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光陰矢の如しとはよく言ったもので、松が明けたかと思えばもう直ぐ節分です。

遅ればせながら新年おめでとうございます。今年も宜しくお願い申し上げます。

さて、「XBB1.5」とか言う耳慣れない変異ウイルス登場の只中、政府は、インフルエンザと変わらぬ5類相当への移行を画策しているようです。死者の数は高止まりのままなのに、公然と弱者を切り捨てて集団免疫を獲ようとでも言うのでしょうか。

庶民感情としては、マスクもジャマだし、宴会もしたいし、旅行にも行きたい。でもね、命は一つですから・・・。

 

  願文が多くて逃げる左馬  文庫

 

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第149回 川柳マガジンクラブ仙台句会

 

開 催 日   令和5年1月21日(土)

開催場所   仙台市荒町市民センター

参 加 者

橋爪志津代さん、荒井まさきさん、竹井十塩さん、

佐藤岩嬉さん、島文庫 の5名

 

第1部 「 句 評 会 」

 

定例の句評会からの報告です。

 

〇 鑑定の結果は他人親子丼 まさき

■句評/DNA鑑定の結果、親子丼の鶏肉と卵は、他人でしたとは愉快です。逆に、ホントの親子だったとしたら、なお面白いかも知れません。なさぬ仲の親子が、自然の親子の様だよ、とも読めますね。

□作者/ご指摘ごもっとも。その点はパロディとお笑い下さい。鶏と卵が他人なのに親子丼なら、鮭とイクラのはらこ飯も親子丼と云う事でした。【まさき】

 

〇 桐一葉 復興相の首ぽとり

■句評/復興の総仕上げを地元の代議士にとの岸田さんの思惑が仇になってしまった。地元の選挙民として恥ずかしい限りです。ぽとりと云えば椿の花、桐の葉っぱにはそぐわないオノマトペかも。

□作者/政府の紋章が五三の桐なのをご存じでしょうか。桐一葉は、秋の季語で桐の落ち葉がふわふわ落ちる様を云うそうで、秋の葉っぱ、それも桐の葉っぱを首に見立てて、それがもげ落ちて行く哀れさ??を表現したかったのです。ふわりの方が良かったですかね?【文庫】

 

〇 昨今の師は走らないただ座る 十塩

■句評/昔なら、お師匠さんもお坊さんも暮れには檀家廻りで忙しかったのでしょうが、今はそんな事もなさそうですからね。偉そうに来るのを待っていると云う事かな。コロナ禍で陰鬱だった師走の光景も少しずつ戻りつつあるようですね。

□作者/ネット社会になって、仕事もリモートワークですから、いちいち行き来しなくとも事足りる時代。パソコンの前で、またスマホを手にご挨拶なんて事もあるのかと思いました。生身の人同士が触れ合わない世界ってどうなのかな。【十塩】

 

〇 もう一つ心が欲しい毛の生えた 志津代

■句評/小心者としては、共感できますね。毛の生えたような心臓が欲しい。でも、繊細な心根もと、実に贅沢な欲求ではあるのですが。下五の座りが悪いので、語順を変えてみたらどうだろう?(毛の生えた心も欲しいもう一つ)とかね。毛の生えたと云う表現をもう少し綺麗な言い方に変えた方が良いと思う。

□作者/ご推察の通りですので説明は無用かとおもいますが、常々自身がそう渇望していることなのです。語順は確かにそうですね。句のリズムも好くなります。毛の生えた心臓に変わる言葉って何でしょうね???【志津代】

 

〇 甘納豆今年はオニへ投げようか 岩嬉

■句評/節分の豆は、煎り豆が定番のはずですが、今年は甘納豆ですか。何か鬼に感謝することでもあったかな?もともと煎り豆は、鬼さんの好物だったみたいですよ。鬼さんが豆をしつこくねだるから、小石を混ぜて食べさせたら歯がボロボロ、以来、豆が大嫌いになったとか。あまり美味しいものを与えると頻繁に鬼が来るのでは?

□作者/鬼は、そもそもワル者ではありません。人は異端の人を毛嫌いしがちですが、その象徴的表現が鬼なんですよ。ですから、私は、毎年、殻付き落花生を蒔いていましたが、歯に自信がなくなってきましたから、今年は甘納豆にしようかな?と思ったわけです。投げるより、上げるの方がいいと云うご意見もありましたから、鬼にやりましょうとでもしますかね。【岩嬉】

 

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今月の学び 

下五を大事にすること!

下五が、句全体の印象や後味を決める。

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塩竈神社の初詣(4日)

境内には桜が咲いていました(四季桜)

第2部 「 句  会 」

 

今月の宿題・選者および入選句は次のとおり。

 

◎宿題『めぐる』 橋爪志津代 選

月火と一週間の星めぐり 文庫

にらめっこしようかバッハベートーヴェン 岩嬉

花散って今日が桜の大晦日 まさき

歳重ね巡る季節の遍路道 十塩

■秀句

寒生まれ熱燗好きは産湯から 岩嬉

非番の日巡査ナンパで声を掛け まさき

時巡り子供は親の影を踏む 十塩

■特選

大中り地獄百景ご招待 文庫

軸吟 夜空仰ぐ今年も会えたオリオン座

 

◎宿題『自由吟』 島 文庫 選

大臣の名覚える間なく変わりゆく 十塩

学ぼうか冬眠の知恵合理性 志津代

チェーン巻く手間を惜しんでかかる手間 まさき

短針の周回遅れもマイペース 岩嬉

■秀句

振る舞った蟹鍋食費ひと月分 志津代

元カレの写真も燃やすどんと祭 まさき

ほっとけばいつかはきっともどる金 岩嬉

■特選

休みなくサイレン響く老い団地

軸吟 点滅がエイトビートの交差点

 

1月の仙台句会風景

 

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  令和5年2月の句会開催予定

開催日時   令和5年2月18日(土) 午後1時から

開催場所   仙台市荒町市民センター 第1会議室

宿   題   「マイナンバー」 「自由吟」 の各2句

参加費用   会員 1,000円  会員以外 1,200円

なお、ご参加の方は、会日の1週間前まで、句評会用の雑詠1句をウエブ申込みの際、ご提出下さい。

 

令和5年3月の句会予告

開催日時   令和5年3月18日(土) 午後1時から

開催場所   仙台市荒町市民センター 第1会議室

宿   題   「離れる」 「自由吟」 の各2句

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あなたも川柳句会を体験してみませんか?

見学は無料、未経験の方でもОKです!

ご自由に、会場へお越し下さい。

句会に参加される方は、下記ホームページから、

「仙台句会」の案内ページに入り、

必要事項を記入のうえ、お申し込み下さい。

https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/

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