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梅雨時の長い雨が続いています。

今年の夏は超エルニーニョだとかでチョー暑い日々になるようですが、電気代が3割近く跳ね上がるなか、どうやって猛暑をやり過ごすか差し迫った問題です。年金が微増したからといって、避暑地に出掛けるゆとりなどありません。

せめて、コンビニから「かき氷」でも買ってきて、ステテコ姿で食べましょうか。

ところで、毎年、我が家の軒下で夏を迎えている燕のファミリーですが、いよいよ子供達の巣立ちが近いようです。

燕の児は、ヒヨコのようにピヨピヨ鳴かないのですね。いたって静かなもので、「おはよう」と声をかけるとサッとよそを向きます。きっと、親鳥から「知らないオジサンから声をかけられても返事をしたらダメよ」と教えられているにちがいありません。

燕っ子外は危ういことばかり 文庫

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第153回川柳マガジンクラブ仙台句会

 

開 催 日   令和5年6月17日(土)

開催場所   仙台市荒町市民センター

参 加 者

橋爪志津代さん、荒井まさきさん、

竹井十塩さん、木立時雨さん、

佐藤安子さん、佐藤岩嬉さん、島文庫 の7名

 

 

第1部 「 句 評 会 」

 

〇 余り物福はあるかな余生にも 時雨

■句評/上5下5は重複なのでは?余生という言葉は、人生の余りを生きているといった感じで嫌いな言葉です。もっと自分の人生を大事にしないといけません。少子高齢化でその風潮が益々顕著になってきたようです。「余生でも余りものには福がある」なんて前向きで良いのでは。

□意図/真意は、慣用句の「残り物には福がある」だったのですが、言葉足らずで誤解を招いたようです。添削頂いたものが自身の考えにピッタリですね。

 

〇 華丸を睾丸と読む目のかすみ まさき

■句評/確かにそう見えますね(笑)。華丸と睾丸の似て非なるものの取り合わせがうまいね。この種の読み誤りは結構多かも知れない。言葉遊びとしても面白いね。

□意図/これは、実際にあった話で、乱視のせいか線が二重に見えるのです。ですから、言葉遊びなどではありません。人前でなかったことが幸いでした。

 

〇 不器用さに首傾げてる七分釘 岩嬉

■句評/七分というと何㎝?およそ2㎝位かな。釘は、恐る恐る打つと余計に曲りますよね。打ち手を釘になぞらえているところがウマイですね。古川柳のようです。

□意図/同じ釘でも、ステンレス釘は、木造には向かないようです。錆びないかららしいのですが、真偽は、定かではありません。

 

〇 プッチンと潰せぬものかプーチン氏 志津代

■句評/プッチンとプーチンの言葉遊びですね。愉快ですが、プッチンは可愛らしくないですか?さしずめプーチンは、カメムシですね。潰したら臭いですよ。だからテーブルを長くして離れているんです。(笑)

□意図/ウクライナの戦争は何時終わるのでしょう。プーチンが止めると言うまで続くのならば、いっそ・・・・。そんなことから、こんな川柳もアリかなと思いました。

 

〇 7人で弾くG線上のアリア 文庫

■句評/これまた難解な句ですね。7人で連弾するということ?7人に意味があるのでしょうか?もしかしたらG7とか。ではアリアは???。

□意図/言わずと知れたバッハのG線上のアリアとG7とをかけてみました。大騒動の割りには結果がイマイチ。誰でも弾ける1本弦のアリアで終わった感があります。光ったのは、ゼレンスキー独りかも知れません。自己陶酔型の判りにくい川柳でした。すみません。

 

〇 気力だけではどうにもならぬことばかり 安子

■句評/おっしゃる通りです。頑張ってくださいで終わってしまいそうな句ですね。シンプルだけど、その意味あいは深いよ。物理的なことは、心理的なものでカバーできないもの。「武士は食わねど高楊枝」とはいえ、腹が減っては、戦はできません。

□意図/古希を過ぎてから、夫婦して病がちなのに、やることが多くて大変。気持ちで乗り越えようとしても寄る年波には勝てません。ご覧の通り、句も浮かばないのです。

 

〇 今日も行くイートインコーナー一人占め 十塩

■句評/コンビニのアソコですね。病院の待合所のように、ジイサンやバアサンがたむろしているということでしょうか。お店でもお困りでしょうに。でも、何か淋しい感じだね。

□意図/いつも通るコンビニのコーナーいつも同じ爺さんが占領して、テーブル一杯に食べ物を並べて食べているのです。その様子が哀れで・・・・。中8がリズムを壊しているので何とかしようとしたけど出来ませんでした。

■再句評/独り占めが作者か他の人かが不明瞭。いっそ一人称にして「イートインコーナーまたも独り占め」ではどうか?

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 今月の学び

短詩形にとって

リズムは不可欠

定型への推敲を重ねる

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第2部 「 句  会 」

 

今月の宿題・選者および入選句は次のとおり。

◎宿題『しとど』 荒井まさき 選

デッ尻の降水帯に雨しとど 文庫

しとど濡れまるで幽霊ドアの前 志津代

日本列島しとどに濡らす帯の雨 十塩

夕立にびっしょり濡れて走る子ら 安子

濡れぬよう傘は多肉に貸している 時雨

しとど濡れ悲しみ増した恋した日 志津代

千切りのキャベツに埋まる小トンカツ 文庫

突然の雷雨に頭垂れるバラ 安子

■秀句

行間にもあふれる愛がしっぽりと 岩嬉

楽隠居も足を速める横なぐり 岩嬉

もっと降れ海水浴の帰り道 時雨

■特選

駐車場プールに変える豪雨帯 十塩

□軸吟 暴風雨目を回してる照る坊主 まさき

◎宿題『自由吟』 木立時雨 選

改訂版③追加二刀流 まさき

飢えた民ちらつく北の飛翔体 安子

拾うと捨てる記憶の整理のキーワード 志津代

梅雨晴れ間大忙しの洗濯機 安子

犯人像聞けば真面目で大人しい まさき

生垣のチョイ顔出すと詰められる 十塩

率よりも定か校舎に小がいない 文庫

夏草や強者共のはね返り 十塩

■秀句

自動ドア嫌味たっぷりデカく開き 岩嬉

翔平君にあわせて今日の予定決め 志津代

梅干にも賞味期限がある不思議 岩嬉

■特選

ゴングまで大義があって立っている 文庫

□軸吟 ゲップした人に別腹のスイーツ

 

6月の句会風景です。

 

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令和5年7月の句会開催予定

開催日時   令和5年7月15日(土) 午後1時から

開催場所   仙台市荒町市民センター 第1会議室

宿   題   「種(字結び可)」 「自由吟」 の各2句

参加費用   会員 1,000円  会員以外 1,200円

なお、ご参加の方は、会日の1週間前まで、句評会用の雑詠1句をウエブ申込みの際、ご提出下さい。

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令和5年8月の句会予告

開催日時   令和5年8月19日(土) 午後1時から

開催場所  太白区中央市民センター 第1小会議室

宿   題   「あわよくば」 「自由吟」 の各2句

※句会終了後、3時30分から次の会場で懇親会開催。

句会会場から南へ、3軒目の「ホテルふじや・2F」

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あなたも川柳の句会を体験してみませんか?

見学無料、未経験の方も大歓迎です!

ご自由に、会場へお越し下さい。

句会に参加される方は、下記ホームページから、

「仙台句会」の案内ページに入り、

必要事項を記入してお申し込み下さい。

https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/

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