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8月5日(日)
第135回静岡句会を長泉町福祉会館で開催しました。

出席者は、句ノ一、ケンジロウ、中前棋人、渡辺遊石、
遠藤まつゑ、
勝叉恭子、水品団石の7名。

第一部 句評会から
○クーラーの部屋を出て行く志  句ノ一
多分、新聞でも取りに出るくらいのことだろう、大袈裟すぎないか、と言う方がほとんど。
いや,志というからには、生活を見直そう,変えよう、という意志から詠まれたのではないか、という見方もでました。

○あーあここから出たいだけなのになあ  ケンジロウ
ぼやきなのか、川柳なのか、あまりにも何もいっていないのではないか、ということから、ここからの「ここ」にいろいろ出てきました。その中で「穴」がそれらしかったとも言えます。
ただこういう句の仕立てでの「穴」はまともすぎるかもしれません。
敢えてここを特定しない作りにしたのがいいと思いました。

○知恵の輪がふっとはずれて潮が引く  恭子
まあこの種の事は、一時的にムキ(夢中)になっても冷めるのも早
いとしたものです。
潮が引くがいいという見方もありましたが、
ここはもっとあさっての方向のものをもってきて仕立てたほうがいいという声もでました。
 知恵の輪がふっとはずれて桃太郎

○イイ女一人焼き肉よく似合う  団石
作者は4ヶ月ぶりの出席。思っていた以上に仕事もしていることがわかりました。
ただ、イイ思いもしていたようです。

第二部句会
宿題「飼う」水品団石 選
気まぐれな月を右脳に飼いならす  句ノ一
戦争を許さぬ鳩を飼っている  遊石
秀句
養殖のうなぎが幅を効かせてる  まつゑ
カミさんに時々エサをもらいます  棋人
特選
隔離病棟人間動物園  ケンジロウ

宿題「飼う」句ノ一 選
怒りとかイライラだとか飼い慣らす  恭子
神様に飼われてる気がするのです  ケンジロウ
ライオンを放し飼いする星条旗  棋人
秀句
   なんとなくゾウを飼いたくなる女  団石
 戦争を許さぬ鳩を飼っている  遊石
特選

   この指に止まった人に飼われてる  遊石

第三部 サロン 担当 句ノ一氏)
標記作品を鑑賞して、有季川柳とはなにか考えてみました。

次回静岡句会は、9月2日(日)長泉町駅中公民館で行います。 

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  1. 岡本 恵 on 2018年8月9日 at 12:04 PM :

    こんにちは。
    台風と残暑のお見舞い申し上げます。
    みなさまの毎日の生活に影響がありませんように。

    有季川柳は俳句に近くなるのかなと思いましたが、やはりお手本の作品はいいですね。天使がうずくまる一句はマガジンで拝見した時も心に響きました。ツンと花しょうぶもさすがの一句。心の機微もさらりと詠んでしまう川柳ってすごいなと思います。来週締め切り分の有季川柳にも悩んでいるところに有り難いサロンでした。

    神様に飼われている人間は隔離病棟という動物園の中〜未来予想図ですね。こわいですね。でもちょっぴり真実味もあります。
    どなたかに飼われていたとしても、今が幸せならそれでいいのでしょう。この指止まれに反応した人だから相性もバッチリ?
    鳩は平和のシンボル。人間も戦争を許しちゃいけない。鳩に学んで私たちも意思表示をしたいものです。8月には特にそんな思いを強くします。
    星条旗が放し飼いにしているライオンとはどなたでしょう。そういえば風貌も似ていますね。危険なことになりませんようにと祈ります。
    怒りやイライラにやられてしまってはもったいない。上手く飼い慣らせてこその大人ですね。私も成長したいです。

    大げさに詠む、つぶやくように詠む。どんな作り方でも自然に出てくる言葉がきっと一番心に正直なのだろうと思います。推敲するほどに勢いがなくなることもあるし。あさっての方向のものを持ってくるというお声を大切なメッセージとして引き出しにしまっておきたいと思います。勉強になりました♪

    今月も有意義な川柳タイムをありがとうございました。世の中は夏休みだそうですが大人には忙しい毎日ですね。それなりに楽しいことがたくさんありますように。

  2. 中前棋人 on 2018年8月9日 at 11:45 PM :

    こんばんは。
    今、こうして二階のパソコンの前にいますが、クーラーを止めると後頭部に火がついたような熱を感じます。
    熱中症による救急搬送が既に7万人を越えたとか。うち室内での発症が4割もあるとか。
    怖いですね。地球はもう後戻り出来ないところまで来てしまったのでしょうか。

    有季川柳は鑑賞の後、実作もしてみました。
    「○○○ここで折れてはおしまいよ」 ある俳句からの引用ですが、元句当てということではなく、各自が考えた言葉を入れてみました。枯れ芒、ひまわりよ、ヨットの帆、他いろいろでてきました。

    月替わり句会の「前衛川柳」、8月号では静岡句会のメンバーが7人も入選していました。
    有季川柳でも句ノ一ちゃんの期待に応えることができるでしょうか。有季川柳にも目を向けて先ずは投句しようということです。

    (私は)テクニックもなにもない、みたいなこともいわれていますが、そこはいいようにとっています。あまりいじりすぎると句がつまらなくなるし、勢いも失うことになると思います。
    囲碁でもそうですが、上手く打とうとか思うとかえって手が伸びません。テクニックに長けている人はテクニックを押さえたほうが勢いが生まれと思います。
    (なにこれはまあ囲碁の話と言うことで)

    今月も静岡句会の句に力を吹き込んでいただきました。いい句評は句を生き生きさせ、作者の力にもなります。ありがとうございました。

  3. 中前棋人 on 2018年8月10日 at 12:20 PM :

    追伸 一つ書き落としていました。
       8月へのその思いは共有するものがあります。

  4. 太田 紀伊子 on 2018年8月16日 at 7:53 AM :

    中前棋人様

    いろいろ学ばせていただきました。ありがとう。
    わが連れ合いは お墓の碑に「不得貪勝」と入れました。
     むさぼれば勝ちを得ず とか株にも使うそうで・・・。 紀伊子

  5. 中前棋人 on 2018年8月16日 at 9:03 AM :

    太田紀伊子様
     お久しぶりです。実は札幌大会の折、麻衣ちゃんの出している書籍の前でお見かけしました。躊躇して声をかけなかったことを悔いております。

    「不得貧勝」囲碁十訣の中の最初の言葉なんですね。今、検索して知りました。
    ご主人は囲碁も深く愛されているんですね。 昨日三嶋大社のお祭りで奉納囲碁大会がありました。
     このタイミングでこうして何かの縁を感じております。

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