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 我が家の一人娘が保育園に通っていた頃、今から30年近く前の話しである。ある日の朝、私の寝床にやって来て布団に潜ってじゃれていた。そのうち、枕元にある目覚まし時計を眺め始めて、数字が何に似ているか話し始めたのである。
 この目覚まし時計は昭和60年に宇都宮のホームセンターで買ったことをはっきり憶えている。大学の卒業記念に大学生協から貰ったデジタル式の時計が急に動かなくなり、慌てて買いに行った。目覚まし時計は生活必需品。当たり前の話しであるが、寝坊して職場へ遅刻して行く訳にはいかなかったのである。

 時計は上にある写真のとおりの代物である。床に寝かせて撮影したが置き時計である。購入して以来36年が経っているが、いまだにきちんと動いている。さすが日本製(シチズン)、針の回り方も電波時計並みに正確である。単二電池も結構長くもっている。現在はデジタル式の電波時計を購入して枕元に置いている。目覚まし機能はそちらを使っている。
 さて、この時計の文字盤を保育園児の我が娘は布団の中でうつ伏せになりながらまじまじと見つめて、それからおもむろに話し出した。「1は鉛筆に似ている。2は白鳥みたい。3はお尻! 4はヨットかなぁ。5は赤ちゃんに似ている(何かふかふかのものに包まれている感じがするから)。(6と7は飛ばして)8は雪だるまにそっくりだよ。9は(何と)トイレットペーパー(横から見た感じ)。」
 その時、子どもの発想はほんとに凄いと感心した次第である。お尻と赤ちゃん、それとトイレットペーパーには参った。素直に脱帽である。
 今大阪にいる3歳の孫娘も、これに近い発想と想像力を発揮して俄か詩人のようなことをママやパパに話しているらしい。LINEで時々報告を受けている。
 読売新聞の家庭欄「こどもの詩」を毎日必ず読んでいるが、子どもの考え方、感じ方は川柳を詠むうえでも参考になる。時々パクりたくなるくらいである(笑)。

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