川柳マガジンクラブ十四字詩句会 第83回例会
川柳マガジンクラブ十四字詩句会が令和6年5月15日、東京都北区王子「北とぴあ」にて開催されました。出席者は五十嵐淳隆、植竹団扇、葛飾凡斎、佐藤美文、沢辺祥子、早川若丸の各氏と星野睦悟朗の7名、欠席投句は大谷仁子、大平小鈴、落合正子、小野六平太、金城風見子、佐道正、首藤忠平、外澤とくろう、唯夕、松橋帆波の各氏の10名でした。
何とかご都合が付いたということで新葉館の竹田麻衣子さんも来てくださいました。
司会は植竹団扇さんが行い、今後世話人は植竹団扇さんがやって下さることになった。
当日の句評会の自由吟及び宿題、席題の入選句は次の通りです。
〔句評会〕▽「自由吟」
句の頭の数字は互選で獲得した得点です。
0 遅くてもいいいつまでも待つ 美文
0 ノーコンふたり築く関係 小鈴
当然野球の球筋が定まらないピッチャーのことだろうが、なぜ二人?似たもの夫婦を詠んだ?
0 ハンカチ一丁口は八丁 唯夕
「口八丁手八丁」からきているのだろうが?
0 桜の前で切腹をする 忠平
出席者誰もわからなかった。ネットでは歌舞伎の菅原伝授手習鑑に桜丸切腹の段というのがあったが?
1 終業ベルに呑助の手話 六平太
みんな理解はできたが評は呑助の睦悟朗しか入れなかった。
1 なりきりマイク脳も顔まで 若丸
からおけに、歌うとITで美空ひばりなら美空ひばりの声、といった変換がされる仕組みがあるそうです。
2 独逸が起源江戸の都々逸 団扇
団扇「小学校で川柳などを習った時「都々逸って何?ドイツ民謡?」と言った子がいたという。
2 どこの町でも年寄りに会う 淳隆
2 生きてる限り後期高齢 凡斎
2 私を紡ぐ糸細くなる 睦悟朗
2 風刺漫画へネット炎上 帆波
具体的に何があったのか誰にも分からなかった。
2 眠気に負ける明日の締切り 風見子
下方の正さんの句ともども、必着や消印有効、郵便が土日休日休みなので大変、などの話が出た。
3 尻馬に乗りさせる炎上 正子
3 夜中の目覚め昨日の不義理 とくろう
おおらかな十四字詩の数少ない禁じ手である「下七が四三止め」だとの指摘があった。
5 騒がず地下へ潜れプレート 祥子
6 郵便局が急かす締め切り 正
〔宿題〕▽「植える」 句評会で出席者の中の最高得票だった沢辺祥子さんの選
〔佳作〕
1 夢を植えたらありが育った 美文
2 花をうえたらゆめが育った 美文
3 子の大成へ植える記念樹 睦悟朗
4 瑞穂の国の陛下お手植え 睦悟朗
5 明日のために励む植林 正子
6 全身麻酔されて植毛 帆波
7 家計の足しに植える明日葉 淳隆
8 田植え唄母ヨイトマケ父 団扇
〔秀作〕
1 反日思想植え付ける国 正
2 他国へ民を植える犯罪 団扇
3 プランターには恋ごころ植え 小鈴
〔特選〕
男一人の田植機がゆく 六平太
〔軸〕
合わせ鏡で植毛の沙汰 祥子
〔席題〕▽宿題で主席者の中の最高点だった植竹団扇さんの出題及び選。題は「面」
〔佳作〕
1 同じ飲み屋へ同じ面面 睦悟朗
2 仕事の面を玄関で脱ぐ 睦悟朗
3 どの面下げてまたも借金 若丸
4 水面下では動く封筒 淳隆
5 七面鳥も今はのんびり 凡斎
〔秀作〕
1 復党届出した鉄面 淳隆
2 面はゆくってうなじまで染め 祥子
3 苦渋隠してヒョットコの面 睦悟朗
〔特選〕
面がまえから入る極道 祥子
「極道」!と沸いた。11月の宿題のテーマ「極める」につながった。
〔軸〕
鏡睨んでつくる外面 団扇
今後の予定
第八十四回 令和六年七月十七日(水)
宿題「さがす」
北とぴあ 八〇五B号室
第八十五回 令和六年九月十八日(水)
宿題「若い」
北とぴあ 八〇五号室
第八十五回 令和六年十一月二十日(水)
宿題「極める」
北とぴあ 八〇四号室
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