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川柳マガジンクラブ東京句会12月例会

12月8日(日)、駒込学園で第88回が開催されました。
お世話役はいつもの植竹団扇さん、松橋帆波さんです。出席者は加藤品子、高田以呂波、藤原栄子、小野六平太、水野絵扇、村田倫也、伊藤三十六、佐道 正、植竹団扇、松橋帆波、唯夕、星野睦悟朗、白子しげる、小倉利江、山田こいし、安藤紀楽、ゆめかで、お世話役入れて17名、欠席投句は本間千代子、菊地順風、宮本游子、成島静枝、白勢朔太郎、丸山芳夫、鎌倉大仏、長谷川渓節の7名でした。
今月は年末なので句評会は中止し、忘年会を兼ねてお弁当の昼食をとりながら歓談後、第一部は作句のお楽しみ会と課題吟(宿題)の選句・披講、第2部は直前まで内容を伏せてのお楽しみ会が行われました。
1、まず中七川柳を3回行いました。
(1)上五「捨てられて」
やり方は①配られた句箋に全員が上五「捨てられて」を記入、②下五に各自が考えたものを記入、③回収して再配布された句箋の中七を考える、④司会者が順番に読み上げて、良い句と思った人は「頂き」と手を上げる(頂き選)、⑤中七の作者が呼名する、というものです。
高得点句は次の通りでした。
7点 捨てられて 次の世代は 電子辞書 絵扇
7点 捨てられて ポチが泣いてる 暗い街 六平太
8点 捨てられて やけのやんぱち ビール飲む 倫也
9点 捨てられて 暴露本書き 金になる 帆波
11点 捨てられて 壁を作った ゴミ屋敷 こいし

(2)下五「運の尽き」
今度は下五「運の尽き」で上五、中七を作りました。
高得点句は次の通りでした。
6点 樹木葬 毛虫が湧いて 運の尽き 紀楽
7点 腹下し 初のデートは 運の尽き 以呂波
9点 日本一 金持議員 運の尽き 倫也
11点 万馬券 外してからの 運の尽き 利江
 (上五作者は紀楽さんだと呼名前にわかり笑いが起こりました)
12点 脚光を 浴びすぎたのが 運の尽き しげる

(3)上五「てんこ盛り」
もう一度上五「てんこ盛り」で下五、中七を作りました。
高得点句は次の通りでした。」
8点 てんこ盛り ちゃんと流そう ウォシュレット 三十六
 (大笑い)
9点 てんこ盛り 噂話の 路地の裏 以呂波

2、課題吟「一年を振り返って」
次に宿題の披講がありました。選は松橋帆波さんでした。
「佳作」
アベノミクス修正液を離されず 朔太郎
どんな虹見せてくれるかキャロライン 紀楽
魚にも挨拶の無い線引かれ 品子
どう見ても急拵えの借用書 倫也
バレンティンだけに投げてた飛ぶボール 芳夫
正午でも暗いPM2.5 正
婚外子差別へ春の陽射しみえ 千代子
家計簿も専守防衛線を張る 静枝
五輪見るまではとジムに通い出す 睦悟朗
僕たちも手紙を書こう天皇へ 芳夫
神様もひっそり逝った赤バット 紀楽
ゆるキャラにすべてを託す町起こし しげる
風評へ旨い魚が捨てられる 倫也
対極に来そうで怖い猛寒日 静枝
ノムさんが耕し胴上げは星野 芳夫
「秀作」
続編がそろそろ見たい倍返し しげる
新宿で圭子の夢が閉じれる 千代子
マー君が超えた神様仏様 正
「特選」
熱中症予防に暮れていたら冬 千代子
 (特選含めて、選ばれた半数弱が欠席投句だったのに嘆声が上がりました)
軸 みんなから出てく政党助成金 帆波

3、3分間吟
最後に中七川柳のトップだった三人の出題、選で3分間吟を行いました。
(1)「拾う」山田こいし選
「佳作」
拾われた社へ幸運の新企画 品子
一人居を拾った猫に癒される 睦悟朗
はやまるな抱き止められて生き延びる 睦悟朗
ゴミ拾うフリして探す五百円 唯夕
十円を孫が拾って駐在所 睦悟朗
消しゴムを拾ってあげてからの恋 帆波
花のパリ拾ったものはフンばかり 品子
捨てられて貧乏神に拾われる 団扇
空き缶を集め枯葉のごとく居る 帆波
拾われたポチが二人のキューピット 品子
「特選」
生きている老いても小さな夢拾う 紀楽
軸 拾ってと一円玉が光ってる こいし

(2)「ゴミ」白子しげる選
「佳作」
ゴミ箱に見る人間の思考癖 品子
核のゴミ先送りしてまだ懲りぬ 六平太
空中のチリまでメードインチャイナ 睦悟朗
終活で選べば全部ゴミになる 睦悟朗
わたくしはゴミはゴミでも燃えるゴミ 団扇
未練です思い出捨てずゴミ屋敷 六平太
用なしと熟年離婚伝えられ 紀楽
ゴミ以下か亭主の靴がゴミの下 こいし
回集の家具恋人のように追い 品子
寂しさも同居しているゴミ屋敷 帆波
ゴミ出しに行くにも妻は化粧する 正
「特選」
ゴミ出して生きてますよと知らせてる 睦悟朗

(3)「さしあげる」高田以呂波選
「佳作」
胴上げへゲンコツめいた手も混ざり 紀楽
さしあげる乾杯グラス茶も混じる 睦悟朗
空き家ですあなたに僕をさしあげる 利江
閉店で差し上げますと皿の山 絵扇
大国に差し上げる島などは無い 紀楽
役立てば何でも臓器差し上げる 倫也
「秀作」
年増ですこの子もらってくれますか 絵扇
年賀状差し上げる人減るばかり 正
キャロライン日本の四季を持ち帰り 品子
「特選」
詰まらないモノをやり取りする儀礼 帆波
軸 望みなら不束者にのしつけて 以呂波

4、第2部
第2部に入る前に10分間休憩し、再開とともに長い金髪に帽子をかぶったマーキー湊川さん(という芸名??の松橋帆波さん)が登場し、全員アゼーン。
川柳の普及のためにこれまでやってこられたという、1~12月の川柳を書いたボードを次々掲げながらの漫談の公演がありました。
万雷の拍手の中お開きになりました。

次回について
日時  平成26年1月12日(日) 12時30分開場  13時開始
場所  駒込学園
句評会用自由吟(既発表句でも可) 1句 事前に送付
課題吟  「満腹(表現自由)」3句 当日持参

詳しくは、新葉館のブログ https://shinyokan.ne.jp/senryu-club/ をご覧ください。

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