5月の第2日曜日は「母の日」だったんですね。
母の日が近ずくと、花屋さんの店頭に沢山のカーネーションが並びますが、カーネーションと一緒に紫陽花の鉢植えが並んでいます。近頃は紫陽花もお母上に献上するようです。紫陽花とと云うと七変化とか、移り気とか、あまり良いイメージではなさそうですが・・・。
不思議に思いましたので、花屋さんのお嬢さんに尋ねてみましたら、紫陽花の花言葉から来ているようです。
色によってそれも変わるらしく、白は「寛容」、赤紫は「元気な女性」、青紫は「辛抱強い愛情」、「家族の団らん」とか「仲良し」とかの意味もあるそうです。ヒネた私には、「紫陽花!お前もか!」と思えてしかたありません。(笑)
仙台の令和5月は百花繚乱。街では「青葉祭り」の雀踊りで華やいでいます。今が一番好い季節ですね。

第117回 川柳マガジンクラブ仙台句会
開 催 日 令和1年5月18日(土)
開催場所 仙台市太白区中央市民センター
参 加 者
西村晴子さん、柳川ひょうごさん、
笹美弥子さん、矢口瑛香さん、
佐藤安子さん、佐藤岩嬉さん、島文庫、の7名
第1部 「 句 評 会 」
定例の句評会からの報告です。
連休の十日終日のたりかな
■句評/連休中、ずっとのんびりしていたと云うわけですね。蕪村の句の本歌取りでしょうか?「かな」の切れ字が気になる。本歌取りは選者を試しているようで嫌味な感じがする。
■作者「文庫」/本歌取りの川柳の良し悪しをお聞きしたく出しました。「かな」と詠嘆したのは、長い休みなのにボーッと終ってしまったことを後悔しての「かな」なんです。
寄り添うこと目に焼き付けて平成去る
■句評/上五、下五が字余りの破調。思い切りましたね。
上皇、上皇后さまのことですね。確かにおっしゃる通り、去り際の印象は「涼風の如し」でした。我らビギナーは、先ず定型に整えることに工夫すべきかと。まだまだ推敲の余地がありそうだ。(「平成去る寄り添うことを焼き付けて」せめて6・7・5音字に)
■作者「志津代」/志津代さんは今月お休みでした。
新緑に弾ける杜のすずめっこ
■句評/一読明快、よい句ですね。雀踊りは今日が初日、タイムリーな一句です。「すずめっこ」のカナ表記に意味があるのかな?カナ表記は意外に読みにくいよね。
■作者「安子」/そのままの句です(笑)地元の踊りを知っていると何かと便利ですよ。カナ表記は可愛らしさが出ればと思いまして・・・。
ゴキブリもどこでもトアを隠し持つ
■句評/無条件に面白い!ゴキブリの神出鬼没さがよく表現されている。(最近はゴキブリを見なくなった)
■作者「岩嬉」/ゴキブリは人類より長く生息している。そんな意味でゴキブリは人類より賢いのかも?ヒネてますかね。(笑)
申告終え肩の荷おろし飲むビール
■句評/確定申告でしょうか?お疲れ様です。それで、きっちり節税できたのでしょうね。解ります。そんな、ビールは旨いものです。ワインではこうはいきません。
■作者「瑛香」/このまんまです。医療控除の準備が大変なのです。汗を掻いたあとはやっぱりビールですね。
親子孫そろい和やか手を繋ぐ
■句評/「親子孫」を「三世代」にした方がスッキリするのでは?そこはかと温かさが伝わってきますね。「手を繋ぐ」とあるから、あえて「和やか」は要らないのでは?(「三世代お手て繋いで宮参り」ではどうでしょう?)
■作者「晴子」/連休中、親子孫が久しぶりに一堂に介しましたので、皆で手を繋ごうということになりまして・・・。和むの代わりに何を織込んだらいいんでしょう?
出先では下りて亭主いばらせる
■句評/貞女の鏡ですね。自虐ネタは反面のろけですよ。ご主人を大切にされているのですね。うらやましい。
■作者「美弥子」/方向音痴だから、半歩下って歩くのです。そうすると一見、夫を立てているように見えるでしょ。
交差点危険隠れた点と線
■句評/危険な点と線て何だろう?松本清張の小説にもあったよね。あの点と線かな?最近の交差点事故のことだろうけど、難解句ですね。(作者の創作意図を聞いて、ならば、中七を変え「交差点逸る車の点と線」ではどうだろう)
■作者「ひょうご」/最近、交差点での重大事故が多いですね。右折の際、対向車との距離感がなくなるのは、加齢による動体視力の低下が原因だそうです。そんな意味あいの点と線です。
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今月の学び!
〇本歌取りには覚悟がいる! それの効果は100か0、ハイリスク。 〇破調のまえに充分な推敲を! これ以上、如何ともしがたいところまで。 〇感情形容詞は? 感情形容詞は、具体的な事柄表現に変える。 課題なら、読み込むことがベスト。
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第2部 「 句 会 」
今月の宿題と選者、結果は次の通りです。
宿題『告白』 笹美弥子 選
佳作
前身はトラだと野菜喰いながら 岩嬉
告白で気持ちがわかりドキドキに 晴子
告白をすれば濡場の二つ三つ 文庫
十七音恋の告白没にされ ひょうご
秀句
ドクダミも好きになってと花をつけ 岩嬉
あの告白時効にしたい嘘がある 瑛香
大声で「総理の耳はロバの耳」 文庫
特選
打ち明けた悩み拡散するネット 安子
軸吟 なにもかも打ち明け後の祭とす
宿題『若々しい』 佐藤岩嬉 選
佳作
服の色若々しくて心晴れ 晴子
青物のならぶAKBの店 文庫
兎跳びケンケンできて褒められる 美弥子
秀句
背筋伸ばし社交ダンスの蝶となる 安子
若々しい電話向うの妻の声 ひょうご
若々しい軍服姿永久の君 瑛香
特選
不老不死サザエさんちの井戸の水 文庫
軸吟 あっけらかん今日も煩悩三つ増え

5月の句会風景
6月句会の開催予定
開催日時 令和1年6月15日(土) 午後1時から
開催場所 仙台市太白区中央市民センター 3階
宿 題 「楽しい」2句、 「ローン」2句
会 費 会員1,000円、 非会員1,200円
※7月度の句会は「7月20日(土)」で、
宿題は「無論」と「拡大する」です。
あなたも川柳句会を体験してみませんか?
お試しの参加費は、無料です。
ご参加をお待ちしております。
※句会に参加ご希望の方は、下記のホームページから、
必要事項を記入してお申し込み下さい。
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