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仙台の歓楽街と言えばやはり「国分町」ですね。

今月は「国分町通」の歴史を簡単にお話しします。

日本銀行仙台支店の前に「国分町」と刻まれた石柱が立っています。

この石柱を「辻標」といいます。この辻標が市内に八十八ケ所建てられていて、その一つが東北随一の歓楽街と言われる「国分町通」の四つ辻を示す標識なのです。

「国分町通」は、「南町通」と「定禅寺通」を南北に結ぶ通りなのですが、道幅の狭い沿道には飲食店ビルや商業ビルが林立しています。「国分町通」と並行して走る「一番町通」は、百貨店や専門店が軒を連ね、その賑やかさに比べると「国分町通」はその裏通りといった感があります。

しかし、江戸時代まで遡ってみると「国分町通」は、江戸・日本橋から津軽・三厩(みんまや)を結ぶ陸奥(みちのく)の大動脈「奥州街道」だったと言うから驚きです。

当時は、参勤交代の行列や多くの旅人が行き交い、更に物流のための幹線道路でもあったでしょうから、街道は大いに賑わっていたものと思われます。

また、当時の「国分町通」のうち「広瀬通」から「定禅寺通」の間には、本陣(大名の宿泊所)があったとのことで、その周辺にはたくさんの旅籠が建っていたようです。

一方、その南側にあたる「広瀬通」から「南町通」までの間には、大店や問屋が立ち並び、東北最大の商業地域だったとのことです。この南側区間の中ほどに「芭蕉の辻」という十字路があります。(以後、中段に続く)

 

 

第118回 川柳マガジンクラブ仙台句会

 

開 催 日   令和1年6月15日(土)

開催場所   仙台市太白区中央市民センター

参 加 者

笹美弥子さん、佐藤和子さん(見学者)、

佐藤安子さん、佐藤岩嬉さん、島文庫、の5名

 


 

第1部 「 句 評 会 」

 

定例の句評会からの報告です。

 

〇 蕨とり目線の泳ぐ木立中

■句評/木立中ってあまり聞かない言葉だよね。造語かな?山菜を獲りに山へ入って、遭難する人が毎年おられますからね。「目線」ではなく「視線」では?ワラビ獲りで目が泳ぐとは何だろう?「泳ぐ」ではなく「走る」では?血走るとか(笑)

■作者「瑛香」/本日、瑛香さんはお休みでした。

 

〇 不覚にも女の歳をズバリ当て 

■句評/「女」より「女性」とした方が柔らかい。女性に歳の話はそもそもNGなのでは?若く言い過ぎると馬鹿にしているようで、加減が難しいですね。不覚!が良く効いていますね。

 

■作者「岩嬉」/「当ててみて」と言うから当てたら、ムッとされた。女性は幾つになっても難しい。

 

〇 湯の効は濁りにあると永田町

■句評/綺麗な川に魚棲まずと言うことですか。時雨さんの句としては珍しいタイプですね。政治は綺麗ごとで済まないんですね。

■作者「時雨」/本日、時雨さんはお休みです。

 

〇 報道の正義と被害者の痛み

■句評/句のリズムが良くないね。最近、大きな事件事故が多くなって、その事件報道がまた一段と過激になってきていますね。かつての「松本サリン事件」のようなことがなければいいのですが。

■作者「文庫」/報道機関の横暴が、川崎での事件でも見られた。報道の自由を盾に被害者、その遺族らに対する態度がめに余った。もっと、句の推敲が必要だったかな。

 

〇 ありのままで良いのに過ぎる褒め言葉

■句評/確かに、美辞麗句を並べたてて、褒められてもシラケますよね。気持ちはよく分かります。

■作者「美弥子」/自惚れかしら。褒め言葉も過度に過ぎると嫌味だよね。

 

〇 おまえもか中高年のひきこもり

■句評/多分、最近の事件を指しているのでしょうか?漠然としていて作者の意図が見えてこない。

■作者「安子」/近頃の事件でもみられるように、今や引きこもりは中高年にまで及んでいます。彼らの老後はどうするのでしょう?

 

〇 五月雨に病呼び寄せ併診す

■句評/「併診」と言う言葉はあるのかな?多分、造語ですね。造語を使うのはよくないね。「梯子する」ではどうかな?(意味合いはよく分かります)「五月雨に病加えて再検査」「あっちこち検査検査と五月雨る」

■作者「ひょうご」/本日、ひょうごさんはお休みです。

 


 

今月の学び!

  〇造語や難解な専門用語は避けよう。

   ひとりよがりになってしまう!

  〇破調は避け、定形にするように推敲を重ねる。

   必然性のない破調は百害あって一利なし。

 

 

「芭蕉の辻」の名前の由来は、かの「松尾芭蕉」の「芭蕉」とは全く関係がなく、諸説あるらしいのですが、伊達政宗の家来に「芭蕉」なる密偵(隠密?)がいたそうで、この辻に館を建てて住まわせたので「芭蕉の辻」と呼ばれたと言うのが有力のようです。

「芭蕉の辻」は、「奥州街道」と仙台城大手門から東へ伸びる「大町通(現・中央通)」が交差する地点ですから、南北の幹線と東西の幹線が交わる仙台一の大きな四つ辻だったことは間違いありません。(伊達政宗公が、密偵芭蕉をこの辻に張り付けたのも頷(うなづ)けますよね。)

明治以降もこの南側は、商業の中心で、銀行や保険会社などが立ち並んでいたとか。

しかし、戦後はそれらの施設は戦災復興道路である「青葉通」や「仙台駅前」に移転してしまい、北側区間も、仙台城跡に陸軍の大部隊が入営したことなどから、旅籠商売の衰退とともに夜の一大歓楽街が形成されていったとのことです。

 


 

第2部 「 句  会 」

 

今月の宿題と選者、結果は次の通りです。

 

宿題『楽しい』 島 文庫 選

〇佳作

 うきうきのこころピンクになってゆく  美弥子

 来て嬉し帰って嬉し「孫一過」  ひょうご

 山海の珍味と美酒に酔う旅行  安子

 しゃべって飲んで何て愉快な美魔女会  安子

〇秀句

 飲む打つ食う早寝早起き五月晴れ  岩嬉

 孫が来るただそれだけの話なり  ひょうご

 快適な暮らし苦労の跡がない  美弥子

◎特選

 草鞋穿き今日は東へ一里半  岩嬉

□軸吟

 極楽を坊主見てきたように云う

 

宿題『ローン』 佐藤安子 選

〇佳作 

 喜寿になりキャッシュ払いを宗として  美弥子

 サラ金と過払い金がせめぎ合う  文庫

 返すあてないが余生の二千万  ひょうご

 墓石のローン済むまで使わない  岩嬉

〇秀句

 我が通帳ローンのための口座なり  ひょうご

 完済に補修のローンまたも組み  美弥子

 さあローン老後に備え二千万  岩嬉

◎特選

 ずっしりと二重ローンの屋根瓦  文庫

□軸吟

 口車に乗ってローンの恐さ知る

 


 

 7月句会の開催予定

 

開催日時  令和1年7月20日(土) 午後1時から

開催場所  仙台市太白区中央市民センター 3階

宿  題  「無論」2句、 「拡大する」2句

会  費  会員1,000円、 非会員1,200円

 


※8月度の句会は「8月17日(土)」で、

 宿題は「参考書」と「美味しい」です。

 なお、句会終了後に「暑気払い」を開催します。

 会費は、3,000円です。


 

あなたも川柳句会を体験してみませんか?

お試しの参加費は、無料です。

ご参加をお待ちしております。

※句会に参加ご希望の方は、下記のホームページから、

必要事項を記入してお申し込み下さい。

https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/

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6月仙台句会(第118回)”のコメント欄です

  1. 月波与生 on 2019年7月4日 at 5:38 PM :

    今月の学びで「造語は避けよう」と書いていながら、「孫一過」の句をとったら整合性とれないやん。句会なんだからもう少しリラックスして楽しでもいいのでは。

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