こんばんは。
飼い猫ムギューにサボリ魔よばわりされて、実際そのとおりのタケです(´・ω・`)
この1週間は、ブログに逃げる余裕もありませんでした(T_T)
またボチボチ更新しますので、よろしくお願いします・・・
東京支社のお宝(?)、ナスビ型の急須。
新潟の大野風太郎先生から譲り受け、大切にしています。
さて先日、「川柳道」「時事川柳」でご指導いただいている尾藤三柳先生のご自宅に伺いました。
その都度、ひと言も聞き漏らすまいとセンリュウ脳をフル回転して、その場でガシガシとかみ砕き作業をするのですが、またまた面白いお話をたくさん伺うことができました。
台所更けて柄杓の沈む音 河柳 雨吉 (かわやなぎ・あめきち)
雨吉(1902~1971)は昭和前期に東京柳界で活躍し、雨調と呼ばれる情緒ある作風で著名な川柳作家です。
和服姿が粋なオシャレさんで、今でいうイケメンの長身でした。
この句は前から知っていて「パッと絵が浮かぶいい句だな~」くらいに思っていたのですが、三柳先生から前後の物語をうかがってナルホドと思った次第。
なぜ夜更けに台所にいってわざわざ水を飲むのか・・・そこまで頭が働きませんでした。
私はもともと下戸に近いのでイメージがわきにくかったのですが、お酒を飲むと、水が無性に飲みたくなるんだそうですね。
雨吉も、句会のあとか仕事のあとかで飲んで帰宅し、夜更けに台所にいって、汲み置きの桶から柄杓で水をカブリと飲んで・・・「甘露、甘露」といったかどうかは分かりませんが、とにかく喉をうるおしたわけです。
夜の静寂の中で、桶にもどした柄杓が底に沈んでいくさま・・・柄杓が水面に当たる瞬間や、桶の壁や底に当たる音はあるでしょうが、「沈む音」というのがあるわけではないだろう、とは三柳先生のお言葉。ただ、この下五の「沈む音」だけで、映像が見えてきますよね。
前後の物語が見えてくると、(鑑賞する側からみて)句にさらに深みが出るんだなぁ、と勉強になりました。
ちなみに、当時の和服姿の男性は黒足袋が主流だったところ、雨吉は白足袋にこだわっていたそうです。
ある時、酔っぱらった雨吉が和式便所に足をつっこんでしまい、「白足袋がウコン足袋になった」と川柳仲間が大笑いしたという逸話を聞き、思わず笑ってしまいました。
こういう小さなエピソードも、面白いですね。
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