この度の西日本豪雨災害により、お亡くなりになられた皆様のご冥福をお祈り申し上げますとともに、被災された皆様にお見舞い申し上げます。
「防災に想定外の多いこと」 これも地球温暖化がもたらした影響なのでしょうか?人知を超えた災害が次から次と後を絶ちません。危険を予知することの難しさはあるにせよ、現代人は、危険に対する想像力がテクノロジーと反比例しているように思えます。
宮城県は、先の大震災の津波で沢山の方が亡くなられておれ、そのため、沿岸部には防潮堤が造られております。最近、ある地区の防潮堤が工事ミスで、20㎝程高いことが問題になっているのですが、海の景観が更に損なわれたとして「削れ!」などと言う方々もおられるらしい。「大は小を兼ねる」ではないですが、工事ミスはミスとしてのペナルティ。せっかく高いものを更に高額な費用をかけて削るというのもどうかとおもうのですが。
永田町には、「自民亭」なる自民党のセンセイ方の宴席があるらしい。
まさに豪雨災害の最中にその宴会が開かれ、皆さん、和気あいあいで楽しまれた挙句、あろうことか、笑顔満載の画像をアップしたセンセイがおられたのです。それが何と!現職の防災担当大臣とくれば、最早、想像力欠如どころか、何おか言いわんやです。(激怒)
第108回川柳マガジンクラブ仙台句会
開 催 日 平成30年7月21日(土)
開催場所 仙台市太白区中央市民センター
参 加 者
鹿野 椿さん、 笹 美弥子さん、
矢口瑛香さん、 佐藤安子さん、
木立時雨さん、 木田比呂朗さん、
佐藤岩嬉さん、 島文庫 の8名
第1部 「 句 評 会 」
定例の句評会からの報告です。
〇ピーマンに背を向けるのは血筋かも
■句評/ただ単にピーマン嫌いという事ではなく、ピーマンに限らず、外来種のものに懐疑的なのかもしれませんね。ピーマンとパプリカは、違うのかな?好き嫌いは、母親の好みの影響があるよね。
■作者/野菜の課題で出した句の没句です。我が家のことそのままです。(比呂朗)
〇茫然自失またも自然が牙をむく
■句評/西日本豪雨災害ですね。想定外が多すぎますよ。
■作者/次々と起こる災害に天災だ。人災だ。とその都度さわぎになります。そんな中でも、被害者の方の謙虚さに感銘をうけました。(安子)
〇雑炊をリゾットと呼ぶ若夫婦
■句評/反対でも面白いかも?なんでも横文字への批判かも?
■作者/自分のことを若夫婦などと、おこがましいのですが、子供たちに話すときは、雑炊と言うよりは、リゾットと言った方が解り易い。(時雨)
〇交差点渡るほろ酔い多国籍
■句評/多国籍とは、何を差すのでしょうか?ほろ酔いは、外国人のイメージではないよ。確かに外国人は多くなりました。助詞がないから色々に受け止められる。
■作者/マズイ句でした。助詞「を」を入れるべきでした。宗教上の戒律で飲んじゃいけない人も、最近は、こっそり自宅で飲むらしいと聞き驚きました。そういえば仏教だって、昔は禁酒でした。(岩嬉)
〇浮気癖イブの林檎のせいにする
■句評/食べろって言ったのはヘビでしょ。するなと言われるとしたくなるのが人情ですか。軽るさがイイね。
■作者/自分に都合の悪いことは、他人のせいにする。それが屁理屈でも・・・。(文庫)
〇茄子漬の色鮮やかに盃かさね
■句評/茄子漬が美味しくて酒も進むということですね。(茄子漬談義で盛り上がる)
■作者/晩酌のつまみで食べた茄子漬がとても美味しくて、その実感句です。(瑛香)
〇傘寿でも生命線がまたも伸び
■句評/もう、シワと生命線の区別がつかないのかな(笑)年々、平均寿命が伸びていくから「またも伸び」なんですよ。その度、生活設計をまた見直さねばならないということかも知れませんね。
■作者/老母を喜ばせるため、姉が母へ語り掛けた言葉がとても素敵でした。(美弥子)
〇お静かに月下美人のおでましだ
■句評/美しい人が登場?それは、自分?よその人?
■作者/東北高校の校長先生の育てておられる月下美人の花が、沢山咲いたという新聞記事をヒントに作りました。(椿)
今月の学び!
〇主語、述語を意識して作句しよう。
〇必要な助詞は、省略しない。
〇読み手で解釈が変わる句は、秀句。
大賞受賞!おめでとうございます。
仙台句会の鹿野椿さんが、川柳マガジン第202回誌上句会において、読者が選んだ第1位大賞を受賞されました。
喜びの鹿野椿さんです。

鹿野椿さんの受賞のお言葉
この度、誌上句会大賞をいただきありがとうございました。
〆切りに間に合わせるため急いで作句した受賞句ですが、改めてみますと、今まで来た道これからのまだ見えない道を表しているような気がします。
闘病中の夫・鹿野太郎の付き添いで参加した何度目かの句会で、ごく自然に川柳をはじめました。
椿という雅号にしたのは、庭に椿の木があったからです。夫の入院先の敷地で椿の種を拾い、我が家の庭へ蒔いたところ、15年後に開花しました。
川柳は、飴と鞭のような存在で、知れば知るほど溝が深くなっていきます。
昨年他界した夫とともに、沢山の方々にお世話になりました。お礼には微力ですが、川柳を続けていこうと思います。川柳をしていると夫が傍にいるようで、これからも一緒に句会に出席しようと思います。(川柳マガジン2018年7月号・127頁から原文のまま転載)
第2部 「 句 会 」
今月の宿題、選者、結果はつぎの通りです。
◎宿題『不調法』 選
不調法でと酒をことわるやさ男 瑛香
割れ鍋にうまくはまった不調法 時雨
不調法 突風煽る家族葬 椿
これはこれは不調法でと茶を下げる 瑛香
◇秀 句
飲み会はいつも下戸だとかしこまる 比呂朗
不作法を詫びておかわりする抹茶 美弥子
不調法のころがる先に不況風 美弥子
◇特 選
うっかりと拍手しそうな名弔辞 岩嬉
◎宿題『儲ける』 選
政略のひとつ儲かるカジノ法 椿
儲かったお金は美女に注ぎ込んだ 安子
家系図に長生きはなしわれ卒寿 瑛香
ガラクタに思わず高値にんまりす 瑛香
◇秀 句
小金持ち他人より深くお辞儀する 美弥子
いつだって儲け話は背なで聞き 文庫
キス一つ元は取ったぞ朝帰り 時雨
◇特 選
三文を捜しに朝の散歩する 時雨
句会終了後、参加者で恒例の暑気払い
雫石隆子先生にもご出席いただきました。
席上、雫石先生のご提案で『段々附(だんだんづけ)』という座興としての川柳の楽しみ方をご教授いただきました。上五、中七、下五を別々の人が次々と連続して付けていき、何巡も繰り返すというもので、ルールは唯一つ。読み手は、直前の行のみを斟酌して作句するというものです。時間の関係で二巡しかできませんでしたが、これを披講してみれば、仕上がりはことのほか上々の出来で驚きました。更に驚きましたのは、逆から読んでも遜色がない。いやいや、逆から読んだ方が味わい深かったのです。これには、驚きました。当日の成果は次の通りです。

7月句会の風景です。

仙台句会メンバー紹介、改めて「鹿野 椿さん」です。
さすがに仙台も暑うございます。

8月句会の開催予定
開催日時 平成30年8月18日(土) 午後 1 時から
開催場所 仙台市太白区中央市民センター 3階
宿 題 「やおら」 2句、 「曇のち晴」 2句
会 費 会員1,000円、 非会員1,200円
あなたも川柳句会を体験してみませんか?
お試しの参加費は無料です。
ご参加をお待ちしております。
9月の句会は、9月15日です。
※句会に参加ご希望の方は、下記のホームページから、
必要事項を記入してお申し込み下さい。
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