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立冬も過ぎ、仙台はいよいよ冬の装いとなりました。仙台句会も冬枯れでしょうか?今月の参加者は6名と少し寂しい感じですが、句評会では熱い議論が交わされました。

また、仙台の11月はイベントも端境期で、特にご紹介できる大きな行事も有りませんでした。

今回は伊達政宗公が築城したお城とその豆知識をご紹介したいと思います。さとう宗幸さんの「青葉城恋歌」のタイトルでもお馴染みのお城ですが、正しくは「仙台城」と云います。仙台市街の南西部に位置する青葉山に築城されたので、通称「青葉城」と呼ばれています。(詳しくは、本ブロクの中ほどをご覧ください。)

 


 

 第111回川柳マガジンクラブ仙台句会

 

開催日時    平成30年11月17日(土曜日)

開催場所   仙台市太白区中央市民センター

参 加 者   

笹美弥子さん、矢口瑛香さん、柳川ひょうごさん、

佐藤安子さん、佐藤岩嬉さん、島文庫(管理人)の6名

 


 

第1部 「 句 評 会 」

 

定例の句評会からの報告です。

 

〇冬枯れた梅遊び来る「君の名は」

■句評/冬枯れた梅が遊びに来て「あんた誰?」って聞いた???意味がよく分からない。映画の課題吟と聞いて???二句一章の仕立てであれば、二句が離れ過ぎではないか?例えば、枯れ枝に鳥待ちわびる「君の名は」なんていかがでしょう?

■作者(ひょうご)/映画の課題の没句です。「君の名は」の映画を題材に作ってみたのですが・・・。冬、梅の枯れ枝に鳥がとまっている情景で「君の名は」をイメージさせたかった。

 

〇出雲から神さま戻り一一・ニニ

■句評/11・22は良い夫婦の日のことですね。この日に結婚する人が多いそうですから、そのことでしょう。一般受けのする句ですね。最近、縦書きのアラビア数字の表記を見かけますが、あれは、どうかと思います。漢字表記にすべきじゃないかと思うのですが。(創作意図を反映した結果の表記だからそれも有り。との意見も)

■作者(文庫)/11月22日は良い夫婦の日だそうで、それにちなんで作りましたが、神様と結び付けたのは安直でした。日付などの数字表記について、議論したいと思いまして出しました。

 

〇悪友へペットフードの缶を開け

■句評/面白い。ペットフードも立派な食材ですが(笑)。悪友と言っているが、ホントは仲の良い友達でジョークのつもりなんでしょうね。ほんとに嫌な奴を食事に誘ったりしないものね。

■作者(岩嬉)/夜遅くに客を連れて来た夫に対する奥さんの気持ちを察しまして。酔っぱらってしまったら、何を飲んでも、何を食べても皆いっしょ!底意地が悪いですから、当然、没句でした(笑)

 

〇激動の年に褒美が二つ三つ

■句評/なるほどなるほど。今年は大変な事が多かったですね。師走が迫って来て、良いことが続いたんですね。まさに「人生は糾える縄」ですね。

■作者(安子)/今年は、年初から身内の不幸が続き落ち込んでいたのですが、ここに来て、よいことがポンポンと続きました。ありがたいことです。

 

〇今だからあの日のことを語らねば

■句評/この句はあの日がポイントですね。震災とか、戦争とか、次代の人に語りつぐ。是非、経験者に生のお話をお願いしたい。瑛香さんには川柳を通じてね。(瑛香さん、句集を編んで!)

■作者(瑛香)/今年、90才。戦時中、空襲を経験した者として若い人たちにその悲惨さを語り継ぐ責任があると痛感しています。句集を編むなんて恐れ多いですよ。

 

〇見る聞くも素通りできぬ好奇心

■句評/幾つになっても好奇心の持てる人が羨ましい。無関心、無感動になり易いのに。若い証拠ですよ。

■作者(美弥子)/自分の事ではありません。ご近所さんの事なんです。町内の色々な情報をかき集めてきて教えてくれるのですが、少々、有難迷惑でして・・・。

 

今月の学び!

〇二句一章の句は、

付かず離れず、適度な距離感が大事!

〇数字の表記?

縦書きには、漢字表記が最適!

創作意図次第。アラビア数字だってあり。


  

仙臺に独眼竜が夢の跡 文庫

伊達政宗公騎馬像

仙台市街南西部に見える青葉山に「仙台城」があります。このお城は1601年、伊達政宗公が35才の時に築城したものと云われています。本丸があった所は天然の要害で、東は断崖絶壁、南は渓谷と青葉山、広瀬川がぐるりと山に巻きつくように流れている山城で、まさに天然の要害と呼ぶにふさわしい立地にありました。そのため、一般的なお城のように何層にもなる天守閣はなく、平屋の本丸だったようです。

仙台城本丸跡から仙台市街を眺める

仙台城本丸跡(復元)

関ヶ原の合戦以降は徳川の安定政権となって、山城の要害はその目的を失い、政宗公は第二のお城「若林城」を仙台市街南東部に築城しました。このお城は太平の世を象徴するように平野部に建てられた平城でしたが、築城後、8年ほどで政宗公が他界し、その後、お城を青葉山のすそ野にあるニの丸へ移築して政務の拠点としたとのことです。ちなみに、若林城跡には、現在、宮城刑務所が立っていますが、その地形はお城が建っていたころとほとんど同じだそうです。

元若林城(現在、宮城刑務所)

現在、青葉山の仙台城跡には政宗公の騎馬像ゃ復元した本丸跡地があり、そこは仙台市街が一望できる景勝地でもあります。

また、土井晩翠先生の「荒城の月」の歌碑や胸像も建っていますよ。晩翠先生についてはいつかご案内したいと思います。

荒城の月を作詞、土井晩翠先生像

 


 

第2部 「 句  会 」

 

今月の宿題と選者、結果は次の通りです。

 

◎宿題『ルンルン』 矢口瑛香 選

 

フェルメール展長蛇の列もなんのその 安子

牛肉をたべる隔月十五日 文庫

・秀句

いつどこで落としたのかと聞かれても 岩嬉

新婚の三つきスキップして帰り 文庫

切符手にウキウキと待つミュージカル 安子

・特選

温もりに触れてテンション上がる秋 美弥子

・軸吟

トランプは何時もるんるん強気なり 瑛香

 

◎宿題『改造』 島文庫 選 

 

騒音を撒き散らし行く改造車 安子

悪癖は生まれかわるか死をまつか 瑛香

・秀句

改造し主婦は特許で大儲け 安子

一強内閣 改造という改ざん ひょうご

ロボットが改造論へ口はさむ 美弥子

・特選

売れぬ本改訂版は袋とじ 岩嬉

・軸吟

カイゼンが寓話になった日本製 文庫

 

11月の句会風景です。

仙台句会メンバー紹介

柳川ひょうごさん

 


 

 12月句会の開催予定

開催日時  平成30年12月15日(土) 午後 1 時から

開催場所  仙台市太白区中央市民センター 3階

宿  題  「日一日」 2句、  「 光 」 2句

会  費  会員1,000円、 非会員1,200円

 


 

仙台句会忘年会のお知らせ

12月の句会終了後、下記のとおり恒例の忘年会を開催します。ふるってご参加下さい。

場所 ふじやホテル(市民センターの南3軒隣)

時間 句会終了後、午後4時から

会費 3000円

 


 

あなたも川柳句会を体験してみませんか?

お試しの参加費は、無料です。

ご参加をお待ちしております

※句会に参加ご希望の方は、下記のホームページから、

必要事項を記入してお申し込み下さい。

https://shinyokan.jp/senryuclub/sendai/


 

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