新年あけましておめでとうございます。
新しい年が読者の皆様にとりまして素晴らしい一年になりますよう、心からお祈り申し上げます。
本年も仙台句会を旧年同様よろしくお願い致します。
「車座でおんな酒酌む小正月(文庫)」1月も半ばを過ぎ間もなく節分、アッ!と言う間ですね。
さて、今月の話題は、毎年、1月14日に仙台北西部の大崎八幡宮で行われる「松焚祭(どんと祭)」です。
大崎八幡宮は、慶長12年(1607年)に伊達政宗公によって建立された大きな御社で、一部は国の重要文化財に指定されています。
そこで行われる「松焚祭(市の無形文化財)」は、正月飾りなどを御焚き上げする正月送りの行事なのですが、その日に神社で行われる「裸参り」が特に有名です。
何しろ、この寒中に千人もの善男善女が半裸の状態で御社にぞろぞろ参拝するという、聞いただけで身の毛もよだつ恐~い神事なのですから・・・・。(その由来等は記事中段に掲載。)
続いて、ご報告と御礼とお詫びです。
先の第100回仙台句会の開催に際して、川柳マガジン編集部の竹田麻衣子さんから祝電を頂戴しておりました。電文を次の通り掲載しご報告申し上げます。
麻衣子さんのご厚情に感謝申し上げますと共に、ご報告が遅れましたことを謹んでお詫び申し上げます。


第102回川柳マガジンクラブ仙台句会
開 催 日 平成30年1月20日(土)
開催場所 仙台市太白区中央市民センター
参 加 者
笹 美弥子さん、 鹿野 椿さん、 西村晴子さん(初参加)、
金澤克人さん、 木田比呂朗さん、 柳川ひょうごさん、
佐藤安子さん、 佐藤岩嬉さん、 島 文庫、 以上9名
第1部 「 句 評 会 」
定例の句評会からの報告です。
迫る師走に年の精算
〇句評/七七ですね。普通を読みましたか。年は歳でもよかったのでは?何を精算するのでしょう?飲み屋のツケだったりして。
〇作者/レジの課題で没になった句です。レジはレジスターという機械ですから精算には使うが、精算ではないのですね。略語は要注意ですね。
酔客へ尻尾降る犬吠える犬
〇句評/戌年ですからね。酔っ払いが野良犬に何かやったっていたのかな?擬人化の対象は何だろう。
〇作者/「おもてなし」の課題で出したのですがこれも没でした。飲食店の主を犬に例えたのですが、吠える犬が分かりにくかったのかな?自身では自信があったのですが(笑)
一に富士二に貴三に立行司
〇句評/うん、いいね。面白い!リズムもいいよね。一富士、二鷹、三茄子、だよね。とても分かりやすい時事吟です。貴は誰を差しているのかな?
〇作者/ありがとうございます。貴は貴乃花!悪しき夢を前置きにして、一に云々と続けました。
濁流に負けない母の血が通う
〇句評/凄いお母さんですね。急流より濁流。やはり、父ではなく母なんですね。その血を継いだご自身の覚悟が感じられます。
〇作者/母の性格が好きではなかったのですが、そんな母の性格と似ているなと気付くことがあって・・・・。
ピンボケの眼鏡が似合う裸の王
〇句評/北のあの方のことですよね。米国の親分のことかも?名前を入れても良かったのでは?下五の字余りがリズムを狂わせていますよね。上五にしたらどうでしょう?(平昌の話題、しきり)
〇作者/裸の王様にしたかったのです。上五に八は多すぎますかね?(せいぜい七が限度では?)北のお方に相違ありません。足元が見えていないというか、先が見えていないというか、実に怖い事です。推敲が過ぎて駄目になった例です。
小春日の七北田川に鷺一羽
〇句評/川柳と云うより俳句かな?人の影が見えませんね。白鷺ですか、季節は冬かな?鷺一羽を自身になぞらえて、寂寥感を出してみるとか、擬人化してみるとか。あまり有名でない川の名を読み込むことは有りですか?(必然性次第でしょう!)
〇作者/仙石線で帰る途上、七北田川で見かけた光景を読んだものですが、ご指摘の通りですね。改めて推敲してみます。
宗純の吐いた冥土の松が明け
〇句評/宗純さんは一休さんのことですね。「正月や冥土の旅の一里塚めでたくもありめでたくもなし」の本歌取りですか?いい句ですね。
〇作者/おっしゃる通り、宗純さんの歌をヒントに作りました。喜寿まで来ると歩く総合病院のようで、正月が来るのがありがたいやら、ありがたくないやら。そんな思いから作りました。
リメークの亡母の肩身が日の目見る
〇句評/細かいことを言いますと、リメークはリメイク。亡母の亡はカタミで重複するから不要。肩身は形見なのでは?日は陽の方がよいのでは?亡きことは、句で判るようにするのがベスト。
〇作者/これは読んでいただいたままの句です。母の形見の和服を洋服に仕立て直して着ています。といった句です。ご指摘ありがとうございます。
きっぱりと辞めて掴んだ夢希望
〇句評/はて、何を辞めたのでしょう?会社かな?タバコかな?それが分るといいね。具体的に書くと良いのでは。辞任の辞だから会社でしょ。夢と希望で重複しないですか。
〇作者/実は娘のことでして。安定した職場をスッパリ辞めて、第二の人生を切り開いて、しっかりやっている。我が娘ながらアッパレだと思いまして。

「凛々と裸身で参るどんと祭(文庫)」
御焚上げの火は、神々を送る御神火なんだそうです。この火にあたると一年間の無事息災が約束されるとあって、沢山の参拝者で御神火の回りがごった返します。


また、この日はこの御神火に参拝する「裸参り」がございます。
江戸時代中頃には、すでに定着していた神事らしく、寒中に仕込みに入る酒杜氏の醸造祈願が始まりと言われています。
白はちまき、白さらし、白ふんどしの白装束、口には「含みがみ」と呼ばれる紙を咥え(私語を慎むためとか?)。右手に鐘、左手に提灯を持って、その装束のまま市内外から続々と集まってきます。(最近は貸切バスの方々も見かけますが。)
その規模は千数百人にのぼり、半裸身での参拝が行われます。会社や商店を代表して新入社員など、多くは若者が担うようですが、その勇士は勇士として、拝見する厚布団を着たような我々としては、お気の毒で目を覆うばかりです(笑)是非、皆様も一度はこの裸参り体験をなさってみてはいかがでしょう?
第2部 「 句 会 」
今月の宿題、選者、結果は、つぎの通りです。
宿 題 『人 気』 選
欲しかったアニメ徹夜で手に入れる 美弥子
ラーメンに嘘がなければ列をなす ひょうご
不調法と思った寸志喜ばれ 岩嬉
平昌へ美女軍団が派遣され 椿
覚えたて人気の歌を口ずさむ 晴子
秀 句
取材後に行列できるラーメン屋 比呂朗
行列の長い先には何か在る 克人
評判の猫もパンダにかなわない 安子
特 選
初場所の行司流行りのピンク色 椿
軸 吟
定番を避けた穴場の人だかり 文庫
宿 題 『軽やか』 選
かろやかな動きに心もはずんでる 晴子
役職を全て返上して隠居 安子
吹き抜ける風の息吹に福寿草 ひょうご
若鮎のごとし青春游いでた 美弥子
作句終え仕舞湯までも快い 比呂朗
秀 句
茶柱に凍てる雪路歩も弾む 比呂朗
春を待つ白いシフォンのワンピース 安子
なにかある母のハミング合っている 椿
特 選
風に舞うスカート乙女蝶になる 岩嬉
軸 吟
軽やかな舞いを邪魔する向かい風 克人

1月句会の風景です。
2月句会の開催予定
開催日時 平成30年2月17日(土) 午後 1 時から
開催場所 仙台市太白区中央市民センター 3階
宿 題 「やきもき」 2句、 「よだれ」 2句
会 費 会員1,000円、 非会員1,200円
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あなたも川柳句会を体験してみませんか?
お試しの参加費は無料です。
ご参加をお待ちしています。
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※句会に参加ご希望の方は、下記のホームページから、
必要事項を記入してお申し込み下さい。
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島 文庫さん
遅ればせながら100回突破、おめでとうございます。
つたない祝電を紹介していただき、恐れ入りますm(_ _)m
ブログ、とても読みやすく工夫してくださって嬉しいです。
これからも仙台句会をよろしくお願い申し上げます☆