桜前線が着実に北上して来て、いよいよ春本番ですね。
仙台にも間もなく到来することと思いますが、何となくウキウキワクワクしてくるのは私だけでしょうか?
花は咲き、鳥は囀り、風爽やかな春うらら。ちょいと小旅行でもしましょうか。なんて気分になってきます。
そんな「花鳥風月」についての情緒的考察?を中ほどに掲載しましたご一読下さい。
第115回 川柳マガジンクラブ仙台句会
開 催 日 平成31年3月16日(土)
開催場所 仙台市太白区中央市民センター
参 加 者
西村晴子さん、矢口瑛香さん、柳川ひょうごさん、
佐藤安子さん、佐藤岩嬉さん、の5名
第1部 「 句 評 会 」
定例の句評会からの報告です。
〇あたたかな冬の日溜まり佇みぬ
■句評/作者は室内に居るのか?屋外なのか?どっちなんでしょう?陽だまりに佇むだから屋外でしょうね。春が近づいている様子がよく出ています。でも、何か物足りなさを感じます。
■作者「瑛香」/天気の良い日に外へ出て温かい日差しを浴びたときのことを詠みました。
〇善人の顔でアポ電やって来る
■句評/詐欺は命までは盗らないがアポ電はそうじゃない。殺人も厭わないんだから恐ろしい。詐欺の手口も増えて悪質になってきていますよね。詐欺師は善人の顔で来る。正にその通り。
■作者「安子」/色々な詐欺の情報が出されたのは良いが、どんどんそれを上回る手口が登場する。止める手立てはないものかと。何と言っても明日は我が身ですからね。
〇撃たれても何かやりそなゴン狐
■句評/童謡の「ごん狐」とあのゴーンさんをダブらせた取り合わせの句ですね。面白い。ゴーン氏に関しては色々な評価がありますが、基本的に庶民とはかけ離れた存在ですよ。
■作者「岩嬉」/何と言っても、10億円をポンと出せるお方だから。これから何をしてくるか。痩せても枯れてもカリスマですからね。
〇3元号生きて白寿を着地点
■句評/数字の3は漢字の三にした方がよいと思う。百と言わず白寿としたのもいい。(新元号の制定方法について議論?)
■作者「ひょうご」/昭和、平成、新元号の三つの時代を生きることになるのですが、ならばいっそ、百まで生きてやるか。との思いで作りました。
〇室内の居心地のよい指定席
■句評/定位置というのか、確かにいつもの席に誰かが座っているとガッカリしますね。そうでないと妙に落ち着かない(仙台弁で云うと「イズイ」感じですか)もう少し、場所が明確だとその気持ちがもっと伝わるのではないか。
■作者「晴子」/句会でもいつもの席に座るととても居心地がいいように、座っていて安心できる席ってありますよね。
今月の学び!
〇数字を使うときは、
アラビア数字? 漢数字?
意図にマッチしたものか吟味しよう!
例えは、よく見かける例として
「3・11」は、アラビア数字
「九条」「二つ三つ」などは、漢数字
♣
花 鳥 風 月
「花鳥風月」といえば風流の代名詞。絵心がおありの方にとってはもっともポピュラーな題材かと存じます。その中の「風月」について少々面白い発見?がありましたのでご紹介します。
おそらく、多くの皆さんは既に常識とお思いでしょうが、当ブログの管理人がたまたま辞書を開いたとき、これを発見して「なるほど!」と感心した次第です。
「風月」は「広辞苑」によりますと、「①清風と明月。②風や月を材料として詩歌を作ること。また、文才のあること。」と記述されておりまして、太平記を例にとり天満天神、つまり、菅原道真公が「風月」の典型だと結んでいます。例の「東風吹かば・・・」ですよね。
和歌や俳句には多く「風」や「月」が用いられますが、川柳ではどうなんでしょうか?思いついたままパラパラと大家お三方の御本を拾い読みしてみましたところ、
一匹狼風と闘い風を生む (三太郎)
冬の犬すべてに飢えて風を咬む (三太郎)
葦折れぬただそれだけの風の中 (三太郎)
と川上三太郎さんの川柳に「風」は登場するのですが、「月」はあまり見当たりません。
また、岸本水府さんの作品に至っては「風」も「月」もあまり見当たらないのです。(注意力が足りなかったのかも知れませんが)
昨年の三春の滝桜
ところが、現代川柳の時実新子さんでは
死者はただ黙す無力な月は照る (新子)
骨肉のがんじがらめよ鎌の月 (新子)
ののしりのはての身重ね 昼の月 (新子)
とばかり、「月」が多く登場してくるのです。
女性と男性の違いということもあるのでしょうか。それにしても「風月」の少ないことに意外な驚きを覚えました。
何分、稚拙な管理人の思い付きですから、どこまで信用できるか疑わしいものですが、こんなテーマで研究してみるのも面白と思ったのですが、如何でしょうか。
第2部 「 句 会 」
今月の宿題と選者、結果は次の通りです。
◎宿題『人参』 西村晴子 選
・佳作
人参の本葉間引きし朝餉の具 ひょうご
メロンより甘い人参出てきたよ 映香
人参を飾り切りして娘の弁当 ひょうご
給食の人参人気甘いから 映香
・秀句
人参嫌いピーマン嫌いに追い抜かれ 岩嬉
復興のイカ人参に進む盃 安子
人参が嫌いになった馬の脚 岩嬉
・特選
皿の隅残されべそをかく人参 安子
・軸吟
彩りに人参入れたお弁当
◎宿題『ややこしい』 佐藤岩嬉 選
・佳作
ややこしい説明文に四苦八苦 晴子
ややこしいああややこしい嫁姑 ひょうご
家電買えば老いを泣かせる説明書 安子
あーら不思議木偶坊解くからむ糸 映香
・秀句
ややこしいダンスで足のからみ合い 晴子
ややこしい続柄聞く披露宴 安子
首つっこみ話だんだんややこしく 映香
・特選
ややこしい隣国からの偏西風 ひょうご
・軸吟
妹の夫の姉が兄の妻
句会メンバー紹介
大久保もとじさん

4月句会の開催予定
開催日時 平成31年4月20日(土) 午後 1 時から
開催場所 仙台市太白区中央市民センター 3階
宿 題 「ふっくら」 2句、 「わるさ」 2句
会 費 会員1,000円、 非会員1,200円
※5月度の句会は「5月18日(土)」です。
あなたも川柳句会を体験してみませんか?
お試しの参加費は、無料です。
ご参加をお待ちしております。
※句会に参加ご希望の方は、下記のホームページから、
必要事項を記入してお申し込み下さい。
https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/
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