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 波乱の平成から令和へと元号も変わり、師走も残すところあとわずかとなりました。今年一年、当仙台句会ブログをご愛読頂きまして誠にありがとうございます。来る令和二年のご多幸を心よりお祈り申し上げます。

来年は十二支最初の子年、ネズミは大黒様の使いとか云いますから、きっと我々庶民の暮らしぶりも上向くと好いのですが・・・・。

 米びつに大黒さまの使い番  文庫

 よいお年をお迎えください。

 

 


 

第124回 川柳マガジンクラブ仙台句会

 

開 催 日   令和1年12月21日(土)

開催場所   仙台市太白区中央市民センター

参 加 者

阿部日向子さん、西村晴子さん、笹 美弥子さん、

矢口瑛香さん、竹内としおさん、木立時雨さん、

柳川ひょうごさん、佐藤安子さん、佐藤岩嬉さん、

島 文庫の10名


第1部 「 句 評 会 」

 

定例の句評会からの報告です。

〇 ギロチンがゆっくり落ちる国にいる 時雨

■句評/ギロチンとは強烈ですね。国は日本のこと?何でギロチンなのだろうね。それもゆっくり落ちるとは?真綿で首を締めるとはまた違う意味で怖い!(ギロチンは言葉のインパクトを狙ったんですが、強すぎましたか?色々なところに恐いことが沢山あって、それが他人事でないものですから)

〇 色変えぬ松も色めく自民党  文庫

■句評/色変えぬ松が色めく、色々がミソですね。松の付く政治家いたかな?長期政権も危うくなってきたと云う意味かも?(解散が噂されるなか国会も早々に店仕舞い。驕れる平家も久しからず、常緑の松だって高揚するかも知れません。解散風に自民党内もそろそろ色めき立っているのかと思いまして)

〇 シュレッダー桜観る会紙吹雪  としお

■句評/例の桜を見る会の名簿のことだね。紙吹雪が面白いね。三段切れかな?上五を工夫すればいいかな。(三段切れをどう変えたらいいですかね?)「桜見る会の名簿の紙吹雪」なんてどうでしょう?

〇 生き方は全てすっぴん私流  和子

■句評/飾らないと云うことですね。ありのままに生きれたら幸せです。私流?そもそも一人称なのだから私は要らないのではないかな。(和子さんは風邪でお休みでした)

〇 バス待ちで一人うとうと喫茶店  晴子

■句評/かなりバス間隔の或るところですね。ウトウトして乗り遅れたりしませんか?お日様があたるポカポカした店、それも帰路のバスですね。解り易い句ですが、穿ちも欲しいですね。(1時間に1本のバスです。あまりにも寒くて入った喫茶店で読みました)

〇 輝いた頃の写真で死亡記事 日向子

■句評/中曽根さんかな?104才にしてはかなり若い遺影でしたからね。今は加工ができるから。着想が面白いですね。(女優さんのことです。特に課題があったわけではありません)

〇 泣きました天変地異に友の死に 安子

■句評/「泣きました」が気になります。重ね過ぎかと。過ぎたるは及ばざるが如し。上五の再考を(今年は悲しいことが多かったんです。柳友が相次いで他界したりしまして。上五を再推敲したいと思います)

〇 朝焚火スカを火種に童歌 ひょうご

■句評/スカは外れクジ?それを火種に焚き火した。とは面白い。上五の朝焚火はの朝は要るのかな?(今年のスカを落葉と一緒に燃やしてしまうといった意味合いなんですが、どう直したらいいのでしょう?)童歌の取り合わせは少し離れすぎかも「年末にスカを火種に落葉焚き」では?

〇 老いの愚痴聞いていたのか癒し雨 瑛香

■句評/癒し雨は造語?今頃の雨は時雨だから、取り合わせの句にして「外は雨」とか「里の雨」、もっと進めて「老いの愚痴聞いてくれるな濁り酒」なら特選!

〇 麒麟が来る前に刑事がやって来た 岩嬉

■句評/来る、来る、で韻を踏んだ句ですね。(NHKの来年の大河ドラマのことです)麒麟が来る、にはカギ括弧すべきでは?(括弧が泣くでも分かると思うのですが)

〇 ありがとうと云えるわたしはまだ元気 美弥子

■句評/分かり易い句ですね。歳をとるとありがとうと云わなくなるからね。歳ではなく人柄でしょう!(特にコメントはありません)

 

  今月の学び!

  〇感度のいいアンテナを!

  句作りや鑑賞ため、感度の良いアンテナを立てておき

  旬の情報収集を心がける。

  〇一人称の句に「私」はいらない。

  省けるなら、更なる要素を加えるべし。

 


 

12月は仙台光のページェント

若いカップルの間をぬうようにして、今年も「定禅寺通り・光のページェント」を観てきました。空っ風の寒い夜です。

身も心も冷え切ってしまい、早々に居酒屋へ逃れ、おでんと焼酎で温まった次第です。


 

第2部 「 句  会 」

 

今月の宿題と選者、結果は次の通りです。

 

 ■宿題『振り返る』    島 文庫 選

 〇佳作

  見返り美人いいえ愛しき山の神  ひょうご

  すれ違い父と似ていて振り返る  晴子

  振り返る過去などないわ今生きる  としお

  振り返れば涙の多い年でした  安子

  振り返るこの道でいいいいのだと  瑛香

  水たちの振り返らない川である  時雨

 ◎秀句

  後頭部の強い視線に逆らえぬ  岩嬉

  録画したドラマ話題の後に観る  日向子

  プライドが見返ることも許さない  美弥子

 〇特選

  ふりかえるとどすんどすんと軍神  岩嬉

 ◇軸吟 振り返る新憲法の根っこ

 

□宿題『記号』 木立時雨 選

 〇佳作 

  象形文字学べば学ぶ楽し  安子

  絵文字並べ愛を語らう現代っ子  瑛香

  疑問符がつく「万歳」の繰返し  としお

  あの記号だれを誘っているのやら  岩嬉

  マルにバツやっぱりここは警察署  岩嬉

  ハートマーク付けて届いた玉手箱  安子

 ◎秀句

  #(ハッシュダグ)続く言葉に潜む闇  ひょうご

  矢印の方には向かぬ天邪鬼  文庫

  マイナンバー私がわたしであるかぎり  美弥子

 〇特選

  災害時色別される命なり  瑛香

 ◇軸吟 記号から始まっているフィットネス

 


 

12月句会の風景です

 

 令和2年1月句会の開催予定

 

開催日時  令和2年1月18日(土)午後1時から

開催場所  仙台市太白区中央市民センター 3階

宿  題  「一升瓶」・「自由吟」、各2句

会  費  会員1,000円、 非会員1,200円

※令和2年2月の句会は゛2月15日(土)゛で、

 宿題は「天(字結び可)」と「自由吟」です。

 

 あなたも川柳句会を体験してみませんか?

 見学の参加は、もちろん無料です。

 ご自由に会場へお越しください!

 

※句会に参加ご希望の方は、下記のホームページから、

必要事項を記入してお申し込み下さい。

https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/

 

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第124回仙台句会(令和元年12月)”にコメントをどうぞ

  1. 真田義子 on 2020年1月14日 at 3:17 PM :

    文庫さん、こんにちは!

    ごぐ無沙汰してました。

    左半身不随になり、とってもつらい毎日を送っています。
    身体を動かさないとだめなので、一人で生活しています。
    買い物は娘が来てくれます。
    デイサービスを利用しています。
    なんとなく川柳も出てきません。
    温かくなると、出て来れるかな?
    期待しないで待っててください。皆様によろしくお伝えください。

  2. 田村 富夫 on 2020年1月15日 at 12:49 PM :

    真田義子さん、元気な姿が見えないのは残念ですが、今こそ
    「川柳リハビリ」です。鉛筆と紙が無くても投句の方法はいくらでも
    あります。友達を利用しましょう。

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