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遠雷が聞こえています。そろそろ梅雨明けでしょうか。

さて、過日、所用で上京した際、懸案でした「根岸の子規庵」と「蔵前の川柳発祥の地」とを拝見してきました。

山手線の鶯谷駅で電車を降り、ラブホテル街を通り抜けると家並に挟まれるようにして小さな庵が建っていました。

庭の緑も綺麗で風情ある佇まいでしたが、何となくもの悲し気でもありました。

一方、川柳発祥の地は、蔵前のビルが並ぶ交差点にありました。碑というのか?モニメントというのか?読みにくい碑文が書いてありましたが、「あれれ?こんなもんですか?」とそんな感想でした。初代川柳さん、すみません。お詫びに初代のお墓に手を合わせて戻った次第です。

俗世を抜け子規庵へ梅雨晴れ間 文庫

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第155回川柳マガジンクラブ仙台句会

 

開 催 日   令和5年7月15日(土)

開催場所   仙台市荒町市民センター

参 加 者

橋爪志津代さん、荒井まさきさん、

竹井十塩さん、島文庫 の4名

 

第1部 「 句 評 会 」

 

〇 「飛べるかも」ほんの二歳の死のダイブ まさき

■句評/そうそう、そんな痛ましい事故がありましたね。ベランダに小さな子がよじ登れるような踏み台を置いておくのも不注意。でも、まさかそんなことが起きるとは・・・・。「飛べるかも」の鈎括弧より、外して一字明けた方がいいのでは?2歳の子を主体として詠むと死のダイブは生々しい。

□意図/誰が主体と言うより、起こった事実に、きっと子供らは(飛べるかも知れない)と思ったに違いないと、私の想像を交えて作りました。「飛べるかも」は、言葉ではなく、子供の心象のつもりでした。

 

〇 兵法の孫子も孫子には勝てず 文庫

■句評/最初の孫子も次の孫子も(ソンシ)と読んでしまったので、高名な偉人も自身の欲求には勝てないと言う意味なのかな?と思いました。まさか、孫や子だとは思いませんでした。意外な取り合わせ方で面白いね。

□意図/「孫子(ソンシ)と書いて(マゴコ)とも読むぞ」と気づき、これで一句を捻り出そうとした結果の言葉遊びでした。ちなみに、孫子に孫や子がいたかどうかは存じません。恐縮!

〇 縄文遺跡見える女性のオシャレ好き 志津代

■句評/最近、話題の卑弥呼のことでしょうか?ここで言う(見える女性)とは、どんな女性なんだろう???

□意図/縄文の遺跡を見学したときですが、その時代の女性の装飾品が展示されていました。種類も豊富で、色彩もカラフルだったんです。縄文の昔から女性はオシャレだったのだと感激しました。(見える)は、遺跡に見える(女性のオシャレ好き)と言う意味だったのですが、分かりにくいですね。

■再句評/だとすれば、シンプルに「縄文の世から女はオシャレ好き」ではどうだろう。

〇 墓参り何かいいこと起こりそう 十塩

■句評/お盆が近いですから、ご先祖様が戻ってこられるとか、子供や孫が帰省してくるとか、その辺りの良いことかな?もう少し分かるような情報が欲しいな。

□意図/先だった娘の墓へ月命日に欠かさず出掛けています。郊外でやや遠い墓所なので毎月は大変なのですが、その都度、楽しいことを計画して出掛けることにしています。以前にも似たような句を詠みましたが、やはり分かりにくいとのご指摘がありました。勉強が足りませんね。

■再句評/この時期なので、墓参りと言えばお盆を連想させてしまいます。月命日なら命日とした方がいいのでは、例えば、「墓参り月命日の旨いもの」ではどうかな?

 

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今月の学び

思いが強すぎると

ひとりよがりな句になってしまう。

客観的な視点で

クールに推敲してみよう!

 

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川柳発祥の地に立ってみました。(台東区蔵前)

すぐそばに初代柄井川柳さんのお墓も・・・

 

第2部 「 句  会 」

 

今月の宿題・選者および入選句は次のとおり。

◎宿題『種(字結び可)』 参加者の互選

○一点句

何の芽か そうだ去年の枇杷の種 志津代

○二点句

名も実も無いが丈夫な雑種です 文庫

新鮮な句の種なくてまた凡句 志津代

次世代は花を咲かせと種を蒔く 十塩

種のない西瓜のタネの種明し 文庫

ピーナツがベストフレンド柿の種 まさき

縁側で横一線の種飛ばし 十塩

○三点句

父親に似た子が生まれほっとする まさき

◎宿題『自由吟』 参加者の互選

○一点句

津軽では「マイネカード」と言われそう まさき

パーキンソン病告げられ浮かぶ顔 十塩

床屋終えママ孫みんなビートルズ 志津代

○二点句

中八のえぐみ一音蹴躓く 文庫

食べたくて赤飯を炊く普通の日 まさき

「過ちはくり返さない」誓い揺れ 志津代

○三点句

飼い主を噛んだ番犬プリゴジン 文庫

○四点句

マイナンバー役立たぬまま紛失し 十塩

ちょっと寂しい、7月の句会風景です。

 

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令和5年8月の句会開催予定

開催日時   令和5年8月19日(土) 午後1時から

開催場所   太白区中央市民センター 第1小会議室

宿  題   「あわよくば」 「自由吟」 の各2句

参加費用   会員 1,000円  会員以外 1,200円

なお、ご参加の方は、会日の1週間前まで、句評会用の雑詠1句をウエブ申込みの際、ご提出下さい。

句会終了後、懇親会(暑気祓い)を、市民センターの南3軒隣り、「ホテルふじや」で行います。

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令和5年9月の句会予告

開催日時   令和5年9月23日(土) 午後1時から

開催場所  仙台市荒町民センター 第1会議室

宿  題   「尖った」 「自由吟」 の各2句

※9月例会は、第4土曜日の開催となります。ご注意を!

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あなたも川柳の句会を体験してみませんか?

見学無料、未経験の方も大歓迎です!

ご自由に、会場へお越し下さい。

句会に参加される方は、下記ホームページから、

「仙台句会」の案内ページに入り、

必要事項を記入してお申し込み下さい。

https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/

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