センマガ茨城句会は取手でやっています。2月は23日でした。
出席 十二名 浅野ゆき子、上野すみえ、本荘静光、松田颯秋、渋谷加代子、坂倉敏夫、高橋まさ、木村昭栄、片野晃一、木下種子、葛飾凡斉、太田紀伊子。
句評会の句
何一つ解決せずにもう四年 浅野ゆき子
極楽にしがみついてるあと五分 木下種子
卓袱台の法廷夫黙秘権 片野晃一
やっぱりねやっぱりあたし女です 松田颯秋
バスツアー乗ればお菓子が回り出す 太田紀伊子
目が癒えて次は歯医者が待っている 坂倉敏夫
若造り席を譲ってほくそ笑む 葛飾凡斎
捨てるには未練残せばお邪魔虫 本荘静光
姑と仲良い嫁は子だくさん 木村昭栄
イクメンは仕事の方が似合ってる 上野すみえ
天近しオーロラ我が身満たし行く 渋谷加代子
課題「短気」 紀伊子選
卓袱台を引っくり返し憂さ晴らす 昭栄
飴玉は二三度齧り飲み下す まさ
マタニテイードレスが似合う披露宴 ゆき子
釣り好きに短気が多いという不思議 敏夫
色黒で短気な男飼ってます 凡斎
イケメンもイライラしては値踏みされ すみえ
皿茶碗猫に当たらぬ様に投げ ゆき子
じいちゃんの短気が孫に飛び火する 凡斎
肉野菜焦がしたままでかぶり付く 静光
ラーメンを齧ってお湯を流し込む 晃一
③ 子を育てやっと悟った長期戦 種子
② 回り道歩き短気をいましめる 加代子
① すぐ噴火熱い男の活火山 晃一
特 一生を短気で通しケガもせず 静光
軸 せっかちがやると開かないコルク栓
課題 「川」昭栄選
忘れない三月十日隅田川 敏夫
川の字になって寝かせた頃もある ゆき子
橋ない川の向こうに陽の光 凡斎
鮭のごと故郷の川恋い焦がれ 種子
遠い日の小川メダカと遊んだね 紀伊子
一葉が川面に浮かびひとり旅 すみえ
すぐばれる川で泳いだ顔の照り ゆき子
利根川を上れば母の生まれた地 紀伊子
つつがなく花火が祝う川開き 敏夫
大自然喜怒哀楽を映す川 晃一
③ 天の川きっとこの頃水不足 ゆき子
② 洪水でなかなか渡れない三途 晃一
① ふるさとの流れる川に星の屑 颯秋
特 忍耐の雪も溶かして春の川 晃一
軸 山と言えば川と答えて仇を討つ
印象吟「無」 本荘静光選
まようことなにもないのよこけません 颯秋
無理じいはよしなさいよと猪口がいう 紀伊子
虚無僧の尺八隙の無い音色 晃一
空気読めバカ正直はにが手です ゆき子
姑の無理難題を嫁が解く 晃一
無我夢中時を忘れる句会有り 昭栄
ハチ公は今も主人を待っている 颯秋
ドーナツの穴もおいしさ引き立てる 凡斎
タネのない果物やたら出る人気 敏夫
無理かもねピンピンコロリわが家系 すみえ
③ 無限大両手広げてこれくらい まさ
② 寒い夜孤独な風に色がない 颯秋
① 少子化を続け無になる何年後 種子
特 貯金無し明日は明日の風が吹く 昭栄
軸 No news is good news と片付ける 静光
三分吟「寒い夜」 松田颯秋選
春が来た夜と財布はまだ寒い 静光
独り居の木枯らし沁みる寒い夜 加代子
メモ書きがすぐ見つからぬ寒い夜 紀伊子
明日の夢温かくする寒い夜 紀伊子
寒い夜一緒にいるに限ります 紀伊子
お互いに肌を求めて過ごす夜 ゆき子
ガス灯油電気代気になる寒夜 静光
寒いなあ今夜は妻も早寝した まさ
「寒い夜ね」「冬だ」とここも倦怠期 静光
寒い夜ね猫がひざから離れない 紀伊子
寒い夜せめておまえがそばに居て 凡斎
暖めてくださいあなた夜は寒い 静光
寒い夜夫より私吟醸酒 晃一
久しぶり逢瀬も過ぎて寒い夜 凡斎
③ 家計簿をにらんで更ける寒い夜 敏夫
② ひとり居に万天の星寒い夜 凡斎
① 差別語が生き生き流れ寒い夜 敏夫
特 子が去って妻が出て行き寒い夜 凡斎
軸 寒い夜貧乏神とデートする
23日(月)が3月句会です。取手福祉センターへお越しくださいませ。
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