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川柳マガジンクラブ高崎句会は4月度も休会とし、誌上句会で行いました。

投句者は、田口もとい、湯本良江、田島悦子、河合笑久慕、星野睦悟朗、竹中たかを、横澤七五、簗瀬みちよ、宮崎正男、宮崎一子、黒崎和夫、荻原亜杏、大沢覚、勢藤潤、亀山夕樹子(初)、山津隆(初)の16名でした。結果は、

「小説」 竹中たかを 選

「佳作」

掌編に収まるほどの吾が一世         もとい

小説を開くと寄ってくる睡魔         潤

私小説波乱万丈入れておく          一子

小説の夢果たせずに去る都会         亜杏

更のままヤオフクに出すトルストイ      もとい

私小説今日も紡いで生きている        みちよ

書きながら終章を練るミステリー       笑久慕

夢に羽付けて飛び交う物語          七五

「秀作」

上巻と下巻隙間に火があがる         隆

読了を目指して源氏物語           夕樹子

病歴を書けば立派な私小説          覚

「特選」

孵化の時期未定小説家の卵          悦子

 

「珍しい」 田口もとい 選

「佳作」

起こされず起床した孫どうしたの       正男

珍しい電話オレオレ詐欺でした        潤

春の風無口なあの子多弁にし         良江

街中でマスクを持ってない惨め        たかを

生真面目の無断欠席案じられ         和夫

古書店をぶらり珍書に出っくわす       悦子

珍しく優しい妻が恐ろしい          みちよ

満開の桜に雪の薄化粧            七五

 「秀作」

予定表コロナに消され真っ白け        睦悟朗

いいことがあるな無口がよく喋る       潤

どうしたのしらふで帰り気遣われ       睦悟朗

「特選」

卒寿でも杖のいらない一万歩         笑久慕

(勢藤潤 記)

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