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   第69回 川柳マガジンクラブ十四字詩句会 会報

 第69回川柳マガジンクラブ十四字詩句会が令和2年9月23日に東京都北区王子「北とぴあ」にて開催されました。出席者はお世話役の五十嵐淳隆さん、井手ゆう子さん及び植竹団扇、大谷仁子、葛飾凡斎の各氏と星野睦悟朗の6名。欠席投句は沢辺祥子、志田則保各氏の2名。

なお、今回まで代表世話人を務めた五十嵐淳隆さんが次回から井手ゆう子さんと交替することになった。引き続き五十嵐淳隆さんは世話人をやられる。

 

当日の句評会の自由吟及び宿題の入選句は次の通りです。

 

〔句評会〕▽「自由吟」

句の頭の数字は互選で獲得した得点です。

気負えば負けと文字が戒め   淳隆

2 やれやれの秋汗も乾かず    凡斎

秋というのにいつまでも暑い。

2 頑張る気力燃やし夫看る    仁子

2 笑みの裏には欲の塊      則保

2 うんうんうんと聞き流す愚痴  睦悟朗

4 家こもりでも飛ばす空想    ゆう子

4 ひとつ覚えてふたつ忘れる   祥子

こんなやり取りがあった。

「ひとつしか覚えないのにどうしてふたつ忘れるの」

「昔のことも忘れていくからですよ」

4 便りないヒト頼れないヒト   団扇

コロナで疎遠になる人も増えて。

 

〔宿題〕▽「敬老」植竹団扇選

〔佳作〕

1 孫のもみ手に弾む小遣い    則保

2 紙オムツだが威風堂々     祥子

3 たがの緩みを子等は見守る   祥子

4 敬老祝いお餅ご法度      ゆう子

5 イヤな顔して席を譲られ    淳隆

〔秀作〕

1 敬老よりもグサリきみまろ   睦悟朗

2 紅葉マークに車間距離取る   則保

3 コロナの奴は知らぬ敬老    凡斎

〔特選〕

馬齢重ねて国に疎まれ       淳隆

〔軸〕

敬老会にいない厄年        団扇

 

今後の予定

第七十回 令和二年十一月二十五日(水)

北トピア 八〇七号室

宿題「店ざらし」

第七十回 令和三年一月二十日(水)

北トピア 八〇七号室

宿題「悔い」

第七十回 令和三年三月二十四日(水)

北トピア 八〇七号室

宿題「頼る」

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