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暖冬の今年は桜の開花も早いようです。

ここ仙台も2週間ほど前倒しの24日頃とか?この調子だとまた長い夏になりそうです。

お偉い先生方には釈迦に説法かも知れませんが、倫理とは「人倫のみち、道徳の規範となる原理」だそうです。白を切ったり、胡麻化したり、秘書の所為にしたりすることは、倫理に反するのではありませんか?政策研究以前に道徳の勉強会を立ち上げるべきかと存じます。

でも、その会がまたぞろ派閥になってしまうては本末転倒かも知れません。

ところで本日は、昨年暮れに急逝された竹井十塩さんの奥様にもご出席いただき、自作の献句をご披露いただきました。ご多用のところ、誠にありがとうございました。(句会結果のコーナーにて掲載しています)

 

 

 

 

 

 

 

 

 

官女観るお内裏様の目が熱い 文庫

 

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第163回川柳マガジンクラブ仙台句会

 

開 催 日   令和6年3月16日(土)

開催場所   仙台市荒町市民センター

参 加 者

木立時雨さん、佐藤安子さん、

ゲスト 三浦みちえさん、竹井眞理子さん

島文庫の計5名

 

第1部 「 句 評 会 」

 

〇 株持たぬ身にはどうでもいい高値 安子

■句評/バブル期を超える株高だそうです。おっしゃる通り無い袖は振れない。でも無縁という訳にもいかないほど物価も高くなっているからね。新ニーサの効果ですよ。物価は上がりっぱなし、年金暮らしには厳しい時代です。

□句意/株を持っている人はともかく、持たぬ私には無縁の長物。物の値段は上がる一方だし、年金も微々たるもの。みんなが等しくバブルなら良いのですがね。

 

〇 十字架を秘めて佇む修道女 みちえ 

■句評/イスラエルの尼さんの心境ですかね。ガザの惨状を視ても教会に反することは何も言えない。そんなジレンマが良く表現されていると思います。映像としてもよく見えてきます。まるでフェルメールの絵のようです。秘めて、がいいですね。

□句意/実のところこの句は、ある句会の没句でした。作った時は、そんな大袈裟なことを考えていたわけではなく、ただそういった場面に遭遇した情景を写しただけだったのです。色んな見方があるものだと驚いています。

 

〇 決り手は安倍派幹部の肩透かし 文庫

■句評/政倫審を相撲に例えたところが上手いね。のらりくらりと同じ言い訳ばかりで反省の欠片も見られない。嘆かわしいことです。それでも多くの有権者が選んだ与党なんですからね。ガッカリです。

□句意/即日の大相撲では、横綱がこの肩透かしで負けてしまいました。解説によれば、勝負する相手方が下位であればあるほど横綱は万全の相撲を取ろうとする。結果、肩透かしの技に嵌ってしまうとのこと。なるほどと納得した次第です。

 

〇 本名で死にたいのならまず罰を 時雨

■句評/正直なところ彼の本心が何なのか判らない。今更、名乗ってどうするのよ。親戚身内にとっては大迷惑ですよ。国内に逃亡者が潜める場所があるのだという事実、重罪でも逃げ切れる余地があることに驚きました。

□句意/きっと本人は「俺は逃げ切った」と、世に誇りたかったのかも知れない。そんな気もしますが、大方の人は、本名で死にたければ、先ずは罪に相応する罰を受けてからでしょうが。と云いたいはず。

 

〇 丸まったネコと「す」の字に寝る夕辺 まりこ

■句評/上手いですね。とりわけ「す」の字の発見が素晴らしい。ユーモラスな中に作者のうら寂しいさを交えたところが巧みです。欲を言えば、下五の表現を「眠る夜半」としてもいいのかも。

□句意/ありがとうございます。夫の趣味を辿りながらこの川柳も手探りで作ったものです。いつまで続くか分かかりませんが、これから川柳をやってみようかと思っています。

 

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今月の学び

没句は宝の山、いつか陽の目を見る。

 

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第2部 「 句  会 」

 

今月の宿題・選者および入選句は次のとおり。

◎宿題『税』  佐藤安子選

○佳作

心地良く煙に巻いたタバコ税 みちえ

全国が免税店のようになり 文庫

○秀句

現物で還付してくれ酒の税 時雨

脱税の疑いかかるキックバック みちえ

増税の度に財布の穴が増え 時雨

〇特選

呼び水でタップリ税を吸い上げる 文庫

〇軸吟

きっちりと取って払いを渋る税

◎宿題『自由吟』 木立時雨選

○佳作

猿っこも揺れるめんこい吊るし雛 みちえ

マハラジャもオープンするか株バブル 文庫

〇秀句

政治不信ますます募る政倫審 安子

失念と「秘書が」が政治倫理とは  文庫

復興の背を押してくれ春一番 安子

○特選

八十路にて羞じらい歌う「愛の賛歌」 みちえ

〇軸吟

愛に飢えてるひまわりの群れ

 

  • 竹井眞理子さんから、ご主人への献句

・ うちのひと柩に居ても男前

・ 仏だんの笑顔の夫に泣き笑い

・ 擦り切れた石けん遺し泡となる

・ 愛された思い出もある顔のシワ

・ 仏壇のうえ猫が静かに降りる

・ もう履かぬ靴えんがわにポッツリと

・ 丸まったネコと[す]の字に眠る夜半

 

 

3月の句会風景(来賓2名参加)

 

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令和6年4月の観桜句会

開催日時   令和6年4月20日(土) 午後1時から

開催場所   ホテルふじや (長町駅前)

太白中央市民センターの南3軒隣り

宿   題   「 ぽかぽか 」 「自由吟」 の各2句

参加費用   会員 1,000円  会員以外 1,200円

※なお、ご参加の方は、会日の1週間前まで、句評会用の雑詠1句をウエブ申込み時にご入力下さい。

 

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令6年5月定例句会

開催日時   令和6年5月18日(土) 午後1時から

開催場所  荒町市民センター

宿   題   「青(字結び可)」 「自由吟」 の各2句

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あなたも川柳の句会を体験してみませんか?

見学無料、未経験の方も大歓迎です!

ご自由に、会場へお越し下さい。

句会に参加される方は、下記ホームページから、「仙台句会」の案内ページに入り、

必要事項を記入してお申し込み下さい。

https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/

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第163回仙台句会(令和6年3月)”にコメントをどうぞ

  1. 直井哲生(かけの大) on 2024年4月10日 at 3:08 PM :

    川柳を初めて8年になります。いろんな句会にも参加しましたが、このブログで初めてお目に掛かれました。それは令6年5月定例句会の題「青(字結び可)」。いままで本では知っていましたが見たのは初めてです。(字結び可)私たちの会でも漢字一字の題の時、字結び可は書いていません。「字結びって何なの」って言われそうです。県の大会でも、これを書いてなくても字結び可としての作品が選ばれています。本来はそのように書くべきなんでしょう。

  2. 島文庫 on 2024年4月16日 at 10:47 PM :

    コメントを頂き有難うございます。
    仙台句会世話人の島文庫と申します。他の句会ではどのように扱われておられるかよく存じませんが、当句会では代々、漢字一字の課題については、「字結び可」または「字結び不可」と明確に条件を付してまいりました。たなみに「字結び可」とはこ指摘のように「青(あお)」をアオ、セイ、ショウいずれの読み方でも良いが読込んではダメ。また「字結び不可」は「青」と課題して、その条件は詠みアオ以外はダメで勿論読込は不可としています。これが川柳界の共通の認識かどうかは定かではありませんが、私達は仙台句会のルールとしてこれまでこれらの用語を用いてまいりました。ただ、ご指摘の通り、近年の大会課題で漢字一字に「字結び」の表記を見かけませんね。今後、改めるべきかもしれません。ご質問の答えには不十分かも知れませんがこれでご容赦下さい。今後とも、当句会ブログのご愛読のほど宜しくお願い致します。

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