 

〇 出檻の弟子に師匠は自嘲気味 まさき

■句評/藤井さんの師匠杉本さんの事かな?出檻て、何?「出檻の誉」という諺(ことわざ)の略でしょ。弟子が師匠を超えたと云う諺ですね。なるほど、それで藤井さんですか。で、師匠が自分を嘲笑っている、ですか?自嘲では、さすがに強烈過ぎませんかね。

□句意/先日来、杉本八段の著書を読んでいます。その中で「藤井さんの師匠」と講演会やメディアで紹介されることに食傷気味であると書いていました。立派な弟子を持つと誉れと云うよりはプレッシャーになるのかも知れないと思いました。自嘲は言い過ぎでしたかね。

 

〇 味噌汁の旨い女の腕まくり 時雨

■句評/女とは奥さんのこと?いや、フツーじゃない特別な女人の事かも。「旨いね」と褒めたら腕まくりをし始めた。これはある意味で恐い事ですよ。奥様なら無難ですが「旨いよ」くらいでは、腕をまくりますかね。

□句意/いえいえ、家内のことですよ。味噌汁がとても美味しいのですが・・・・。今朝は、永谷園でした。(笑)

 

〇 人面の鬼が巷を跋扈する 文庫

■句評/鬼にも良い鬼が居ますよ。でも、これは悪い鬼、それも人と同じ顔の。近頃、恐い事件が身近なところで次々と起こりますからね。そんな気持ちにもなりますよ。

□句意/新聞やテレビには、毎日、猟奇的と思えるnewsが流れます。ただ殺すだけでなく焼いたり、ヒトを人と思わない所業が目を覆うばかりです。駅前の雑踏や満員の電車やバスで隣り合う人が突然、豹変したらと思うことがあります。私だけでしょうか?

 

〇 先祖には悪代官も越後屋も 岩嬉

■句評/素晴らしい家系のファミリーヒストリーですね。悪代官とはいえ上士のお家柄。越後屋といえば三越ですよ。(笑)とても愉快な句ですね。

□句意/知る限りでは二代前までしか判りませんが、そんな立派な家系ではないようですが、祖父は市内の目抜き通りで店を構えていたようです。後に何んかの禍で没落してしまうのですが・・・。過去帳をズーッと遡れば、きっと面白い人もいたんだろうなと思いまして。

 

〇 夫は今雷鳥となり岳に在り みどり

■句評/司会者は岳(ダケ)を(ヤマ)と読みましたが、辞書では(ダケ)か(ガク)なのですが?あえて(ヤマ)と読んで欲しいならルビをふるべきでは?特に指定していなければ、句をどう読むかは読み手の自由でいい。司会者としては(ヤマ)が適当と思ったまでです。雷鳥は高山に棲むのだから(ダケ)でいいと云う意見もあり、賛否入り乱れ、作者に委ねられました。

□句意/亡くなった夫は、日本の百名山を踏破したほどの山好きでしたから、やはり(ヤマ)ですかね。よく亡くなると星になると云われますが、夫はきっと、雷鳥になっているのだろうと思っています。

 

〇 寄り添う心どこへ行ったか環境省 安子

■句評/あの映像は、実に腹立たしい光景でしたね。同席していた大臣が本県選出の議員で、余計に憤りを感じました。役所仕事の典型がアレか。それにしてもだらしのない大臣だこと。後でお詫びして回るくらいなら、あの場で役人を制するべきなのに、と非難轟々。

□句意/ご指摘の通り、私も憤りました。後でぺこぺこ頭を下げて回るくらいなら、ちゃんと被害者に寄り添えと云いたいです。大臣がいかに役人の言いなりであるかを露呈した場面でもありました。有権者としてしっかり考えなければ・・・。

 

〇 墓じまい安心おしと父母の笑み 志津代

■句評/「墓じまい」の問題も過疎や少子化の問題から派生して、深刻な問題になってきましたね。さぞやご苦労されたこととお察しします。「安心おし」は江戸弁かな?(して)とか(しろ)とかより、亡き父母の心がこもっているようでとても良い。下五の(笑み)は(笑む)と動詞にすれば句が絞まると思います。

□句意/ようやく懸案だった「墓じまい」が終わって、ホッとしています。やっと父母を土に帰してやることができました。子や孫のためにも、また、父母のためにも良かったと安堵しています。

 

〇 桃源郷川柳できぬ青い空 みちえ

■句評/作者は幸せな方なんですね。幸せすぎて川柳の種が見あたらないということですか。(青い空)にもう少し工夫がいるね。(澄んだ空)とかですか?それにしても川柳で川柳を詠むのは如何なものか?

□句意/ある句会の「桃」の課題で投句した句です。見事に没!でした。意味はおっしゃる通りですが、幸不幸とは関係なく、ただ、川柳が浮かんでこないということなのですが。(そんな時には、時事ネタがお勧めですよ)

 

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今月の学び

幾通りにも読める漢字にはルビを!

でも、あえてルビをふらず、

読み方を読者に委ねるのもアリかと。

 

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山鉾の猛者は安心履いてます 文庫

第2部 「 句  会 」

 

今月の宿題・選者および入選句は次のとおり。

今月の宿題・選者および入選句は次のとおり。

◎宿題『青(字結び可)』 荒井まさき選

○佳作

空の青映しネモフィラ丘うめる 志津代

お前もか急げ急げと点滅す みどり

Yoasobiの色は群青おびている みちえ

すずめ舞う青葉の杜の宵まつり 安子

若になりたい青大将の麻生 文庫

四次会はターコイズの波二人千鳥 みなこ

○秀句

空と海どちらも好きな白でいる 時雨

青雲が消えてしぶしぶふるさとへ 岩嬉

青春の歌は三番まで唄う 文庫

〇特選

青魚食べて次の手ひねり出す 時雨

〇軸吟

CAは陰で青竹踏んでいる

 

◎宿題『自由吟』 佐藤安子選

○佳作

ドキドキは恋か病か五十路女子 美奈子

不自由が一つずつ来る最終章 時雨

鯉のぼりもっと高くと請い願う まさき

百均にある百円の頼もしさ 文庫

格安の旅もてなすは異国人 みちえ

食レポの「ヤバイ」の味に悩まされ 志津代

○秀句

正直に話せばみんな毒舌家 まさき

笞打たれむっとする牛急ぐ牛 岩嬉

白々と表を見せて裏の金 みどり

〇特選

大臣の錦は汚れ易いもの 文庫

〇軸吟

世界十三位驕ることない大谷さん

 

5月の句会風景

 

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令和6年6月の定例句会

開催日時   令和6年6月15日(土) 13時から

開催場所   仙台市荒町市民センター

宿   題   「ユーモア句」 「自由吟」 の各2句

参加費用   会員 1,000円  会員以外 1,200円

※なお、ご参加の方は、会日の1週間前まで、句評会用の自由吟1句を

ウエブ申込み時にご入力下さい。

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令和6年7月暑気払い句会

開催日時   令和6年7月20日(土) 12時から

開催場所   ホテルぶじや(JR長町駅前)

会  費   会員 1,500円  会員以外 2,000円

宿  題  「冷たい(読込み不可)」 「自由吟」 の各2句

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あなたも川柳の句会を体験してみませんか?

見学無料、未経験の方も大歓迎です!

ご自由に、会場へお越し下さい。

句会に参加される方は、下記ホームページから、

「仙台句会」の案内ページに入り、

必要事項を記入してお申し込み下さい。

https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/

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