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 電車でも車でもあちこちいろいろなところへ出かけて、いろいろな川を橋で渡る。河川表示の看板を見ると「一級河川 〇〇川」と書かれているのがほとんどである。一級があるなら、二級、三級もあるのではないか。昔の清酒やウイスキーにはそういった格付け(確か特級というのもあったが、三級はなかったか)があったので、それを連想してどうしても気になっていた。一級ばかりで二級河川を目にしたことがないのである。
 随分前のある時、福島方面へ旅行で出かけ、山あいに二級河川の表示を見た時には素直に興奮した。どんな川だったのかは記憶にない。興味もあまりない。「二級河川」という言葉にようやく巡り合えた感動に酔ったのである(少々大袈裟か)。何でも調べられるインターネットなどという代物がなかった平成初期の頃の思い出話しである。

 Wikipediaでは一応このように記されている。
〇 一級水系
「一級水系に係わる河川は、河川法によって指定される際は原則として一級河川であり、国土交通大臣が指定・管理を行う(実務上は、国土交通省水管理・国土保全局(旧河川局)とその出先機関である地方整備局、北海道の一級水系の国管理区間については同省北海道局及びその出先機関である北海道開発局が担当する。具体的な整備及び維持管理等については地方整備局等の更に出先機関として設置された「河川事務所」等が担当する)。ただし、一部の区間については都道府県知事や政令指定都市市長に管理のみを委任できる。都市部や源流部の小河川などでは、河川法での未指定部分を市町村長が準用河川に指定して管理したり、どこも指定管理しない場合は河川法の適用を受けない普通河川として扱われたりすることもある。
 一級河川の数は1万4062にのぼり、二級水系(2,711水系)に属する二級河川の総数 (7,080河川) より多い(2016年4月30日現在)。
 2府県(北海道は2地域振興局)以上に跨る河川水系は一般的に一級水系だが、酒匂川水系・武庫川水系・錦川水系のように2都府県を跨いでも二級水系の例もあれば、梯川水系や土器川水系のように1県内完結かつ流域面積が500平方 kmにも満たない一級水系もある。
他県から孤立した沖縄県には一級水系が存在しない。長崎県は一級水系は本明川水系しかなく県庁所在都市である長崎市に一級水系は流れていない。
 一方、下記例外がある山梨県・奈良県を除く海に面していない6県(栃木県、群馬県、埼玉県、長野県、岐阜県、滋賀県)の河川は全て一級水系に属する。山梨県の西湖、本栖湖、精進湖はどの水系にも属していない内陸湖のため、二級河川の扱いである。奈良県南部には三重県へ流れる銚子川水系、和歌山県へ流れる日置川水系や日高川水系といった二級水系が存在している。」
〇 二級水系
「・二級水系とは、一級水系以外で公共の利害に重要な関係がある水系である。本流が二 級河川で支流も二級河川・準用河川であれば、本流の二級河川名(〇〇水系)で呼ばれる。
・二級河川とは、一級水系以外の水系で公共の利害に重要な関係があるもの(二級水系)に係る都道府県知事指定の河川であると河川法で定められている。
・二級河川を指定する場合、国土交通省省令の定めにより、都道府県知事は水系ごとに、その名称と区間を公示しなければならない。
・二級河川に係わる記載は「河川台帳」及び「水利台帳」に記載され、二級河川の台帳は、その二級河川を管理する事務所(都道府県管轄)に保管すると国土交通省省令で定められている。」(一部注釈番号等を省略)

 以上難しいことがいろいろ記されているが、大きい川だから一級とは限らない。二級より一級の方が遥かに多い数である、栃木県には二級河川は存在しない。これらのことが分かっただけでも大きな収穫である。謎は一気に解決に向かった。めでたし、めでたし。ということで、このような疑問を抱いていた御仁は私以外にいただろうか。ふと気になった。

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