WBC優勝の明るい春で始まった2023年も、猛暑の長い夏、短い秋を経て、凩荒ぶ永田町へと続き、いよいよ年の瀬が迫ってまいりました。喜怒哀楽、悲喜交々の一年でしたが、歳の所為でしょうか、時の速さには驚かされます。
金塗れの派閥政治、イスラエルでもガザでも、闘いの収束の兆しがみえません。自身を含め人間の愚かさを痛感させられる年でしたが、皆様は如何でしたでしょうか。
辰年の来年、国内外のリーダーの資質が問われる年になりそうです。ワルに強くヒトに優しい、龍であって欲しいと願うばかりです。
本年のご愛読ありがとうございました。来年も仙台句会を宜しくお願い申し上げます。

黄金舞う銀杏落葉の永田町 文庫
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第160回川柳マガジンクラブ仙台句会
開 催 日 令和5年12月16日(土)
開催場所 仙台市荒町市民センター
参 加 者
荒井まさきさん、橋爪志津代さん、
木立時雨さん、佐藤安子さん、
佐藤岩嬉さん、島文庫 の6名
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第1部 「 句 評 会 」
〇 故郷の実家の欄間亡父の声 時雨
■句評/さぞ立派なお宅なんでしょうね。亡くなられたお父上の思い出がいっぱい詰まっていて、それが欄間に刻み込まれているようだということでしょうか?実家は、単に家と言っても意味は十分伝わりますよ。「故郷の家の欄間に父の声」でスキッとしますよ。
□句意/実家を処分することになり、業者に観てもらったら、欄間を絶賛されました。古い家ですが、父が吟味した家でしたので「だろう!」と父の声が聞こえるようでした。
〇 賑やかな食卓君がいればこそ 安子
■句評/家族の団らん風景かな?君とは、きっと奥様のことでしょうね。独りの食事は空しいですからね。特に夕食はね。
□句意/君は息子のことです。息子は食べることが大好きで、我が家の食事は、いつも賑やかです。そんな時、幸せだなとしみじみ思います。
〇 「ルンバ」する頂き女子と掛けホスト 文庫
■句評/ルンバは掃除機のことかな?頂き女子も掛けホストもよくわかりません。最近、詐欺教唆で捕まった女の子を頂き女子と呼んでいるみたいですよ。
□句意/いずれも異性を騙してお金を巻き上げる悪い女と男の事なんですね。ルンバは、掃除機と踊りを掛けていて、詐欺で簡単に金を稼ぐ若者への憤りを詠んでみました。
〇 独りだけ隣の席が女子だった 岩嬉
■句評/それはまあ、おめでとうございます。クラスメイトの、嫉妬や羨望の眼差しがさぞ痛かったでしょうね。共学ではないとすると高校かな?
□句意/いえいえ、それが全く逆でして、戦後間もなくのころの学校は、女性が少なくこんな事があったわけです。ラッキーどころか、それが恥ずかしくて、嫌だったんですよ。そんな時代もあったんです。
〇 七語調歌の翼で海を越え まさき
■句評/谷村新司さんのこと?彼の歌は中国でも人気のようですからね。七五調の音律はアジア共通なのかも?
□句意/実は、「荒城の月」の事なんです。海外で高い評価を受けていると聞いたものですから。何分、同郷の土井晩翠の作詞ですから・・・。
〇 喜怒哀楽喜で年閉じる大谷君 志津代
■句評/確かにオオタニフィーバーの1年だったね。「喜怒哀楽大谷君は喜で閉じる」の方がリズムも見た目もスッキリするのでは?
□句意/今年は、大谷君の明るい話題で清々しい朝を迎えることが出来ました。大谷君に感謝です。ロサンゼルスで活躍されることを期待しています。上六、下六でリズムが悪かったですね。
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今月の学び
句のリズムは大切。音読、推敲しよう。
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電飾が燃える大空襲の如 文庫
第2部 「 句 会 」
今月の宿題・選者および入選句は次のとおり。
◎宿題『歩みながら』 島文庫 選
○佳作
取り出したメモが読めずに苦笑い 岩嬉
政治不信止める薬が見当たらぬ 安子
餅背負い歩み拍手の渦の中 まさき
グーグーと胃腸不平の秋散歩 時雨
ホカホカの焼芋かじり冬の道 志津代
深夜の街の高歌放吟もう聞けぬ 岩嬉
○秀句
歩みながら拾って捨てて生きる知恵 志津代
相づちを雲に求める散歩道 時雨
五○年よくぞもったねダンナ様 安子
〇特選
何を見る歩きスマホの金次郎 まさき
○軸吟
憎しみの貌対貌の地上戦
◎宿題『自由吟』 佐藤安子 選
○佳作
この世を去りほっとしている顔見える 志津代
刺股に出番があった足の怪我 時雨
身に覚えないがやってる酔っぱらい まさき
窓開けても首を振る振る扇風機 岩嬉
句が生まれぬずっと陣痛まっている 志津代
ガザの火と煙で霞むウクライナ 文庫
〇秀句
契約金一○○○○○○○○○○○円ゼロが好き 時雨
核の傘突き破り降る核の雨 まさき
欲まみれ芥まみれの茶封筒 岩嬉
○特選
子分とのきずな餅代氷代 文庫
○軸吟
不条理なことが山なす水の星

12月の句会風景
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令和6年1月の句会開催予定
開催日時 令和6年1月20日(土) 午後1時から
開催場所 仙台市荒町市民センター 第1会議室
宿 題 「初(字結び可)」 「自由吟」 の各2句
参加費用 会員 1,000円 会員以外 1,200円
※字結び可とは、「初」を例えば「ハツ」でも「はじめ」でも、読みを自由して使い、句を詠む事です。
なお、ご参加の方は、会日の1週間前まで、句評会用の雑詠1句をウエブ申込み時にご入力下さい。
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令6年2月の句会予告
開催日時 令和6年2月17日(土) 午後1時から
開催場所 仙台市荒町民センター 第1会議室
宿 題 「付句(14字詩)」 「自由吟」 の各2句
※付句(14字詩)とは、575(上句)に続く、77(下句)の事です。77の14音を1句として作りますが、句の末尾が3音で終わることを禁止しています。それ以外の制約はありません。
また、題材も自由です。
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あなたも川柳の句会を体験してみませんか?
見学無料、未経験の方も大歓迎です!
ご自由に、会場へお越し下さい。
句会に参加される方は、下記ホームページから、「仙台句会」の案内ページに入り、
必要事項を記入してお申し込み下さい。
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https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/
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