紅葉は寒暖差が大きいほど鮮やかになるといいます。
11月も半ばというのに小春日和が続いているせいでしょうか、里山の紅葉はいま一つ精彩を欠いているような気がします。
さてもさても、モシトラがマジトラになってしまいました。マスコミが発表する世論調査のいい加減さを、今回こそは思い知らされました。ハリス優勢のフタを開ければ、トランプの圧倒的な勝利でした。
これから日本は、いや世界はどうなるのでしょう?不安が募ります。

ニッポンのモミヂも共和党の赤 文庫
○○○○○○○○○○○○○〇○○○○○○○○○○
第170回川柳マガジンクラブ仙台句会
開 催 日 令和6年11月16日(土)
開催場所 仙台市荒町市民センター
参 加 者
田口美奈さん、竹井みどりさん
三浦みちえさん、荒井まさきさん
木立時雨さん、佐藤岩嬉さん
島文庫、の計7名
○○○○○○○○○○○○○〇○○○○○○○○○○
第1部 「 句 評 会 」
〇 永眠か仮眠か地下の不発弾 まさき
■句評/宮崎空港の件ですね。時事ネタというよりは、夫婦間の問題かも?最近、火山活動の話が頻々とあるから、それかも知れませんよ。いろいろな事を連想させる良い句ですね。
□句意/ご推察の通り、宮崎の事です。不発弾が見つかれば処理せざるをえないから大変。戦後はまだまだ終わっていない事を思い知らされます。色々とご想像いただいてありがたいけど、他に含む意味はありません。
〇 六人中四人後家さんよく喋る 志津代
■句評/後家さんが多いのは平均寿命だとはいえ、六対四の数字が効果的に使われている。普段、一人だから喋り過ぎるのかも。男性はロマンチスト、女性はリアリストと言われますから、女性はサバサバ生きているのかも知れませんよ。
□句意/志津代さんはお休みです。
〇 リスペクトされてもラップ唄わない みちえ
■句評/リスペクトにラップとはまた今風な句ですね。若い人が良く使う言葉だからラップなのかな?おだてられてもノラないよ、という意味かも。自身の事かな。場面がよく分らない。直接的な云い方を避け、カタカナで曖昧に薄めているのかも知れませんよ。
□句意/別に私がリスペクトされたわけではないのですが、意味の割合には用法が軽いんですよね。だから、若い人が多用するのが嫌いなんです。ラップは軽さの象徴として使いました。
〇 切り札を隠し夫婦の沈黙戦 みどり
■句評/沈黙しているのは夫だけかも。何か後ろ暗い事があったりして・・・。意味合いはよく分かります。「戦い」ではきついので「切り札を隠して夫婦沈黙す」でいいのでは?
□句意/夫婦には力関係があって、家は夫主導でしたから、言い争いになると結局、私が(黙っておこう)と沈黙の持久戦になりました。沈黙が相手にダメージを与える一番の手なんです。「沈黙す」の添削、頂戴します。
〇 出汁も出ず口を開かぬ貝になる 美奈
■句評/「もう何も言わないぞ」の固い決意は分かるが、では何で?が判然としない。むかし「私は貝になりたい」というC級戦犯の映画があったけど、それがベースかも。貝は何の貝かな、シジミかな。出汁と出るがかぶっているので整理した方いいのでは?「ダシも出ぬ口も開かぬ貝になる」
□句意/話始めるとどうしても誤解を招いたりすることが多く、その弁解で汲々としてしまう。いっそ、何も話さない方がいいのではないか、そうすれば出汁の良し悪しを云々されることもないし・・・。貝はシジミです。シジミを煮た時に口が開かない貝があって、つくづくそう思ったんです。
〇 選民を自負してもなお行く先は 岩嬉
■句評/選民とは何?(どれどれ辞書で調べてみよう・・・文字通り、神から選ばれた民)だからユダヤ人。つまりイスラエルの事だったんだね。彼らの行く先は何処なんだ。と下5に余韻をのこしているところが上手いね。ガザの句が多い中でこの句は独特の切り口。行き先が世界戦争なら怖い。
□句意/イスラエルの目的ははっきりしていて神との約束の地を取り戻すまでそれを阻むものは殲滅するということだが、それを世界が放置していていいのか?そんな思いで詠んだ句です。
〇 玉石を野に敷き仮の道普請 文庫
■句評/???これまた難解な句ですね。そのまま読めば野原に道を造ったということでしょうが、そんな単純な意味でしょうか?意図を作者に聞いてみましょうか。
□句意/普請には、建設するという意味と仏教用語で大衆を集めるという意味があるそうです。この句は言葉遊びで、玉は玉木さん、石は石破さん、野は野田さんです。つまり現在の政権維持を比喩的に駄?洒落の句に仕立てたつもりですが、謎解きも面白くないですか?(だとすれば、「道の安普請」でも面白いのでは?)
〇 切っていいですか貴方の貝柱 時雨
■句評/ドキッとしますね。こんなことを言われたらビビリますよ。破調でもリズム感がある面白い句です。貝柱は彼の急所?だとすれば余計に怖い。
□句意/貝柱があるのは二枚貝。その貝柱を切断されれば、貝は移動も食事も、外敵の防御さえできなくなってしまう。その急所を切ると脅されたら「ごめんなさい」と謝るしか手立てはない。でも想像上の話ですから、誤解のないように。
○○○○○○○○○○○○○〇○○○○○○○○○○
今月の学び
起承転結と全て言ってしまえば
それまでのこと。
余白(余韻)を残して読み手の
想像力に任せる
これが上級者のテクニック
○○○○○○○○○○○○○〇○○○○○○○○○○
おめでとう ❢
去る11月10日、「第51回河北川柳投句者大会」が開催され、当句会会員の三浦みちえさんが、第3位の大会賞を受賞されました。
おめでとうございます。

○○○○○○○○○○○○○〇○○○○○○○○○○
第2部 「 句 会 」
今月の宿題・選者および入選句は次のとおり。
■宿題『 神無月 』 島 文庫選
○佳作
妻旅行今月ボクの神無月 岩嬉
神無月先が見えない闇バイト みちえ
神無月魔女とお化けが締め括る まさき
サイフ落としカギもなくして空っ腹 みどり
擦り切れた縁を結びに紅葉狩り みちえ
落人の如く南へ紅葉旅 時雨
神無月明ければ彼と聖誕祭 美奈
神様がゾロゾロ揃う稲佐浜 みどり
○秀句
一月も九月も能登は神無月 まさき
狛犬も湯治の話 神無月 岩嬉
今はただ仏にすがる神無月 美奈
〇特選
出雲では神が集いて蟹の宴 時雨
軸吟 ガザの地の神はソッポを向いている
■宿題『自由吟』 佐藤岩嬉選
○佳作
芳しいミケの肉球あずき豆 美奈
親子連れの雷鳥去って山静か みどり
野の芒横目で見やる泡立草 みちえ
二刀流チョコをツマミに猪口で飲む まさき
雷鳴って胸中の雲 霧散する みどり
詐偽よりもたちの良くない母無心 時雨
極悪と地面師欲すネット世代 美奈
また一つ星が瞬く西の空 文庫
○秀句
地獄変 行こか戻ろか闇の縁 文庫
勝ち取った席に置かれる重い石 みちえ
泣き顔も一枚撮って七五三 まさき
〇特選
花瓶にはユーモア一つゆるく生け 時雨
軸吟 プロポーズされて気付いた不成就日

今月の句会風景
○○○○○○○○○○○○○〇○○○○○○○○○○
令和6年12月の忘年句会
開催日時 令和6年12月21日(土) 12時から
開催場所 ホテルふじや(JR長町駅前)
仙台市太白区長町5丁目3-23
(地下鉄長町駅から徒歩1分)
宿 題 「ばたばた」 「自由吟」 の各2句
参加費用 会員 2,000円 会員以外 2,500円
※なお、ご参加の方は、会日の1週間前まで、句評会用の雑詠1句をウエブ申込み時に
ご入力下さい。
○○○○○○○○○○○○○〇○○○○○○○○○○
令和7年1月定例句会
開催日時 令和7年1月18日(土) 13時から
開催場所 仙台市荒町市民センター
(地下鉄五橋駅から徒歩10分)
会 費 会員 1,000円 会員以外 1,200円
宿 題 「 上 」 「自由吟」 の各2句
○○○○○○○○○○○○○〇○○○○○○○○○○
あなたも川柳の句会を体験してみませんか?
見学無料、未経験の方も大歓迎です!
ご自由に、会場へお越し下さい。
句会に参加される方は、下記ホームページから、「仙台句会」の案内ページに入り、
必要事項を記入してお申し込み下さい。
▼
https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/
▲
Loading...
















































