Loading...Loading...

ウクライナの戦火はますます激化、先行きが真っ暗で日毎に市井の犠牲者が増えているようです。

いざというときの国連の頼りなさにジリジリする思いと、北方領土問題を抱える日本としては人ごとでない、そんな気がします。

そんななか日本は春爛漫、仙台も桜が満開です。普段は気にも留めない平和のありがたさを実感させられます。

黄色から染めるみちのく花暦

 

第140回川柳マガジンクラブ仙台句会

 

開 催 日   令和4年4月16日(土)

開催場所   仙台市荒町市民センター

参 加 者

大久保もとじさん、木立時雨さん、竹井十塩さん、

佐藤岩嬉さん、島文庫 の5名

 

第1部 「 句 評 会 」

 

定例の句評会からの報告です。

 

〇 影法師日毎短くなる背丈  十塩

■句評/日足がのびるほどに背丈の影が小さくなるということですね。年をとると背丈も縮んできますから、ああ、また老化がすすんだな、との感慨かも知れませんよ。「日足と影の長短を対句法で表現できないかと思い作りました‥‥十塩」

 

〇 親ガチャを壊し仰いだ広い空  志津代

■句評/親ガチャということは、親=ガチャという意味ですよね。それを壊す?むかし、積み木の部屋という小説やドラマがあったよね。反抗期のことかな?親の管理下から逃れて自由に生きるということじゃないですか。「志津代さんは、お休みでした。」

 

〇 日興の蹉跌懲りない兜虫  文庫

■句評/蹉跌って、これまた難しい字をつかいましたね。石川達三の小説に青春の蹉跌というのがありましたが。日興證券の例の事件のことでしょう。確かに懲りてませんね。下5の兜虫は強引かも?兜町で業界として納めた方がいいのだは?「日興の幹部や経営陣が逮捕されたと聞いて、山一で懲りてるはずの証券業界なのに、営業レベルでは未だにまかり通っていることに驚きます。正に懲りない面々かと‥‥文庫」

 

〇 裏切りのトリガーを待つ関ヶ原  時雨

■句評/小早川の裏切りで東軍が勝った故事にならって、ロシアで裏切りの引き金を引く奴が出てこないかと期待しているということかも。それにしては、関ヶ原は前時代的で離れすぎではないか。「ご指摘はもっとも、あえて引き金とせずトリガーとして工夫したつもりだったのですが‥‥時雨」

 

〇 花吹雪をけなりがってる花時計  岩嬉

■句評/けなりがってる、とは何かな?辞書で引くと、異なりと書いてけなりと読み、際立っているとか優れていて羨ましいの意味の古語のようですよ。なるほど、花時計が花吹雪を羨んでいるということか。「方言だと思っていましたが、けなりは古語でしたか‥‥岩嬉」

 

〇 万通り桜の名所ある日本  もとじ

■句評/確かに名所は多いですね、近所でもここらあたりでは名所だったりしますから、福島三春の滝桜なんかは、痛々しいほどの老木でもあちこち松葉杖を突いて立たされていたりします。「初めは千通りとしたのですが、おっしゃる通り千では足りないなと万にしました‥‥もとじ」

 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 

宮城県川柳大会が、2年ぶりに開催!

 

  去る4月17日(日)利府町文化交流センター「リフノス」で、2年ぶりのリアル大会が開催されました。コロナ禍のため、ここ2年は誌上大会でしたから参加者の喜びもひとしお、70余名の参加、70余名の欠席投句と、この時期としては盛大な大会でした。

なお、本大会で当仙台句会メンバーの木立時雨さんが第8位、また僭越ながら管理人自身も第9位の上位入賞を果たすことができました。

 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 

第2部 「 句  会

 

今月の宿題・選者および入選句は次のとおり。

 

◎宿題『器(字結可)』  木立時雨 選

断捨離と思えば安し欠け茶碗  文庫

齢相応段々大きくなる器  十塩

晴れの日も仕出し器の祝い膳  もとじ

窓際へ湯飲み茶碗もかえられる  岩嬉

■秀句

廻すほど段々小さくなる器  十塩

器量よし口も磨かれクラス会  もとじ

愛嬌が八分で器量好しの孫

■特選

出囃子に送られ器量見直され  岩嬉

軸吟  プーチンと比べ大きな我が器

 

◎宿題『自由吟』 島 文庫 選

さあやるぞ腰を据えれば肩たたき  岩嬉

人道回廊 待っていたのは敵国兵  十塩

桜咲く本当の春と道具出す  もとじ

国境を越えて生花の婦人デー  十塩

■秀句

笑点でどんと波打つ顔の皺  時雨

混浴の宿を選んだ名幹事  岩嬉

東北の鯰飲んでる悪い酒  時雨

■特選

桜咲く西行千の風で来る  もとじ

軸吟  正宗の馬の足折る強い揺れ

4月の句会風景

「5人では寂しいです。どしどしご参加下さい!」

 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 

 令和4年5月の句会開催予定

開催日時   令和4年5月21日(土) 午後1時から

開催場所   仙台市荒町市民センター 第1会議室

宿  題   「鼻薬」 「自由吟」 の各2句

参加費用   会員 1,000円  会員以外 1,200円

なお、ご参加の方は、会日の1週間前まで句評会用の雑詠1句をウエブ申込みの際、ご提出下さい。

 

○○○○○○○○○○○○○○○○○○

 

あなたも川柳句会を体験してみませんか?

 

見学は無料、未経験の方でもОKです!

ご自由に、会場へお越し下さい。

句会に参加される方は、下記ホームページから、

「仙台句会」の案内ページに入り、

必要事項を記入のうえ、お申し込み下さい。

https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/

ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

気軽にポチっと
どうぞ(無記名)

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K