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2009年8月17日(月)取手市福祉会館
参加者 12名  児玉幸子 鈴木広路 葛西清 興津嵐坊 本荘静光 木村昭栄
         山口幸  大谷仁子 坂倉敏夫 岡部洋子
(世話人)太田紀伊子 林比左史

 政界では8月30日の総選挙で政権交代なるかどうかをめぐりマスメディアが忙しい。
8月上旬は天地異変もあり台風地震の襲来で各地に甚大な被害をもたらした。8月15日の終戦記念日をはさみ戦争を考えるイベントも繰り広げられた。上旬には恒例の取手利根川花火大会も開催され夏の夜空に大輪の花を咲かせ市民を楽しませてくれた。旧盆の時季を迎え秋風も感じられる大利根の流れを眺めながらの句会となりました。3分吟「虹」の出題と披講は本荘静光さん。4分吟「器」の出題と披講は興津嵐坊さん。宿題「センサー」の披講は太田紀伊子さん。サロンでは新家完司氏の「課題吟」を取り上げ太田紀伊子氏の解説で勉強会。以下句評会で好評話題に挙がった句である。

人間が好きかみさんはもっと好き     興津嵐坊
 人間とかみさんは違うとの見方。かみさんは神々しい。作者は奥さんの前では意外とブスっとしているのでは。句からぎらぎらの愛情を感じる。作者は女類・人類・猿類からの発想とか。

自販機はカタンと色気なく落とす     山口 幸
 カタンと落ちたのはジュース、それともワンカップ?色気を求めているから買った人は酒類だろう。色気を求めるならばキレイなママがいる縄のれんへでも。のん兵衛の発想は違うほうへ進んでいってしまうのであります。が作者は女性。

村まつり昔の子供はしゃぎ出す      大谷 仁子
 今の若者は祭りを仕切ることができない。そこへ出てくるのが昔の若者。昔取ったなんとかで・・・その采配も生き生きとしている。祭りのあり方も考えさせられる。

わがままも弱音もうまく使い分け     岡部 洋子
 外面と内面の使い分けと、年寄りのずるさ、会社における上司同僚との駆け引き、おべっか・・・生きるための術です。

無職とは書かずその他と書く職種     林 比左史
 リタイアに入った男性。アンケート欄や入会申し込みの職種を書く段になると無職になったことへの抵抗がある。プライドもまだ残っている。

宿題「センサー」  太田紀伊子 選
センサーに呼び止められたお茶ポット 山口幸
カーナビに叱られながら旅をする 坂倉敏夫
ETCバー上がる迄不安顔    木村昭栄
センサーを磨き直して登る坂   葛西 清
妻の勘センサーよりも冴えている 岡部洋子
センサーがお風呂沸いたと呼んでいる  鈴木広路
介護ロボよりもあなたの手が欲しい  岡部洋子
センサーも理論も捨てて冴える勘 本荘静光
駅トイレセンサー休む暇はない  児玉幸子
それとなく妻の機嫌を探知する  興津嵐坊
Yシャツに紅センサーが動き出す 木村昭栄
影薄く自動ドアーが開かない   鈴木広路
人 琴線にふれる言葉を探してる 興津嵐坊
地 精巧なセンサーを持つ妻の鼻 山口 幸
天 センサーが鳴りっぱなしの初対面  林比左史
軸 センサーに支配されてる暮らし向き

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