Loading...Loading...

 

先月の句会は、参加予定の皆さんが都合が悪く、中止となりましので、ブログもお休みさせていただきました。そんなわけで、今月は、先月の分まで張り切ってご報告致します。最後までお付き合いください。

さて、八月の句会以降に、仙台で行われた主な行事は、九月に「ジャズフェスティバル」、十月に「みちのくよさこい」と続きました。とりわけ、「みちのくよさこい」が、「東北川柳大会」と重なったため、その喧噪で、大会の入選句の発表に選者の皆様が苦労されておられたようです。それぞれ、以降にスポットで画像を載せていますので、併せてご覧ください。

 


第110回 

川柳マガジンクラブ仙台句会

 

開 催 日   平成30年10月20日(土)

開催場所   仙台市太白区中央市民センター

参 加 者

西村晴子さん、笹美弥子さん、矢口瑛香さん、

佐藤安子さん、柳川ひょうごさん、金澤克人さん、

佐藤岩嬉さん、島文庫(管理人)の8名

 

釜房ダム湖(宮城県柴田郡川崎町)


 

第1部 「 句 評 会 」

 

定例の句評会からの報告です。

 

〇手がこんだ和服の袖の花模様

■句評/サラッと読めば文字通りそのままですが・・・。袖の模様だから振袖だね。乳母日傘で育てた娘に母親が高級な振袖を与えるということかも。何となく、母親の達成感も感じ取れる。

「ワンランク上の衣装で嫁にやる」と云う句がセンマガに載っていましたね。実感ですよね。

■作者/自分が母から作ってもらった時の嬉しさを詠みました。花模様と花刺繍でまよったのですが、手が込んでいたのが刺繍だったのです。(晴子)

 

〇振袖のネズミはネコも狙わない

■句評/また、振袖ですか(笑)こちらは比較的、分かり易い。干支の意趣返し?鼠は悪い奴だからね。武士の情けで、猫も晴れの場のネズミは捕らないという意味なんでしょうか。

■作者/お嬢さんには腕白小僧も手を出さない。猫だって分をわきまえているのではと思いまして。(岩嬉)

 

〇新元号見ずに昭和がまた一人

■句評/樹木希林?輪島?昭和を代表する人が、亡くなった。そんな話ですね。(沢田研二のドタキャンの話で盛り上がる)昭和のノスタルジィの句が最近多いよね。

■作者/著名人が最近次々亡くなりましたよね。昭和がますます遠くなります。(ひょうご)

 

〇たわわに実る柿の嘆きを聞く夕日

■句評/何の比喩だろう?福島のことかな?過疎の村のことかも。柿は何を嘆いているのだろう。実らせても誰もとってくれないと夕日に嘆いているんでしょうね。嘆くと夕日では言い過ぎかも?

■作者/私の田舎の方では空家が多くなって、屋敷の柿ももったいないことに誰も取って食べる人もいない寂しさを詠みました。食べ物の無駄な廃棄への憤りを込めてです。(安子)

 

〇連休のなか日はてさて何をする

■句評/最近、連休が多いですよね。年寄りには無縁な連休です。逆に連休で不便な事が多くなる。

■作者/連休を無理やり作って、消費を増やそうとする政府の思惑にのせられるのも勺だけど、3日連休があって、1日目は何とか出掛けても、後の2日は持て余す。それに何処でも混みますから。(文庫)

 

〇わたしの中で何かが切れた音立てて

■句評/何かってナニかな?ブッツリと周りにもきこえるほどの音で切れたんだ。幼児虐待のことかも。若いうちはありがちなこと。

■作者/これは具体的な私の話、あることがあって、カッとなった時のことです。(美弥子)

 

〇芒の穂影をうつして水澄める

■句評/自然描写ですから俳句ですか?いや、これも川柳でしょう。俳句なら水澄むと芒の穂で季重なりですか。川柳的な意味を探るとすれば、芒は自身で、明鏡止水の心境になったということか。

■作者/芒の穂は私、水に映る自分の姿から連想して詠みました。俳句っぽくなりましたが。(瑛香)

 

〇あすなろを信じる母の風は愛

■句評/格好の良い句。母親は子の未来を信じて疑わない。その愛の深さを詠んだのですね。風は愛、よりも愛は風の方がよいのでは。

■作者/東北大会で、没になった句。母の愛情は、何でも許してくれる大きなものだと詠んだのですが。愛は風の方がよかったかな?(克人)

 

今月の学び!

   〇漢字の書き間違いに注意しよう。

   〇川柳か?俳句か?

    メクジラを立てることはない。

    川柳作家が詠めば、川柳!だし、

    俳人が詠めば、俳句!なのだ。 

 

岩手県遠野地方の古民家(まがりや)

秋おどろおどろ遠野の物語 文庫

 仙台を西に40分ほど走ると、釜房ダムという多目的ダムがあるのですが、そのダム湖の湖畔に大きな公園があります。そこには、東北各地から移築した古民家があるのです。その中に岩手県の遠野地方の曲り家があり、休日には、語り部(手)による民話の語りをやっています。ご存知、柳田国男の「遠野物語」でもお馴染みの民話が、岩手の訛りよろしく語られるのですが、そのお話には、猟奇的なものもあって、小さいお子さんには少し怖いかも知れません。

語り部さん(こちらでは語り手と呼ぶそうです)

「むがしむがし」から始まって、「どんとはれ」で終わるのですが、例えば、飼っていた雄馬にその家の娘が恋をして、それを知った父親が馬を木に括りつけて首を切り落としてしまうといった荒っぽい話が結構多いのです。勿論、大笑いするお話も沢山あるのですが・・・・・・・・・・。是非、お子さん、お孫さん連れで聴きにお越し下さい。

 

定禅寺ジャズフェスティバル開催(9月8・9日)

みちのくよさこい開催(10月7日)

東北川柳大会(10月7日)


第2部 「 句  会 」

 

今月の宿題と選者、結果は次の通りです。

 

◎宿題『待つ』 金澤克人選

歳月が待ってはくれぬよい白髪 美弥子

友人と会う待ち合わせ場にクローバー 晴子

猫を待つ午前一時千鳥足 安子

帰らぬ子を待って名を呼ぶ母わらべ 美弥子

 

〇秀句

ごめんねと二時間待たせ軽く言う 瑛香

遠足の前夜羊の長い列 文庫

待ち時間本一冊を詠み終える 岩嬉

 

〇特選

息とめて次の言葉を待つ動悸 瑛香

 

◎宿題『ロマン』 佐藤安子選 

洋風のロマンチックな佇まい 晴子

ボランティア駆ける尾畑のロマン節 ひょうご

リタイア後のロマンを捜す旅に出る 克人

あの夢の欠片くわえた飛行雲 岩嬉

 

〇秀句

晩学のペンがロマンをつれてくる 美弥子

宇宙への男のロマン現実に 瑛香

ふるさとの初恋今も不老不死 岩嬉

 

〇特選

名声とロマンを買った月旅行 文庫

仙台句会メンバー紹介・笹美弥子さんです。

10月の句会風景です。


11月句会の開催予定

開催日時  平成30年11月17日(土) 午後 1 時から

開催場所  仙台市太白区中央市民センター 3階

宿  題  「ルンルン」 2句、  「改造」 2句

会  費  会員1,000円、 非会員1,200円

 


 

あなたも川柳句会を体験してみませんか?

お試しの参加費は、無料です。

ご参加をお待ちしております。

次回の句会は、11月17日(土)です。

※句会に参加ご希望の方は、下記のホームページから、

必要事項を記入してお申し込み下さい。

https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/

ポストする LINEで送る ブックマーク
❤️ ひざポン
ありがとう!

気軽にポチっと
どうぞ(無記名)

コメントはこちらから

メールアドレスが公開されることはありません。 が付いている欄は必須項目です

Post Navigation

Copyright All rights reserved. SHINYOKAN PUBLISHING illustration by Nakaoka.K