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去る19日(火)定例の句会を開催した。出席者12名。
震災の衝撃が大きく、今回も震災がらみと思える句が多くあった。

まずは宿題「仕度」の入選句から。
・桜咲く靴とカバンの泥おとし
・タンポポの綿毛がかえる仕度する
・受からぬも受かるも花は買っておく
・キリギリス死す冬支度してたのに
・新しい命の仕度柿若葉
・身じたくに赤青黄の鱗など(特選)
・出かけます葬式代は置いてます
・サヨナラを包む風呂敷若葉色
・体形にあわせて穴を掘っている(特選)
・思い出を心に詰めてシュレッダー
・夏支度二十才に見える水着買う
・やることはやったと思い込むピエロ
・許すとは言わぬが金は用意する
・夢でなら逢えそうゲランひとしずく
・踏ん切りがつかぬ助走を繰り返す

次にイメージ吟(極細ローソクを持って)の入選句は下記。
・停戦の闇キャンドルの誇らしげ
・一本のローソク母を探してる(特選)
・私はここにいますと火を灯す
・消えそうで消えないものを抱いている(特選)
・折れそうな心支えている灯り
・尽きるまで細々燃やし続けます

句評会での主な句と一口コメント。
・目に見えぬものが流れている祭り(13点) どんな祭りかな?
・前向けば何も無かったような海(7点)   震災に重なった。
・偶さかに独り善がりになる桜(7点)    悪の桜?
・もう余生夫愛して恋もして(5点)     うらやまし!
・元気出るボタン計画停電中(4点)     プラス志向で!
・合掌の眼裏に騒ぎ立つもの(4点)     震災に重なった。

サロンでは、最近喜八郎さんが衝撃を受けたという句の紹介有り。
 ・母になる母のようには、あ、桜(俳句・船団より)
 この句に対し各位からさまざまな意見が出て議論伯仲した。
 感性とか言いようが無し。

 次いで、類想のようで類想でない下記の句が披露された。
   ・だとしても桜前線北上す(啓子)
   ・容赦なく桜前線北上す(応募6千句からの特選)
 いずれも震災を詠んだ句であるが、このニ句の間にはかなりの
 隔たりが感じられるとの事。
 メンバーの好みは前者7名に対し後者5名の結果でした。皆さん
 はいかがでしょうか?
 表現を、押さえる、奥行きを持たせる などを学び散会となった。  

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